王長諧 おうちょうかい
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隋末・初唐の武将。戦国魏の信陵君の後裔とされる京兆王氏の出身。王直の子。大業十三年(617)六月、
高祖が挙兵すると統軍に任じられた。同年九月、
孫華・
白玄度がそれぞれ唐軍と合流し、王長諧は
劉弘基と共に渡河すると、
屈突通が
桑顕和をに軍数千を授けて夜襲してきて不利となったが、
太宗の遊騎兵数百がその背後を援護したため、桑顕和は敗走した。卒すると
献陵に陪葬された。子に王徳玄がいる。
本紀・表・史料
『新唐書』
巻一 本紀第一 高祖 即位前紀 大業十三年六月己卯条
『新唐書』巻七十二中 表第十二中 宰相世系二中 王氏 京兆王氏
『旧唐書』巻一 紀第一 高祖 即位前紀 大業十三年九月壬寅条
『唐会要』巻二十一 陪陵名位
外部リンク
最終更新:2025年08月17日 11:35