李復 りふく
739-797
中唐の宗室・官人・藩鎮。
李斉物の子。その世系は太祖
李虎→鄭孝王
李亮→淮南王
李神通→
李孝鋭→李璟→
李斉物→李復である。字は初陽。蔭位により江陵司録参軍となり、
衛伯玉に認められて江陵県令となった。饒州・蘇州の二州刺史を歴任。
李希烈が叛くと、荊南節度使
張伯儀麾下の少尹、充行軍司馬となって補佐した。容州刺史、容管招討使を兼任。嶺南節度使、鄭滑節度使を歴任。検校尚書右僕射となった。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
『新唐書』
巻七十八 列伝第三 宗室 太祖諸子 淮安靖王神通 斉物 復
『旧唐書』巻一百一十二 列伝第六十二 李暠 斉物子復
外部リンク
最終更新:2024年09月30日 00:06