太清宮

太清宮

長安大寧坊にあった道観。天宝元年(742)玄元皇帝廟として建立され、翌年太清宮と改号された。後に玄宗粛宗の像を太清宮に安置し、また李林甫陳希烈の像を磨いて左右の序に並べてあったが、代宗の時、李林甫・陳希烈の像は撤去されて太清宮中に埋められた。広明年間(880-881)初頭、盧攜が太清宮使となり、像を発掘して輦車で京兆に送って破壊した。

列伝・史料

『新唐書』巻二百二十三上 列伝第一百四十八上 姦臣上 李林甫
『旧唐書』巻九 本紀第九 玄宗下 天宝二年三月壬子条

参考文献

徐松 撰、愛宕元 訳注『唐両京城坊攷 長安と洛陽(東洋文庫577)』(平凡社、1994年)

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最終更新:2024年08月14日 22:16
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