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MELTY BLOOD ◆oub/vvrBRg




「バトル・ロワイアル(仮)は突然の電プチで終了した」
納得の出来ない人間が大半の結果で、あのゲームのロケテストは終了した。
だが、あの最終決戦は、QMZジャギvsGO1両儀式は誰もが熱狂した。
ゲームの垣根を越えた夢のような対決に、誰もが熱狂していた。
手に汗握る試合内容に、息を呑む展開に誰もが熱狂していた。
故に、その結末に納得できない者達が大半だった。
クソゲーでも良い、何ゲーでも良い、あの結末だけは見せてくれという者が大半だった。
もう、二度と見ることの無い夢の頂上決戦の結末を、誰もが見たがっていた。
しかし、その頂上決戦が"決着"していたことを知っている人間が二人いた。
電プチが起こったあの瞬間、ガッツポーズを取った二人の男は。
その試合ではない、違う勝利を確信していたからだ。

ゲームは破壊され、秩序と倫理は乱れ、様々な出来事が起こった。
格闘ゲームのプログラムとして記載されたものたちは、電源を失ってしまえば活動することはできない。
最後の最後まで、ただのプレイヤーキャラだったジャギはそのままプログラムとして死んで行った。
だがもう一人のほう、両儀式はどうだ?
彼女は第三の人格、それも植えつけられた知識が彼女を突き動かしていた。
植えつけられたそれはやがて強烈な自我を持ち、一時的に彼女を支配するにも至っていた。
そして、最後には彼女も"プレイヤーキャラ"になってしまった。

ゲームが崩壊する最後の最後。
入り混じったデータと芽生えた自我が固まりになり、それを本来の自我で上書きし。
電プチが起こる瞬間に"飛び出した者"が居た。



「ちわーす」
「おんちわっす」
「いやー大変でしたよほんとーに」
「あの後ア○ナにめっちゃ人来たんでしょ?」
「もう、しっちゃかめっちゃかでねぇ。大変ってレベルじゃなかったですよ」
「そりゃ、そうでしょw」

「まあ、でも伝説のゲームになっちゃいましたねー」
「ほんまにねー、いやー俺もやりたかったわー」
「しばらくこれで色んな人にドヤ顔しようと思いますwww」
「ま、僕もあの試合実況できたんでそこは満足っすね!」
「あれすっごいよかったですよー!」
「叫びすぎて次の日大会やっちゅーのに、声ガラガラになりましたもんwww」
「何やってんすかもうwwwwwww」

「ところで」
「はい」
「あの時、開幕位置ぐらいから両者前ジャンプしましたよね?」
「ええ」
「ぶっちゃけ、何を通すつもりだったんですか?」
「うーん……多分あのままお見合いで両者落下だったんじゃないかなァ」
「えっ!?」
「時間稼ぐのに必死だったんですよね、1、2ラウンド目も全部タイムオーバーギリギリだったでしょ?」
「そういや……なんか怪しいコンボルートやった気がする」
「ま、だから二人とも"どうやって時間稼ごうか"って考えだったんじゃないかなー」
「でも、なんでそんなこと……」
「知りたいですか?」
「うーん……」
「教えてあげません」
「なんやねんそれ!」
「ま、ナイショですよナイショ」

「あっ、あの子……」
「知ってるんですか?」
「いや、あの騒動の後からアテ○のメルブラ台に現れた子で……ここにも来るのか」
「っていうか、思ったんすけどめっちゃ似てません?」
「そうなんだよねぇ、まあ不思議なこともあんのかな」
「ていうかめっちゃ上手いじゃないですか!」
「最近始めた詐欺って感じだよね……さて、じゃあ乱入してきますわ」
「ああ、はいはい、行ってらっしゃいー」



アニメキャラにそっくりな謎の新規女子格闘ゲームプレイヤー。
それが現れたのは関東だけでなく、関西にも謎のプレイヤーが現れていた。
その姿は、赤いジャケットを着せれば正に――――


あ、筆者は杏子ちゃんスキーだからその辺誤解すんなよ <前 次> なお完成したゲームのゲームバランスは


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最終更新:2013年01月28日 15:32