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詩歌藩国の地形

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siika

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部品構造


  • 大部品: 詩歌藩国の地形 RD:55 評価値:9
    • 部品: 気候
    • 大部品: フィヨルド(詩歌藩国の地形) RD:2 評価値:1
      • 部品: 概要
      • 部品: 特徴
    • 大部品: 雪国の家(詩歌藩国の地形) RD:5 評価値:3
      • 部品: 丈夫な屋根
      • 部品: 雪囲い
      • 部品: 燃料タンク
      • 部品: タンクの仕様詳細
      • 部品: 二重窓
    • 大部品: 雪かき(詩歌藩国の地形) RD:2 評価値:1
      • 部品: 朝雪掻きの風景
      • 部品: 融雪機
    • 大部品: 夜空に浮かぶもの(詩歌藩国の地形) RD:4 評価値:3
      • 部品: 星
      • 部品: オーロラ
      • 部品: 極光信仰
      • 部品: オーロラの出現時間
    • 部品: 暖流
    • 部品: 沿岸部への影響
    • 部品: 南北を貫く山脈
    • 部品: 豊かな水源
    • 部品: 針葉樹
    • 部品: イリューシア湾
    • 部品: ラズライトライン
    • 部品: サファイアラグーン
    • 大部品: 水車小屋(詩歌藩国の地形) RD:3 評価値:2
      • 部品: 小屋
      • 部品: 使用用途
      • 部品: 水車
    • 大部品: 火山(詩歌藩国の地形) RD:17 評価値:6
      • 部品: 成層
      • 部品: 複成
      • 部品: 側火山
      • 部品: 火口
      • 部品: 帯水層
      • 部品: マグマ
      • 部品: 噴火様式
      • 部品: 地熱地帯
      • 部品: 観測
      • 部品: 地殻変動
      • 部品: 砂防ダム
      • 部品: 遊砂地
      • 部品: 導流堤
      • 部品: 地熱発電所
      • 部品: 湧き水
      • 部品: 土壌
      • 部品: 温泉
    • 大部品: 雪山 RD:13 評価値:6
      • 部品: 雪山とは
      • 部品: 動植物について
      • 部品: 雪という環境要因
      • 部品: 春に溶ける雪
      • 部品: なぜ雪が降るのか
      • 部品: 積雪がつくる環境
      • 部品: 冷却効果
      • 部品: 融雪水
      • 部品: 傾斜湿原
      • 部品: 土壌の凍結
      • 部品: アイスレンズ
      • 部品: 雪は布団のようなもの
      • 部品: 風衝地



部品定義


部品: 気候

詩歌藩国は、北国である。一応四季はあるものの、一年のうち半分近くは雪が振り続ける冬であり、気温が20度を超えることはまずない。
しかし多少体感気温は高く、これは、藩国を囲むようにして暖流が流れていることに起因する。
そのため、オーロラを観測することのできる国としては暖かい地域となっている。

部品: 概要

氷河の浸食作用により形成された、複雑な地形の湾・入り江のこと。湾の入口から湾奥まで幅があまり変わらず、非常に細長い形状の湾になっている。
フィヨルドはノルウェー語で「入り江」という意味をもっており、別名で峡湾ともいう。


部品: 特徴

湾口から湾奥まで湾の幅はほとんど変化なく、海岸線は断崖絶壁である場合が多い。かつて氷河が自身の重みにより山の斜面を削りながらゆっくり(速くても1年間に数百m)と進んだその名残のため、海底の部分は深いU字型になっている。おもに、寒帯の地域に多くみられる地形だ。
その複雑に入り組んだ湾の景観は美しく、観光名所として有名なものもある。


部品: 丈夫な屋根

雪の重みで家が潰れないよう、丈夫な屋根が使われている。水が漏れてこないようにしてあり、雪の重みで屋根が落ちる心配もない。

部品: 雪囲い

雪が屋根から滑り落ちる際、窓に当たって割れることがある。これを防ぐのが雪囲いである。比較的安価に取り付けることができ、かつ一定以上の効果が見込めるこの対策は多くの家が取り入れており、また推奨されている。

部品: 燃料タンク

家に備え付けで設置されているストーブ用のタンク。屋外に設置され、家内のストーブに給油をするためいちいち寒い中を給油する手間がはぶける。また長い冬に備えてタンクに給油する燃料配達人が仕事として成り立っている。

部品: タンクの仕様詳細

容積500リットルほどの標準タイプがまずあり、積雪量にあわせて脚の長さが違うトールレッグ、ショートレッグなどがある。また雪の影響を受けないようルーフ付きのタンクなどバリエーションがある。

部品: 二重窓

窓のサッシを2組用いて断熱効果を高めた窓のこと。内窓とも呼ばれる。北国のような寒冷地では断熱性向上のために昔から一般的に用いられているが、近年省エネルギーや防音対策の面からも有効とされ、温暖な地域でも使用する例が見られる。

部品: 朝雪掻きの風景

国内の主要な道路については民生用I=Dやトラック等や魔法を使って夜半のうちに雪掻きを行い、昼間に国民が不自由なく移動できるようにする。一方、各家庭内の庭先などでは国民がみずからスコップを持って雪掻きを行うのが詩歌藩の朝の風景である。

部品: 融雪機

地中に埋設する形で使用する簡易式の雪捨て場。魔法式と電気式と燃料式のものがあるが、熱で雪を溶かすことに変わりはない。3mほどの穴になるので落下防止網などは必須。

部品: 星

宇宙にまたたく天体のこと。詩歌藩国内からはよく見える。これは環境基本法によって大気汚染から護られているためであり、自然を大切にしようという風土もあいまって輝く星々を見ることができる。

部品: オーロラ

極光とも呼ぶ。天体の極域近辺で見られる大気の発光現象のこと。発生原理は、太陽風のプラズマが天体の磁力線に沿って高速で降下し大気の酸素原子や窒素原子を励起することによって発光すると考えられているが、その詳細にはいまだ不明な点が多い。

部品: 極光信仰

オーロラは自然現象とされているが、詩歌藩国内ではこれを神の起こす奇跡とし、信仰する地域もある。その細くたなびく様子から輝く蛇としてみるのだという。また生前の行いが良かった人は死後、オーロラの国(実質的に天国のこと)へ旅立つということになっている。

部品: オーロラの出現時間

多様な出現形態を持つオーロラという現象全体をみると、出現時間も多様である。典型的なオーロラの出現パターンの例を挙げると、夜21時や22時頃から極側にかすかなオーロラが見え始め、それが次第に低緯度側へ拡大し西の方へ広がっていき、弱い場合は東の方から消滅していくが、強い場合はブレイクアップに伴う鮮やかなオーロラが一時的に現れたあと弱いオーロラが継続し、翌朝6時頃明るくなるに伴い消滅していく。

部品: 暖流

海の水はたえず動いているが、決まった向きに流れるものを「海流」と呼ぶ。海流は海水の温度によって暖かい海流の「暖流」と冷たい海流の「寒流」にわけられる。島国である詩歌藩国のまわりを流れているのは暖流である。

部品: 沿岸部への影響

比較的高温・高塩分のためプランクトンは少なく、透明度が高い。暖流は周囲の大気を暖めて自身は冷やされる海流であり、沿岸部では温暖で湿潤な気候が保たれる。これは、暖流が大気を暖めて水蒸気を供給するとともに、上昇気流が発生して雨が降りやすくなるためでもある。

部品: 南北を貫く山脈

王都を包むように存在する壮麗な霊峰シュティオン。これが国の真ん中を縦断する形で続き、冷たい北風を防いでいる。雪崩などを警戒し、入山には国の許可が必要となっている。

部品: 豊かな水源

降雪が多いため、雪解け水がそのまま地面に吸収され水源として利用される。その一部はラズライトラインと呼ばれる河川を通じて藩国内で利用されている。

部品: 針葉樹

寒さに強く寒冷地でよく見られる。主に常緑高木で針や線のような葉を持つ。木材としてはソフトウッドと呼ばれ軽くて柔らかいものが多い。

部品: イリューシア湾

詩歌藩国王都西部にある藩国最大の港。一時は汚水による自然環境の悪化が議論を呼んだが、現在は汚水浄化設備も整い、湾の水質も改善された。今では最も汚水に対する規制が厳しい地域の一つとなっている。

部品: ラズライトライン

サファイアラグーンへ繋がる広大な川。王都内にも流れがある国民に親しまれた河川。川は水が動いて大量にある表面と内部がかき混ぜられるため熱の発散は平均化されてしまうので、部分的で急激な温度低下になりにくい。つまりとても寒い詩歌藩国内でも凍りにくいのである。

部品: サファイアラグーン

地熱で暖められた地下水脈が温水として噴出しており泳げるくらいに温かい。ラズライトラインと狭い海峡により外海に繋がっている。

部品: 小屋

川のそばに作られる水車を利用するための小屋。木製である場合がほとんど。まれにレンガ作りのものもある。牧歌的で見た目にも良く、観光客にも人気のスポットのひとつ。

部品: 使用用途

製粉、籾すり、杵つき、製材、製鉄、製糖などさまざまな用途に使用される。発電機と蓄電池を取り付けて発電に使用する場合もある。

部品: 水車

川の流れ(水の位置エネルギー)を受けて廻り、その力を伝導して様々なことに使われる。丈夫で川の流れに沿うようにしないとすぐに消耗する。

部品: 成層

何回も噴火を繰り返すことにより円錐形となった火山のことを成層火山と呼び、詩歌藩国の火山もこれに含まれる。溶岩流と火砕物が何層にも積み重なっている。

部品: 複成

何度も噴火を繰り返す火山のことを複成火山という。詩歌藩国の火山は複成火山である。これとは逆に1シリーズだけの噴火でできた火山を単成火山と呼ぶ。

部品: 側火山

大きな火山の山腹にできた小さな火山のことを側火山、または寄生火山と呼ぶ。詩歌藩国の火山には100箇所近い側火山が確認されているが、そのほとんどは海側を向いており、街側にはほとんど確認されていない。

部品: 火口

マグマや水蒸気などの噴出によってつくられた窪地のことを火口、または噴火口と呼ぶ。火口の底を火口底、壁を火口壁という。規模が大きくなり直径が1~2キロメートルを越えた窪地のことはカルデラと呼び区別する。

部品: 帯水層

地下水がたまっている層のこと。地下水が熱せられると噴気や温泉となる。サファイアラグーンなどの国内にある温泉はこの帯水層から流れ出ている温水であると考えられている。

部品: マグマ

地下に存在する岩石が溶けたものをマグマという。噴火の様子はマグマの組成によって変わる。マグマの組成は50~70パーセントが二酸化珪素で、少ない方から玄武岩質、安山岩質、デイサイト質、流紋岩質と呼ばれる。

部品: 噴火様式

詩歌藩国の火山は二酸化珪素が50%ほどの玄武岩質であり、あまり爆発的な噴火はしない。噴出時の温度は1200度ほどと高く、粘性が低いため薄く広がる。

部品: 地熱地帯

火山ガスや熱水によって温められて、高温になった地域を地熱地帯という。地熱地帯では温泉がでたり、地熱発電が行われたりしている。詩歌藩国の中でも山にほど近い王都などはほぼ地熱地帯となっている。

部品: 観測

火山の活動状況を把握したり、活動の推移を予測したりするために火山ではさまざまな観測が行われている。地震、微動などは地震計によって記録し、震源の場所から地下のマグマがどこにあるか推定したりする。

部品: 地殻変動

マグマが上昇すると山体が膨張するなど変形が起こる。そこで地面の動きを精密に測定することでマグマの位置や動きを推定する。地面の高さを測る測量(水準測量)や2点間の距離を測る測量(辺長測量)を行う。辺長測量では光の往復時間を利用して測る光波測距儀という機械を用いる。

部品: 砂防ダム

砂防堰堤とも呼ぶ。土石流や泥流を食い止めるために作られた堤防の一種。この堤防で流下してきた土砂を受け止め、下流へ流れる土砂の量を少なくしたり、勢いをやわらげたりする。

部品: 遊砂地

土石流や泥流の一部の幅を広げて流れてきた土砂のスピードを落として堆積させ、下流へ流下する土砂の量を少なくすることが目的の施設。

部品: 導流堤

土石流や泥流の方向を制御して、安全な方向に流下させ、土砂氾濫やその拡大を防ぐ堤防の一種。詩歌藩国で採用されているのは八の字を縦に並べた構造のもの。

部品: 地熱発電所

地熱発電は純国産の自然エネルギーであり、地下からとりだした蒸気の力でタービンを回すことによって電力を作り出す。一箇所で約5万キロワットほどの出力能力を持っている。また余った熱を山菜などのハウス栽培に利用する実験なども行われている。

部品: 湧き水

火山周辺の地質は水の浸透率が高いため、山麓は地下水に恵まれている。豊富な湧き水はミネラルウォーターとして使用される。また地下水が流れ込むサファイアラグーンは海水の塩分濃度が低くなるため、普通は湖に飛来する白鳥がやってくることもある。

部品: 土壌

降り積もった火山灰は長い時間を経てアルカリ化したり、水はけがよくなったりして、野菜の栽培に適した土壌となる。また火山から噴出した軽石が風化したものは園芸用にも使用される。

部品: 温泉

火山により暖められた地下水は高熱となる。その熱せられた地下水が様々な成分を含みつつ地上へ湧き出たのが温泉である。

部品: 雪山とは

純白の雪に包まれた山々は私達に静寂や荘厳といったイメージを抱かせる。そこに広がるのは生物が営みをいったん停止し、春の訪れをひたすら待つ世界である。

部品: 動植物について

適度な温度、光、そして水によって動植物の生命が支えられている以上、その活動の本番は夏である。では雪に閉ざされた長い冬は、生物にとってただやりすごすだけの時間にすぎないのだろうか?

部品: 雪という環境要因

植物にとって雪はやっかいな環境要因である。光や温度のようにその活動に直接作用する要因ではない。しかしいったん雪がつもると光や外気を遮断し、植物を取り巻く状況をいっぺんさせる。

部品: 春に溶ける雪

冬のあいだに積もった雪は春に溶けて再び水に戻るまでの間に刻一刻と性質を変え、ときには雪崩のようにダイナミックに移動する。その存在と振る舞いの多様さを考えれば、雪は植物の活動に直接、間接的に様々な影響を及ぼす要因といえよう。

部品: なぜ雪が降るのか

山地では水蒸気を含んだ季節風が山地にぶつかって強制的に上昇させられた時に多量の降雪をみる。したがって多量の降雪が起こるには豊富な水蒸気の供給源と強い季節風、そして季節風に立ちはだかる山地地形が必要である。

部品: 積雪がつくる環境

積雪はさまざまな形で植生に影響を与えるが、その影響のしかたは積雪の存在そのものが与える影響と、積雪が動くことによって与える影響に分けることができる。前者は主として積雪の保温効果、冷却効果、融雪水の効果などが、後者は斜面における積雪移動圧や雪崩の影響があげられる。

部品: 冷却効果

通常雪は0度より高温にならないので、春先や夏には冷源となる。真夏に雪が残る谷を歩くと、吹き降ろす冷たい風に雪の冷却効果を感じることができる。氷河ほどではないにせよ、平野部の積雪域でも無雪域よりははるかに温められにくいため、周辺の大気の動きや気温に影響を与える。

部品: 融雪水

融雪期になると雪は融雪水を供給し続ける。溶岩台地など水はけの悪い平坦な地形の上に多量の積雪があるところでは地下水位が高く維持されて湿原となる場合が多い。

部品: 傾斜湿原

一見傾斜していて水はけがよさそうな場所でも吹き溜まりによって暑い堆雪ができる場所では長い期間融雪水が供給され続けるために湿原が形成されることがあり、これを傾斜湿原と呼ぶ。

部品: 土壌の凍結

雪は優れた断熱材でもある。積雪の熱伝導率は2~23で密度が小さいほど小さく、密度が小さい新雪の熱伝導率は綿布の熱伝導率に近い。構造土やアースハンモックといった土壌凍結に起因する地形は稜線部の風衝地に限られ、大部分の地面は厚い積雪によって土壌凍結から保護される。

部品: アイスレンズ

土壌凍結が進行するときにアイスレンズが地面を持ち上げる圧力(凍上圧)は非常に強大で植物の根などはひとたまりもなく切断されてしまう。雪はこのような凍上害から植物をまもる断熱材となる。通常、20cmの積雪深があれば土壌凍結の進行を防ぐことができるといわれている。

部品: 雪は布団のようなもの

冬の気温が0度以下にならないところでは、多くの植物にとって雪がないほうが物質生産上有利である。しかし氷点下の気温になることが多く、しかも風の強い地方では積雪は低温や感想から植物を守る効果を持ち、積雪下の植物にしてみれば暖かい布団をかぶっているようなものである。また積雪の中では湿度は100%に保たれる。

部品: 風衝地

山に積もる雪は一般に標高が高いほど多くなる。しかし山頂や稜線付近など、とくに北西の季節風が強く吹き付ける場所では逆に少なくなる。こうした風衝地には植物もまばらな砂礫地が広がったり、草本や低木による独特な植物群落が分布している。



提出書式


 大部品: 詩歌藩国の地形 RD:55 評価値:9
 -部品: 気候
 -大部品: フィヨルド(詩歌藩国の地形) RD:2 評価値:1
 --部品: 概要
 --部品: 特徴
 -大部品: 雪国の家(詩歌藩国の地形) RD:5 評価値:3
 --部品: 丈夫な屋根
 --部品: 雪囲い
 --部品: 燃料タンク
 --部品: タンクの仕様詳細
 --部品: 二重窓
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 --部品: 朝雪掻きの風景
 --部品: 融雪機
 -大部品: 夜空に浮かぶもの(詩歌藩国の地形) RD:4 評価値:3
 --部品: 星
 --部品: オーロラ
 --部品: 極光信仰
 --部品: オーロラの出現時間
 -部品: 暖流
 -部品: 沿岸部への影響
 -部品: 南北を貫く山脈
 -部品: 豊かな水源
 -部品: 針葉樹
 -部品: イリューシア湾
 -部品: ラズライトライン
 -部品: サファイアラグーン
 -大部品: 水車小屋(詩歌藩国の地形) RD:3 評価値:2
 --部品: 小屋
 --部品: 使用用途
 --部品: 水車
 -大部品: 火山(詩歌藩国の地形) RD:17 評価値:6
 --部品: 成層
 --部品: 複成
 --部品: 側火山
 --部品: 火口
 --部品: 帯水層
 --部品: マグマ
 --部品: 噴火様式
 --部品: 地熱地帯
 --部品: 観測
 --部品: 地殻変動
 --部品: 砂防ダム
 --部品: 遊砂地
 --部品: 導流堤
 --部品: 地熱発電所
 --部品: 湧き水
 --部品: 土壌
 --部品: 温泉
 -大部品: 雪山 RD:13 評価値:6
 --部品: 雪山とは
 --部品: 動植物について
 --部品: 雪という環境要因
 --部品: 春に溶ける雪
 --部品: なぜ雪が降るのか
 --部品: 積雪がつくる環境
 --部品: 冷却効果
 --部品: 融雪水
 --部品: 傾斜湿原
 --部品: 土壌の凍結
 --部品: アイスレンズ
 --部品: 雪は布団のようなもの
 --部品: 風衝地
 
 
 部品: 気候
 詩歌藩国は、北国である。一応四季はあるものの、一年のうち半分近くは雪が振り続ける冬であり、気温が20度を超えることはまずない。
 しかし多少体感気温は高く、これは、藩国を囲むようにして暖流が流れていることに起因する。
 そのため、オーロラを観測することのできる国としては暖かい地域となっている。
 
 部品: 概要
 氷河の浸食作用により形成された、複雑な地形の湾・入り江のこと。湾の入口から湾奥まで幅があまり変わらず、非常に細長い形状の湾になっている。
 フィヨルドはノルウェー語で「入り江」という意味をもっており、別名で峡湾ともいう。
 
 
 部品: 特徴
 湾口から湾奥まで湾の幅はほとんど変化なく、海岸線は断崖絶壁である場合が多い。かつて氷河が自身の重みにより山の斜面を削りながらゆっくり(速くても1年間に数百m)と進んだその名残のため、海底の部分は深いU字型になっている。おもに、寒帯の地域に多くみられる地形だ。
 その複雑に入り組んだ湾の景観は美しく、観光名所として有名なものもある。
 
 
 部品: 丈夫な屋根
 雪の重みで家が潰れないよう、丈夫な屋根が使われている。水が漏れてこないようにしてあり、雪の重みで屋根が落ちる心配もない。
 
 部品: 雪囲い
 雪が屋根から滑り落ちる際、窓に当たって割れることがある。これを防ぐのが雪囲いである。比較的安価に取り付けることができ、かつ一定以上の効果が見込めるこの対策は多くの家が取り入れており、また推奨されている。
 
 部品: 燃料タンク
 家に備え付けで設置されているストーブ用のタンク。屋外に設置され、家内のストーブに給油をするためいちいち寒い中を給油する手間がはぶける。また長い冬に備えてタンクに給油する燃料配達人が仕事として成り立っている。
 
 部品: タンクの仕様詳細
 容積500リットルほどの標準タイプがまずあり、積雪量にあわせて脚の長さが違うトールレッグ、ショートレッグなどがある。また雪の影響を受けないようルーフ付きのタンクなどバリエーションがある。
 
 部品: 二重窓
 窓のサッシを2組用いて断熱効果を高めた窓のこと。内窓とも呼ばれる。北国のような寒冷地では断熱性向上のために昔から一般的に用いられているが、近年省エネルギーや防音対策の面からも有効とされ、温暖な地域でも使用する例が見られる。
 
 部品: 朝雪掻きの風景
 国内の主要な道路については民生用I=Dやトラック等や魔法を使って夜半のうちに雪掻きを行い、昼間に国民が不自由なく移動できるようにする。一方、各家庭内の庭先などでは国民がみずからスコップを持って雪掻きを行うのが詩歌藩の朝の風景である。
 
 部品: 融雪機
 地中に埋設する形で使用する簡易式の雪捨て場。魔法式と電気式と燃料式のものがあるが、熱で雪を溶かすことに変わりはない。3mほどの穴になるので落下防止網などは必須。
 
 部品: 星
 宇宙にまたたく天体のこと。詩歌藩国内からはよく見える。これは環境基本法によって大気汚染から護られているためであり、自然を大切にしようという風土もあいまって輝く星々を見ることができる。
 
 部品: オーロラ
 極光とも呼ぶ。天体の極域近辺で見られる大気の発光現象のこと。発生原理は、太陽風のプラズマが天体の磁力線に沿って高速で降下し大気の酸素原子や窒素原子を励起することによって発光すると考えられているが、その詳細にはいまだ不明な点が多い。
 
 部品: 極光信仰
 オーロラは自然現象とされているが、詩歌藩国内ではこれを神の起こす奇跡とし、信仰する地域もある。その細くたなびく様子から輝く蛇としてみるのだという。また生前の行いが良かった人は死後、オーロラの国(実質的に天国のこと)へ旅立つということになっている。
 
 部品: オーロラの出現時間
 多様な出現形態を持つオーロラという現象全体をみると、出現時間も多様である。典型的なオーロラの出現パターンの例を挙げると、夜21時や22時頃から極側にかすかなオーロラが見え始め、それが次第に低緯度側へ拡大し西の方へ広がっていき、弱い場合は東の方から消滅していくが、強い場合はブレイクアップに伴う鮮やかなオーロラが一時的に現れたあと弱いオーロラが継続し、翌朝6時頃明るくなるに伴い消滅していく。
 
 部品: 暖流
 海の水はたえず動いているが、決まった向きに流れるものを「海流」と呼ぶ。海流は海水の温度によって暖かい海流の「暖流」と冷たい海流の「寒流」にわけられる。島国である詩歌藩国のまわりを流れているのは暖流である。
 
 部品: 沿岸部への影響
 比較的高温・高塩分のためプランクトンは少なく、透明度が高い。暖流は周囲の大気を暖めて自身は冷やされる海流であり、沿岸部では温暖で湿潤な気候が保たれる。これは、暖流が大気を暖めて水蒸気を供給するとともに、上昇気流が発生して雨が降りやすくなるためでもある。
 
 部品: 南北を貫く山脈
 王都を包むように存在する壮麗な霊峰シュティオン。これが国の真ん中を縦断する形で続き、冷たい北風を防いでいる。雪崩などを警戒し、入山には国の許可が必要となっている。
 
 部品: 豊かな水源
 降雪が多いため、雪解け水がそのまま地面に吸収され水源として利用される。その一部はラズライトラインと呼ばれる河川を通じて藩国内で利用されている。
 
 部品: 針葉樹
 寒さに強く寒冷地でよく見られる。主に常緑高木で針や線のような葉を持つ。木材としてはソフトウッドと呼ばれ軽くて柔らかいものが多い。
 
 部品: イリューシア湾
 詩歌藩国王都西部にある藩国最大の港。一時は汚水による自然環境の悪化が議論を呼んだが、現在は汚水浄化設備も整い、湾の水質も改善された。今では最も汚水に対する規制が厳しい地域の一つとなっている。
 
 部品: ラズライトライン
 サファイアラグーンへ繋がる広大な川。王都内にも流れがある国民に親しまれた河川。川は水が動いて大量にある表面と内部がかき混ぜられるため熱の発散は平均化されてしまうので、部分的で急激な温度低下になりにくい。つまりとても寒い詩歌藩国内でも凍りにくいのである。
 
 部品: サファイアラグーン
 地熱で暖められた地下水脈が温水として噴出しており泳げるくらいに温かい。ラズライトラインと狭い海峡により外海に繋がっている。
 
 部品: 小屋
 川のそばに作られる水車を利用するための小屋。木製である場合がほとんど。まれにレンガ作りのものもある。牧歌的で見た目にも良く、観光客にも人気のスポットのひとつ。
 
 部品: 使用用途
 製粉、籾すり、杵つき、製材、製鉄、製糖などさまざまな用途に使用される。発電機と蓄電池を取り付けて発電に使用する場合もある。
 
 部品: 水車
 川の流れ(水の位置エネルギー)を受けて廻り、その力を伝導して様々なことに使われる。丈夫で川の流れに沿うようにしないとすぐに消耗する。
 
 部品: 成層
 何回も噴火を繰り返すことにより円錐形となった火山のことを成層火山と呼び、詩歌藩国の火山もこれに含まれる。溶岩流と火砕物が何層にも積み重なっている。
 
 部品: 複成
 何度も噴火を繰り返す火山のことを複成火山という。詩歌藩国の火山は複成火山である。これとは逆に1シリーズだけの噴火でできた火山を単成火山と呼ぶ。
 
 部品: 側火山
 大きな火山の山腹にできた小さな火山のことを側火山、または寄生火山と呼ぶ。詩歌藩国の火山には100箇所近い側火山が確認されているが、そのほとんどは海側を向いており、街側にはほとんど確認されていない。
 
 部品: 火口
 マグマや水蒸気などの噴出によってつくられた窪地のことを火口、または噴火口と呼ぶ。火口の底を火口底、壁を火口壁という。規模が大きくなり直径が1~2キロメートルを越えた窪地のことはカルデラと呼び区別する。
 
 部品: 帯水層
 地下水がたまっている層のこと。地下水が熱せられると噴気や温泉となる。サファイアラグーンなどの国内にある温泉はこの帯水層から流れ出ている温水であると考えられている。
 
 部品: マグマ
 地下に存在する岩石が溶けたものをマグマという。噴火の様子はマグマの組成によって変わる。マグマの組成は50~70パーセントが二酸化珪素で、少ない方から玄武岩質、安山岩質、デイサイト質、流紋岩質と呼ばれる。
 
 部品: 噴火様式
 詩歌藩国の火山は二酸化珪素が50%ほどの玄武岩質であり、あまり爆発的な噴火はしない。噴出時の温度は1200度ほどと高く、粘性が低いため薄く広がる。
 
 部品: 地熱地帯
 火山ガスや熱水によって温められて、高温になった地域を地熱地帯という。地熱地帯では温泉がでたり、地熱発電が行われたりしている。詩歌藩国の中でも山にほど近い王都などはほぼ地熱地帯となっている。
 
 部品: 観測
 火山の活動状況を把握したり、活動の推移を予測したりするために火山ではさまざまな観測が行われている。地震、微動などは地震計によって記録し、震源の場所から地下のマグマがどこにあるか推定したりする。
 
 部品: 地殻変動
 マグマが上昇すると山体が膨張するなど変形が起こる。そこで地面の動きを精密に測定することでマグマの位置や動きを推定する。地面の高さを測る測量(水準測量)や2点間の距離を測る測量(辺長測量)を行う。辺長測量では光の往復時間を利用して測る光波測距儀という機械を用いる。
 
 部品: 砂防ダム
 砂防堰堤とも呼ぶ。土石流や泥流を食い止めるために作られた堤防の一種。この堤防で流下してきた土砂を受け止め、下流へ流れる土砂の量を少なくしたり、勢いをやわらげたりする。
 
 部品: 遊砂地
 土石流や泥流の一部の幅を広げて流れてきた土砂のスピードを落として堆積させ、下流へ流下する土砂の量を少なくすることが目的の施設。
 
 部品: 導流堤
 土石流や泥流の方向を制御して、安全な方向に流下させ、土砂氾濫やその拡大を防ぐ堤防の一種。詩歌藩国で採用されているのは八の字を縦に並べた構造のもの。
 
 部品: 地熱発電所
 地熱発電は純国産の自然エネルギーであり、地下からとりだした蒸気の力でタービンを回すことによって電力を作り出す。一箇所で約5万キロワットほどの出力能力を持っている。また余った熱を山菜などのハウス栽培に利用する実験なども行われている。
 
 部品: 湧き水
 火山周辺の地質は水の浸透率が高いため、山麓は地下水に恵まれている。豊富な湧き水はミネラルウォーターとして使用される。また地下水が流れ込むサファイアラグーンは海水の塩分濃度が低くなるため、普通は湖に飛来する白鳥がやってくることもある。
 
 部品: 土壌
 降り積もった火山灰は長い時間を経てアルカリ化したり、水はけがよくなったりして、野菜の栽培に適した土壌となる。また火山から噴出した軽石が風化したものは園芸用にも使用される。
 
 部品: 温泉
 火山により暖められた地下水は高熱となる。その熱せられた地下水が様々な成分を含みつつ地上へ湧き出たのが温泉である。
 
 部品: 雪山とは
 純白の雪に包まれた山々は私達に静寂や荘厳といったイメージを抱かせる。そこに広がるのは生物が営みをいったん停止し、春の訪れをひたすら待つ世界である。
 
 部品: 動植物について
 適度な温度、光、そして水によって動植物の生命が支えられている以上、その活動の本番は夏である。では雪に閉ざされた長い冬は、生物にとってただやりすごすだけの時間にすぎないのだろうか?
 
 部品: 雪という環境要因
 植物にとって雪はやっかいな環境要因である。光や温度のようにその活動に直接作用する要因ではない。しかしいったん雪がつもると光や外気を遮断し、植物を取り巻く状況をいっぺんさせる。
 
 部品: 春に溶ける雪
 冬のあいだに積もった雪は春に溶けて再び水に戻るまでの間に刻一刻と性質を変え、ときには雪崩のようにダイナミックに移動する。その存在と振る舞いの多様さを考えれば、雪は植物の活動に直接、間接的に様々な影響を及ぼす要因といえよう。
 
 部品: なぜ雪が降るのか
 山地では水蒸気を含んだ季節風が山地にぶつかって強制的に上昇させられた時に多量の降雪をみる。したがって多量の降雪が起こるには豊富な水蒸気の供給源と強い季節風、そして季節風に立ちはだかる山地地形が必要である。
 
 部品: 積雪がつくる環境
 積雪はさまざまな形で植生に影響を与えるが、その影響のしかたは積雪の存在そのものが与える影響と、積雪が動くことによって与える影響に分けることができる。前者は主として積雪の保温効果、冷却効果、融雪水の効果などが、後者は斜面における積雪移動圧や雪崩の影響があげられる。
 
 部品: 冷却効果
 通常雪は0度より高温にならないので、春先や夏には冷源となる。真夏に雪が残る谷を歩くと、吹き降ろす冷たい風に雪の冷却効果を感じることができる。氷河ほどではないにせよ、平野部の積雪域でも無雪域よりははるかに温められにくいため、周辺の大気の動きや気温に影響を与える。
 
 部品: 融雪水
 融雪期になると雪は融雪水を供給し続ける。溶岩台地など水はけの悪い平坦な地形の上に多量の積雪があるところでは地下水位が高く維持されて湿原となる場合が多い。
 
 部品: 傾斜湿原
 一見傾斜していて水はけがよさそうな場所でも吹き溜まりによって暑い堆雪ができる場所では長い期間融雪水が供給され続けるために湿原が形成されることがあり、これを傾斜湿原と呼ぶ。
 
 部品: 土壌の凍結
 雪は優れた断熱材でもある。積雪の熱伝導率は2~23で密度が小さいほど小さく、密度が小さい新雪の熱伝導率は綿布の熱伝導率に近い。構造土やアースハンモックといった土壌凍結に起因する地形は稜線部の風衝地に限られ、大部分の地面は厚い積雪によって土壌凍結から保護される。
 
 部品: アイスレンズ
 土壌凍結が進行するときにアイスレンズが地面を持ち上げる圧力(凍上圧)は非常に強大で植物の根などはひとたまりもなく切断されてしまう。雪はこのような凍上害から植物をまもる断熱材となる。通常、20cmの積雪深があれば土壌凍結の進行を防ぐことができるといわれている。
 
 部品: 雪は布団のようなもの
 冬の気温が0度以下にならないところでは、多くの植物にとって雪がないほうが物質生産上有利である。しかし氷点下の気温になることが多く、しかも風の強い地方では積雪は低温や感想から植物を守る効果を持ち、積雪下の植物にしてみれば暖かい布団をかぶっているようなものである。また積雪の中では湿度は100%に保たれる。
 
 部品: 風衝地
 山に積もる雪は一般に標高が高いほど多くなる。しかし山頂や稜線付近など、とくに北西の季節風が強く吹き付ける場所では逆に少なくなる。こうした風衝地には植物もまばらな砂礫地が広がったり、草本や低木による独特な植物群落が分布している。
 
 


インポート用定義データ


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             "description": "マグマや水蒸気などの噴出によってつくられた窪地のことを火口、または噴火口と呼ぶ。火口の底を火口底、壁を火口壁という。規模が大きくなり直径が1~2キロメートルを越えた窪地のことはカルデラと呼び区別する。",
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             "title": "帯水層",
             "description": "地下水がたまっている層のこと。地下水が熱せられると噴気や温泉となる。サファイアラグーンなどの国内にある温泉はこの帯水層から流れ出ている温水であると考えられている。",
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             "title": "マグマ",
             "description": "地下に存在する岩石が溶けたものをマグマという。噴火の様子はマグマの組成によって変わる。マグマの組成は50~70パーセントが二酸化珪素で、少ない方から玄武岩質、安山岩質、デイサイト質、流紋岩質と呼ばれる。",
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             "title": "噴火様式",
             "description": "詩歌藩国の火山は二酸化珪素が50%ほどの玄武岩質であり、あまり爆発的な噴火はしない。噴出時の温度は1200度ほどと高く、粘性が低いため薄く広がる。",
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             "title": "地熱地帯",
             "description": "火山ガスや熱水によって温められて、高温になった地域を地熱地帯という。地熱地帯では温泉がでたり、地熱発電が行われたりしている。詩歌藩国の中でも山にほど近い王都などはほぼ地熱地帯となっている。",
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             "title": "観測",
             "description": "火山の活動状況を把握したり、活動の推移を予測したりするために火山ではさまざまな観測が行われている。地震、微動などは地震計によって記録し、震源の場所から地下のマグマがどこにあるか推定したりする。",
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             "title": "地殻変動",
             "description": "マグマが上昇すると山体が膨張するなど変形が起こる。そこで地面の動きを精密に測定することでマグマの位置や動きを推定する。地面の高さを測る測量(水準測量)や2点間の距離を測る測量(辺長測量)を行う。辺長測量では光の往復時間を利用して測る光波測距儀という機械を用いる。",
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             "title": "砂防ダム",
             "description": "砂防堰堤とも呼ぶ。土石流や泥流を食い止めるために作られた堤防の一種。この堤防で流下してきた土砂を受け止め、下流へ流れる土砂の量を少なくしたり、勢いをやわらげたりする。",
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             "title": "遊砂地",
             "description": "土石流や泥流の一部の幅を広げて流れてきた土砂のスピードを落として堆積させ、下流へ流下する土砂の量を少なくすることが目的の施設。",
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             "title": "導流堤",
             "description": "土石流や泥流の方向を制御して、安全な方向に流下させ、土砂氾濫やその拡大を防ぐ堤防の一種。詩歌藩国で採用されているのは八の字を縦に並べた構造のもの。",
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             "title": "地熱発電所",
             "description": "地熱発電は純国産の自然エネルギーであり、地下からとりだした蒸気の力でタービンを回すことによって電力を作り出す。一箇所で約5万キロワットほどの出力能力を持っている。また余った熱を山菜などのハウス栽培に利用する実験なども行われている。",
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             "title": "湧き水",
             "description": "火山周辺の地質は水の浸透率が高いため、山麓は地下水に恵まれている。豊富な湧き水はミネラルウォーターとして使用される。また地下水が流れ込むサファイアラグーンは海水の塩分濃度が低くなるため、普通は湖に飛来する白鳥がやってくることもある。",
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             "title": "土壌",
             "description": "降り積もった火山灰は長い時間を経てアルカリ化したり、水はけがよくなったりして、野菜の栽培に適した土壌となる。また火山から噴出した軽石が風化したものは園芸用にも使用される。",
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             "description": "火山により暖められた地下水は高熱となる。その熱せられた地下水が様々な成分を含みつつ地上へ湧き出たのが温泉である。",
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             "description": "純白の雪に包まれた山々は私達に静寂や荘厳といったイメージを抱かせる。そこに広がるのは生物が営みをいったん停止し、春の訪れをひたすら待つ世界である。",
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             "title": "動植物について",
             "description": "適度な温度、光、そして水によって動植物の生命が支えられている以上、その活動の本番は夏である。では雪に閉ざされた長い冬は、生物にとってただやりすごすだけの時間にすぎないのだろうか?",
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             "title": "雪という環境要因",
             "description": "植物にとって雪はやっかいな環境要因である。光や温度のようにその活動に直接作用する要因ではない。しかしいったん雪がつもると光や外気を遮断し、植物を取り巻く状況をいっぺんさせる。",
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             "title": "春に溶ける雪",
             "description": "冬のあいだに積もった雪は春に溶けて再び水に戻るまでの間に刻一刻と性質を変え、ときには雪崩のようにダイナミックに移動する。その存在と振る舞いの多様さを考えれば、雪は植物の活動に直接、間接的に様々な影響を及ぼす要因といえよう。",
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             "title": "なぜ雪が降るのか",
             "description": "山地では水蒸気を含んだ季節風が山地にぶつかって強制的に上昇させられた時に多量の降雪をみる。したがって多量の降雪が起こるには豊富な水蒸気の供給源と強い季節風、そして季節風に立ちはだかる山地地形が必要である。",
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             "title": "積雪がつくる環境",
             "description": "積雪はさまざまな形で植生に影響を与えるが、その影響のしかたは積雪の存在そのものが与える影響と、積雪が動くことによって与える影響に分けることができる。前者は主として積雪の保温効果、冷却効果、融雪水の効果などが、後者は斜面における積雪移動圧や雪崩の影響があげられる。",
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             "description": "通常雪は0度より高温にならないので、春先や夏には冷源となる。真夏に雪が残る谷を歩くと、吹き降ろす冷たい風に雪の冷却効果を感じることができる。氷河ほどではないにせよ、平野部の積雪域でも無雪域よりははるかに温められにくいため、周辺の大気の動きや気温に影響を与える。",
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             "title": "傾斜湿原",
             "description": "一見傾斜していて水はけがよさそうな場所でも吹き溜まりによって暑い堆雪ができる場所では長い期間融雪水が供給され続けるために湿原が形成されることがあり、これを傾斜湿原と呼ぶ。",
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             "title": "土壌の凍結",
             "description": "雪は優れた断熱材でもある。積雪の熱伝導率は2~23で密度が小さいほど小さく、密度が小さい新雪の熱伝導率は綿布の熱伝導率に近い。構造土やアースハンモックといった土壌凍結に起因する地形は稜線部の風衝地に限られ、大部分の地面は厚い積雪によって土壌凍結から保護される。",
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             "title": "アイスレンズ",
             "description": "土壌凍結が進行するときにアイスレンズが地面を持ち上げる圧力(凍上圧)は非常に強大で植物の根などはひとたまりもなく切断されてしまう。雪はこのような凍上害から植物をまもる断熱材となる。通常、20cmの積雪深があれば土壌凍結の進行を防ぐことができるといわれている。",
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             "title": "雪は布団のようなもの",
             "description": "冬の気温が0度以下にならないところでは、多くの植物にとって雪がないほうが物質生産上有利である。しかし氷点下の気温になることが多く、しかも風の強い地方では積雪は低温や感想から植物を守る効果を持ち、積雪下の植物にしてみれば暖かい布団をかぶっているようなものである。また積雪の中では湿度は100%に保たれる。",
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             "title": "風衝地",
             "description": "山に積もる雪は一般に標高が高いほど多くなる。しかし山頂や稜線付近など、とくに北西の季節風が強く吹き付ける場所では逆に少なくなる。こうした風衝地には植物もまばらな砂礫地が広がったり、草本や低木による独特な植物群落が分布している。",
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