中宗廟
長安、皇城に位置した施設。皇城内、
安上門街の東の
太廟のさらに東、第七横街の北に位置し、東に
元献皇后廟が位置した。
中宗は太廟に祀られていたが、開元四年(714)
陳貞節・
蘇献の建言により、太廟から出て中宗廟が設けられた。当初は
儀坤廟を中宗廟としたが、太廟の西側に改めて建立された。
史料
『旧唐書』巻二十五 志第五 礼儀五 太廟
参考文献
徐松 撰、愛宕元 訳注『唐両京城坊攷 長安と洛陽(東洋文庫577)』(平凡社、1994年)
最終更新:2025年10月24日 01:49