次からはこっちのAAで ◆CAP.3FrrY.
この新作アーケードゲーム『バトル・ロワイアル(仮)』には各社より集められた無数のキャラクターが参戦しているが、
ナムコクロスカプコンより参戦したシャオムウとガンツは原作のゲームを再現した二人一組のキャラクターだった。
とはいえ、それぞれ原作では互いにパートナーが他にいるキャラである。
それがどうしてこの二人でタッグを組むことになったのか、ストクロのいぶきとロレントみたくすごく適当な理由なのだろうか。
それはまず並び立つ彼女と彼の姿を見ればすぐにわかる。
小牟(シャオムウ)――狐耳に狐の尾のような髪の毛の齢765歳の女仙人である。黒いチャイナに赤いジャケットを羽織り拳銃を持つ。
ガンツ――クロノアの世界出身の狐のような見た目のケモクールガイ。その毛並みは狐色。黒いスーツに赤いジャケット。拳銃を持つ。
そう、狐キャラコンビなのだ。その上、色も武器も揃っている。
もしナムカプに自由に編成できるモードがあれば、このコンビを組み合わせたケモナーは決して数少なかっただろう。
「ガンツくんきゃわい~♪ わたし、絶対ガンツきゅん使う~♪」
ほら、モニターを見ている人にも好評だ。(若干、取り上げた感想が不適格な可能性があります)
■
製作者や外野の事情など知る由もなく、小牟とガンツの二人はバトルロワイアル空間の中で敵、あるいは味方を求めてさまよっていた。
ガンツの駆るバイクのようなでもタイヤもついてない近未来的な、しかもこれも赤い乗り物に腰掛けながら小牟が欠伸を噛む。
「ふぁ~、ここはどこの次元じゃ。まったく厄介ごとが絶えんの」
「おい、お前歩けよ! 女が俺のマシンに乗ってるんじゃねぇ!」
関係ないけど、このガンツのマシンってメタルマックスに欲しいね。主砲ついてるし人間攻撃もできるし、すごくソルジャーを乗せたい。
て / ,,-",-''i|  ̄|i''-、 ヾ {
(" ./ i {;;;;;;;i| .|i;;;;;;) ,ノ ii
,, ( l, `'-i| |i;;-' ,,-'" _,,-"
"'-,, `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '" _,,--''"
 ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_ __,,-''"
._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄ |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,
,,-''::::二-''" .--i| .|i "- ;;:::`、
._,-"::::/  ̄"''--- i| |i ヽ::::i
.(:::::{:(i(____ i| .|i _,,-':/:::}
`''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i| .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
"--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i| .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
 ̄ ̄"..i| .|i
.i| |i
i| |i
.i| .|i
.i| |i
.i| ,,-、 、 |i
i| ノ::::i:::トiヽ、_.|i
_,, i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::ヽ
↑
このへんにかみ
「た~まや~」
「なんだあの爆発は……?」
いきなりに発生した大爆発。閃光――そして遅れて到達する爆風にガンツのマシンが傾き、小牟はその上で器用にバランスを取る。
「どうやらこの世界も一筋縄ではいかないようじゃの」
「おい、むこうから女が来るぞ!」
ガンツが指差した先、いままさに巨大なキノコ雲が上がった方向からセーラー服の女子が走ってくる。
その傷つき取り乱した様子はどう見ても事情を尋ねなければいけない一般人そのものだ。
だがしかし――
『デデデデザタイムオブレトビューション バトーワンデッサイダデステニー』
■
「これ、二人以上の対戦もフォローしてんだな」
「小牟とガンツはコンビキャラだから1:1と同じなんじゃね?」
「いや見てみって、ラインできてるから」
「あ、まじだわ。こいつらコンビでもキャラもゲージも別扱いなんか」
モニターを見ながら見学者らがあれやこれやと言う。
確かに今、ゲーム画面の中では、小牟、ガンツ、琴弾加代子が2ライン制の変則バトルロイヤル格闘ゲームをはじめようとしていた。
「ていうか、これ……“イスカ”なんじゃね?」
「あっ……(察し)」
■
「おい、そこの娘。なにが――」
「待てッ! こいつ――」
´.
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
………………
…………
……
(時間の経過を表すエロゲ的表現)
「うぇっぷ! なんじゃー!?」
「くそっ! やられた! あいつ、悪魔に操られた人形かなにかなのか……?」
ゲーム開始より早々二発目の核爆弾(今更気づいたけどこれ出展現実かよ)の直撃を受け、瀕死となった二人はよろよろと瓦礫の中で立ち上がる。
そして、爆風も消え去り、積みあがっていた瓦礫も次第に消えて元のフィールドが見えてくると、そこにはまだ琴弾加代子の姿があった。
「“もう遅いわ、わたしが撃てないとでも思ったの?”」
彼女の持った拳銃が火を吹く。ガンツは咄嗟にガードモーションを取ったがガー不の弾丸はたやすく彼を貫いた。
胸元から真っ赤な血が吹き出し、ぐらりとゆれたガンツの身体がマシンから落ちる。
「“もう遅いわ、わたしが撃てないとでも思ったの?”」
彼女の持った拳銃が火を吹く。小牟は咄嗟に軸移動しようと思ったが、この技は台詞が出た後は全部演出なので弾丸は無慈悲に彼女を貫いた。
胸元から真っ赤な血が吹き出し、ぐらりと身体をゆらした小牟はKOボイスも発することなく倒れてしまった。
■
「――え? え……え? 杉村くん! 杉村くん! わたし――わたしなんてことを――!」 ※杉村くんの部分は製品版では相手の名前になります。
琴弾加代子は彼女の究極奥義(ゲージ消費必殺技)で殺してしまった二人に駆け寄ると専用台詞を吐きながらさめざめと泣いた。
【小牟@ナムコクロスカプコン 死亡】
【ガンツ@ナムコクロスカプコン 死亡】
【F-6 一日目 深夜】
【琴弾加代子@バトルロワイアル】
[状態]:ダメージ中
[装備]:核爆弾@現実×1、不明(あるかもしれないしないかもしれない)
[道具]:不明(あるかもしれないしないかもしれない)
[基本方針]:とにかく逃げる。エンカウントしたら支給品/究極奥義ぶっぱ。
※核爆弾@現実はキャラを殺し切ることはできません。これはあくまで核爆弾限定性能です。ゲームが大味になってしまうので。
※究極奥義『もう遅いわ、わたしが撃てないとでも思ったの?(原作台詞)』は地上の相手に発動する投げ属性の射殺演出即死技です。
ただし、この奥義で勝つと専用勝ちモーションが発生してしばらく隙だらけになります。
最終更新:2013年01月21日 06:26