騙物語 ◆VxAX.uhVsM


【0】

羽川翼、高校三年生。
テストは落とした1問以外全て満点。
間違えた問題はその問題が悪い。
俗に言う天才。
部活には所属していない。
眼鏡に三つ編みが特徴。
服装は大体制服に統一。
そのため気付かれないが巨乳。
戦場ヶ原ひたぎと神原駿河と同じ中学を卒業。
視力はあまり良くない。
完全無欠の委員長。
小学生のころから委員長をしていた。
そのころのあだ名は「バサ」。
今は誰も呼ばないが忍野忍のみ「バサ姉」と呼んでいる。
性格は真面目で、品行方正な良識人。
かなりの博識。
他人を助けるために自己犠牲もいとわない。
非常に精神面が強い。
善人から見て善人。
大の子供好き。
家族構成は義父、義母、当人。
家族関係は冷え切っている。
それを説明し複数の友達が彼女の前から消えるほど。
吸血鬼もどきのお人好しも動揺するほど。
そのため休日は散歩の人している。
春休みに遭った吸血鬼もどきの人間に助けられた。
好きな人は阿良々木暦
そして、"猫に魅せられた少女"。


【零】


ブラック羽川、年齢不明。
正式名称「障り猫」。
羽川翼の知識を持っている。
だが頭はよくない。
むしろ悪い。
1より多い数や3行以上の文を理解できない。
またつまらない言葉遊びや駄洒落を言う。
語尾に「にゃ」がつく。
言葉の途中の「な」が「にゃ」になる。

「……」

ネタ切れではにゃいのにゃ。
説明中に放送が終わったのではじめるだけだにゃ。
名簿には知っているにゃまえが4人いるのにゃ。
一人目は戦場ヶ原ひたぎ。
あの人間の彼女である女だにゃ。
名前は呼ばれてにゃく、まだ死んでいにゃいようだにゃ。
二人目は八九寺真宵
ご主人にとっては面識があるようだが、こっちは全然知らにゃい。
そしてこっちも死んでいにゃい。
三人目は阿良々木火憐。
あの人間の妹であるらしい奴だにゃ。
そして同様に呼ばれてないのにゃ。
そして四人目。
阿良々木暦。
名前は呼ばれた、つまり…死んだのにゃ。

「……いーさんに騙された、のかにゃ」

今考えれば本当にバカだったにゃ。
人間がここに来ていない?
来ていたじゃにゃいか。
半分以上覚えていないが、騙されていたじゃにゃいか。
戯言を吐かれたじゃにゃいか。
虚言を吐かれたじゃにゃいか。
妄言を吐かれたじゃにゃいか。

「……あまり気分がいいものじゃにゃいにゃ」

騙されて気分がいい奴なんていにゃいのにゃ。
だから、とりあえずはこう言う事にしておくにゃ。
いーさんは、殺す。
阿良々木ハーレムも、知らない。
この行き場のないストレスを発散する。
そして、ブラック羽川は動く。

「………にゃ?」

しかし、ここでブラック羽川に一つミスが浮かぶ。
先ほどは東の方向を戯言遣いが示した。
そのおかげで東に行けた。
だが、今は違う。
周りに目印になるようなものはない。
一旦座って放送を聞いたため、方向が分からなくなった。
コンパスを使おうにも、どっちがどっちか分からない。

「………とりあえず、こっちな気がするにゃ…」

ブラック羽川はその方向に歩き出した。
その方向に何があるか分からない。
そして、彼女の本当の人格がどう思っているかも、分からない。


【1日目/朝/E-4】
【羽川翼@物語シリーズ】
[状態]ブラック羽川、体に軽度の打撲、顔に殴られた痕、下着姿、騙された怒り、どこかに移動中
[装備]なし
[道具]支給品一式、ランダム支給品(1~3)
[思考]
基本:ストレスを発散する
 1:いーさんを殺すために学習塾跡まで戻る
 2:絶対にあの男(日之影空洞)をぶち殺す
[備考]
 ※化物語本編のつばさキャット内のどこかからの参戦です。
 ※全身も道具も全て海水に浸かりました。
 ※阿良々木暦がこの場にいたことを認識しました。
 ※向かっている方向については後続の書き手さんにお任せします。


静寂を切り裂く脆弱な義理策 時系列順 『家族』と『他人』
静寂を切り裂く脆弱な義理策 投下順 『家族』と『他人』
いのじキャット 羽川翼 つばさゴースト

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年10月02日 13:06