教育原理 3.教育課程 問題


問1.わが国の学校教育における教育課程について次の空欄に適切な語句を入れよ。
(『小学校学習指導要領解説 総則編』2008)
 学校において編成する教育課程とは、学校教育の(    )や(    )を達成するために、教育の内容を児童の(    )に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の(    )であると言うことができる。

問2.次の文に当てはまる教育課程の類型を答えよ。
① 19世紀末に至って自然科学の隆盛等を反映し内容が拡大されるのに応じて、知能・技能の学問体系に則して構成されたカリキュラム。体系知識の伝達に適するが子どもの興味から乖離しやすい。(      )
② 1920年代から登場した。子どもの生活や経験を基盤としている。子どもの興味・関心や生活環境を重視するため自主性が培われる一方、学習内容の系統化が困難。
(      )
③ 子どもに共通して基礎となる内容を中心に学習し、体系は前提としない。例えば社会科を学んでいて、必要に応じて算数や理科を学ぶこと。(      )
④ 1960年代アメリカでスプートニク・ショック等を背景とし、科学の発展に即応した教育が要求され、ブルーナーがウッズホール会議で「どの教科でも知的性格をそのままに保って、発達のどの段階の子どもにも効果的に教えることができる」という仮説を提示。この仮説に基づいて学問の構造を反映した教育課程。(      )

問3.教育課程の編成について、以下の文の空欄に適切な語句を入れよ。
  小学校の教育課程は、国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、過程及び体育の各教科(以下この節において「各教科」という。)、(    )、(    )、(    )並びに(    )によって編成するものとする。
  • 学校教育法施行規則第52条は、小学校の(    )として(    )が公示する小学校学習指導要領によるものとすると規定している。
  • 2002年1月17日文部科学省「確かな学力の向上のための2002アピール『学びのすすめ』」には「学習指導要領は(    )であり、理解の進んでいる子どもは、発展的な学習でより力を伸ばす」と明示された。

問4.教育課程編成の特例を5つ挙げよ。


問5.次の文の空欄に適切な語句を入れよ。
2000年12月の教育課程審議会答申「児童生徒の学習と教育課程の実施状況の評価の在り方について」
1)これからの評価の基本的な考え方
イ.これからの評価においては、観点別学習状況の評価を基本とした現行の評価方法を発展させ、(    )評価(いわゆる絶対評価)を一層重視するとともに、児童生徒一人一人の良い点や可能性、進歩の状況などを評価するため、(    )評価を工夫することが重要である。
2) 指導要録の改善についての基本方針
<小学校・中学校>
 第一に、(    )に示す基礎的・基本手金内容の確実な習得を図るなどの観点から、(    )に示す目標を実現しているかどうかの評価を重視し、現在いわゆる(    )評価を加味した(    )評価をすることとされている各教科の評定を、(    )評価(いわゆる絶対評価)に改めること。



こばやし
最終更新:2010年01月22日 12:14