元献皇后廟
長安、皇城に位置した施設。皇城内、
安上門街の東の
太廟・
中宗廟の東、第七横街の北に位置し、西に太廟署が位置した。
玄宗の寵姫で、
粛宗の母である
元献皇后楊氏の廟である。乾元元年(758)建立された。宝応二年(763),神主(位牌)を太廟に遷された。貞元三年(787)に修築し、
昭徳皇后の神主を安置した。永貞元年(805)に太廟に併せ祀られた。
参考文献
徐松 撰、愛宕元 訳注『唐両京城坊攷 長安と洛陽(東洋文庫577)』(平凡社、1994年)
最終更新:2025年10月24日 09:03