呂用之
?-888
唐末の道士。
高駢の権臣。鄱陽の人。商売を行う家で、九華山の方士の牛弘徽に仕え、鬼術を操ることができ、薬を広陵の市に売った。
兪公楚の推薦によって高駢に仕え、妖術をもって高駢を誑かし、高駢に道教の修行を行わせて実権を握り、多くの将を殺害したため、
畢師鐸が呂用之・
張守一・
諸葛殷の誅殺を名目に挙兵し、抗戦したものの呂用之は敗れて逃走し、
楊行密に帰順した。高駢が殺害されると、
楊行密に腰斬の刑に処され、一族郎党は誅殺された。
列伝・史料
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最終更新:2023年02月19日 01:24