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アイエエエエ! ストライダー!?  ◆100ZZ542nE




「なんであんな物を持って、あんな動きが出来るの……?」

 わけがわからなかった。
 いきなりQBが死に、見滝原中の制服を着たピンク髪の娘が死んだ。
 そんなことはどうでもいい。

 魔女でもない……ただの人間の男に追い詰められているのだ。
 問答無用で襲い掛かられて、魔法少女に変身したものの……

 一方的にボコられた。

 歴戦の魔法少女であるマミ。
 しかし、目の前の男はそのマミの上を行った。
 マミが放つ銃弾が全く当たらないのだ。

 とんでもなく速い。
 マミが知っている魔法の類ではなく。
 ただ純粋に速く。さも当然のように銃弾を避ける。

 さらに銃弾が当たらない最大の理由は簡単なことだった。
 男は見ていたのだ、マミの動きを。
 マミの銃口と引き金を引く指の筋肉の動きを見れば……
 男にとってはそれだけで十分であった。

(「―――それが出来れば、銃弾を避ける程度の回避運動(グレイズ)など容易い」)

「……遅い……!」 

 マミの両足を手に持った武器で破壊した。
 当分は動けないであろう。

「貴方の目的は……?」
「……障害を排除するだけだ……」
「こんな殺し合い、おかしいと思いませんか? あなた……?」
「思わない……むしろ、人間、誰しも死ぬ、それが早いか遅いかの違いだけだ。
 ここで死ぬなら、それが運命だったということだ……」

 圧倒的な自信。
 そして、再びマミの視界から消え、ヒット&アウェイを繰り返す。
 まさに達人や業前と言ったところである。

「これで終いだ……!」

 十分にマミの体力の削ったところで止めを刺す。
 男の姿が分身の術のように増えた。

「……ラグナロク……!」
「…………ンアーッ!」

 グシャッという鈍い音。

 ―――四方から強い衝撃を受けて、マミの身体は爆発四散した。

 ―――マミの全身のついでにソウルジェムごと打ち砕かれた。

 ―――-男の手に持った 冷 凍 マ グ ロ に よ っ て !!!


 木端微塵である。
 マミ=サン。ナムサン!


【巴マミ@魔法少女おりこ☆マギカ 死亡】 

「サイファーほどではないが……悪くは無い」

 マミを殺した忍者風の男。
 名は『飛竜』。所属は『ストライダーズ』。
 一般的には『ストライダー飛竜』と呼べばいいだろう。

「……任務への復帰にはあと63人ほど狩ればいい、容易いことだ」

 この殺し合いを駆け抜ける。
 ―――ただ任務、遂行のために。


【A-1 海岸/一日目 深夜】

【ストライダー飛竜】
[状態]:健康
[装備]:冷凍マグロ(時価一億円相当)、他不明
[道具]:不明
[基本方針]:参加者を全員殺して、任務に戻る


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最終更新:2013年01月21日 02:36