魏国夫人賀蘭氏

魏国夫人賀蘭氏

?-666
初唐の妃嬪。賀蘭越石と韓国夫人の娘。兄弟に賀蘭敏之が、叔母に武則天がいる。叔母が高宗の寵愛を得ると、母と共に次第に宮中に出入りするようになり、美貌が高宗の眼にとまって、寵愛を受けたことが武則天の怒りに触れ、外祖母栄国夫人のもとでの会食の際に毒を盛られて殺害され、その罪は武惟良に着せられて誅殺された。

史料

『新唐書』巻七十六 列伝第一 后妃上 高宗則天武皇后
『新唐書』巻二百六 列伝第一百三十一 外戚 武士彠

外部リンク

維基百科 賀蘭氏 (魏國夫人)(中文)