史崇玄 しすうげん
?-713
唐代の道士。懐州河内県の人。縫靴職人の後、道士となり、
太平公主に属して
太清観主となる。神龍二年(707)二月、五品を授けられ、後、光禄大夫・鴻臚卿・河内郡開国・上柱国を拝す。景雲二年(711)、
金仙公主・
玉真公主の出俗に際して尊師となり、権勢を誇ったが、
太平公主の変で誅殺された。著作に『一切道経音義(道蔵音義目録)』がある。
志・列伝・史料
『新唐書』
巻五十九 志第四十九 芸文三 丙部子録 道家類 神仙
『新唐書』
巻八十三 列伝第八 諸帝公主 睿宗十一女 金仙公主
『朝野僉載』巻五 道士史崇玄
『一切道経音義』妙門由起序
『伝授三洞經戒法録略説』
参考文献
最終更新:2024年11月05日 00:03