阿布思

阿布思

?-753
鉄勒の首長。東突厥の滅亡とともに唐に帰順して、玄宗より李献忠と賜名され、朔方節度副使となったが、東隣の安禄山と権勢を争い、天宝十一年(752)に安禄山が起した契丹遠征の真意を猜疑して離叛し、敗れて西奔した。葛邏禄(カルルク)に捕らえら、長安で斬られた。阿布思・李林甫の死後、両者がともに加担していたと誣告され、李林甫の一族は配流となった。

列伝


参考文献

菅沼愛語「安史の乱直前の唐の外征及び対外政策ー七五一年の三つの大敗に象徴される唐の内政・外政の異常化の様相ー」(『京都女子大学大学院文学研究科研究紀要 史学編』第10号、2011年3月)
http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/bitstream/11173/1818/1/0070_010_003.pdf

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最終更新:2023年08月23日 21:59
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