崔昭緯 さいしょうい
?-896
唐末の宰相(在任891-895)・貴族。字は蘊曜。清河郡東武城県の人で、唐代に「七姓十家」と称された名門・清河崔氏の分家・南祖崔氏の出。崔璙の子。崔庇の孫。科挙に及第し、戸部侍郎、知誥制、同平章事を歴任した。宦官と通じて外は藩鎮と結び、
杜譲能、
韋昭度を殺し、同族の
崔胤を推薦して宰相とした。
昭宗に憎まれ、宰相を罷免され右僕射となり、また梧州司馬に左遷され、
朱全忠に救出を求めたものの死を賜り、江陵で処刑された。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2025年01月28日 13:03