袁履謙 えんりけん
?-756
盛唐の官人。常山長史。常山太守
顔杲卿の部下で、安史の乱がおこると、顔杲卿とともに
安禄山に謁見して緋衣を賜ったが、顔杲卿とともに安禄山の打倒を決意し、顔杲卿が安禄山に対する挙兵を図る間に常山の政務をとった。まず土山に駐屯する安禄山の将軍
李欽湊を酔わせて殺害し、その功績は
王承業の虚偽の報告によって奪われたが、王承業の虚偽が発覚すると常山太守を授けられた。常山が陥落すると捕らえられて顔杲卿とともに洛陽に送られ、処刑時に手足を断たれたが、通りかかった
何千年の弟に血を吹きかけたから、切り刻まれた。顔杲卿と同じ穴に死体を遺棄されたが、後に
顔泉明に回収されて葬られた。
列伝
最終更新:2025年08月01日 00:05