オープニング ◆PicKFEeSNM
「おい。……おい、起きろ。」
「んー志村さん。もう少し寝かせて……ムニャムニャ」
「いい加減に起きろ。」
あれ、志村さん声低くなった?
「んー志村さん。もう少し寝かせて……ムニャムニャ」
「いい加減に起きろ。」
あれ、志村さん声低くなった?
スッパーーーン!!
軽い音が辺りに響く。どこから取り出したのかピコピコハンマーで起こしてくれた少年の頭を叩いた。
「って羽山!? あんた、まさか私の寝込みを襲いにきたの!?」
「違ーよ。誰がお前みたいな色気の無いやつを。気づいたらここにいたからてっきりお前の仕業だと思ったんだが…」
「って羽山!? あんた、まさか私の寝込みを襲いにきたの!?」
「違ーよ。誰がお前みたいな色気の無いやつを。気づいたらここにいたからてっきりお前の仕業だと思ったんだが…」
そういえばいつもの自分の部屋では無い。薄暗くてよく見えないがどこかの宮殿の広間のような場所だった。
自分達以外にも何人もいや、何十人もまわりにいるようだ。
突然広間中央の台座に明かりが灯る。
自分達以外にも何人もいや、何十人もまわりにいるようだ。
突然広間中央の台座に明かりが灯る。
『お目覚めかな、諸君。』
金髪の男が出てきた。男は続ける。
金髪の男が出てきた。男は続ける。
『早速だが、君たちには最後の一人になるまで殺し合いをしてもらいたい。』
あまりに唐突なその言動、理解が追いつかない。
普段の生活なら何を言ってるんだーと持ち前のピコピコハンマーで突っ込みを入れる所だが、男の声からはそれが冗談でなく本気ということが伺えて体がうまく動かない。
普段の生活なら何を言ってるんだーと持ち前のピコピコハンマーで突っ込みを入れる所だが、男の声からはそれが冗談でなく本気ということが伺えて体がうまく動かない。
◇◇◇
最初はホスト部の先輩の誰かに連れ去られたのかと思っていた。お金持ちの人ってのは色々とめんどくさい過程を経て行動にでるものだと認識しているからだ。
古代中国の思わせる鎧を着用した金髪の男が出てきた。
一瞬、環先輩の顔が浮かんだがどうやら別人のようだ。出てきた男の方が長髪で環先輩より真面目そうだ。
あんな人もホスト部みたいにコスプレするのかと私は間の抜けたことを考えていた。
古代中国の思わせる鎧を着用した金髪の男が出てきた。
一瞬、環先輩の顔が浮かんだがどうやら別人のようだ。出てきた男の方が長髪で環先輩より真面目そうだ。
あんな人もホスト部みたいにコスプレするのかと私は間の抜けたことを考えていた。
「ちょっと心宿!どういうことなの!そんなのあたしは命令していない!」
『これはこれは唯さま。実はもう神獣を召喚するのに貴方の力をお借りする必要は無いのです。』
なにやら中学生くらいの女の子と言い合いをしている。神獣? そういえばあの男のいる台座の周りにある4つの像ってたしか……
なにやら中学生くらいの女の子と言い合いをしている。神獣? そういえばあの男のいる台座の周りにある4つの像ってたしか……
『今自由に動けない者も何人かいるだろう。申し訳ないが進行を邪魔しそうな者にはこちらで予め動きを封じさせてもらった。』
『君たちには四神召喚の儀式の為の生贄となってもらう。最後の一人になるまで殺し合いをしてもらおう。』
『もう気づいている者もいるかもしれないが、首輪をつけさせてもらった。その首輪には人間の首を簡単に吹っ飛ばせる爆弾が入っている。
いくつかの禁止事項を破った場合、即刻爆破するのでよく覚えていたほうがいいぞ。』
男の声を聞いて初めて首輪の存在に気づいた。ぴったりと首を覆う冷たい感触。少し引っ張ったくらいでは外れない。
いくつかの禁止事項を破った場合、即刻爆破するのでよく覚えていたほうがいいぞ。』
男の声を聞いて初めて首輪の存在に気づいた。ぴったりと首を覆う冷たい感触。少し引っ張ったくらいでは外れない。
『一つ目、首輪への強い衝撃を与えたり無理に外そうとした場合。
二つ目、会場から逃げ出そうとした場合。
三つ目、我々が指定した禁止エリアへ侵入した場合。
もちろん我々の任意でも爆破できるのでくれぐれも従順な態度でいてもらいたいな。』
二つ目、会場から逃げ出そうとした場合。
三つ目、我々が指定した禁止エリアへ侵入した場合。
もちろん我々の任意でも爆破できるのでくれぐれも従順な態度でいてもらいたいな。』
すごく冷たい笑顔だ。見ているものの心を凍りつかせるようだ。
『そして、開始から6時間毎にこちらから放送を行う。
内容は死者の発表、先程言った禁止エリアの提示、あと他にも何か伝えることもあるので聞き逃すことがないようにしておくんだな。』
内容は死者の発表、先程言った禁止エリアの提示、あと他にも何か伝えることもあるので聞き逃すことがないようにしておくんだな。』
『さらに褒美として優勝者には神獣への3つの願いのうち1つだけやろう。神獣はどんな願いでも叶える力を持っている。たとえそれがどんな願いでもな。』
ざわざわと声が聞こえだす。
どんな願いでも叶えられる?そんな漫画みたいな話を真剣に信じる人がいるものか。
いや、環先輩なら信じるかも……はぁ。
ざわざわと声が聞こえだす。
どんな願いでも叶えられる?そんな漫画みたいな話を真剣に信じる人がいるものか。
いや、環先輩なら信じるかも……はぁ。
『ああ、あと各自に支給品として水、食料、地図、またいくつかの武器なども配布する。願いを叶えたいというものには是非とも有効に使ってもらいたい。』
突然横槍が入る。金髪の男に詰め寄る黒髪の着物の人。
「ククク……お前何様のつもりだよ。十二支(あいつら)は僕のおもちゃだ。僕を楽しませるために生きて僕にだけ尽くしていればいいんだ。それを――」
「ククク……お前何様のつもりだよ。十二支(あいつら)は僕のおもちゃだ。僕を楽しませるために生きて僕にだけ尽くしていればいいんだ。それを――」
――パチン
男が指を鳴らす。
男が指を鳴らす。
少しの間を置いて何かが飛んだ。
「……慊人?」
知り合いだろうか、放心状態になっている人がいる。どこからか悲鳴も聞こえる。私は呆然としていた。
知り合いだろうか、放心状態になっている人がいる。どこからか悲鳴も聞こえる。私は呆然としていた。
『これで我々が本気なのはわかって頂けたかな? ではこれより召喚の儀式を開始する!』
男の言葉を合図に再び意識が遠くなる。再び広間に静寂が広がる。
【草摩 慊人@フルーツバスケット 死亡確認】
【残り人数 40名】
【残り人数 40名】