韋琨 いこん
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初唐の官人。字は玄理。雍州万年県(陝西省西安市長安区)の人。名門の京兆韋氏の傍系である鄖公房の出身。北周の大司空の韋孝寛の孫。韋津の子。太子洗馬となって
李承乾に仕えて諌めたから、李承乾が廃太子となると、
太宗によって給事中に抜擢された。
高宗が皇太子であったときに中舎人となり、武陽県侯に封ぜられた。
李弘が皇太子となると右中護為詹事に任じられた。『永徽五礼』の編纂に関わった。孫に
韋抗、曾孫に
韋丹がいる。
列伝
外部リンク
最終更新:2025年08月29日 19:57