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>384 :世界@名無史さん:2007/04/22(日) 00:40:45 0
> 一度、『ガリア戦記』を横に並べて
> カエサルのガリア遠征に関する記述と読み比べてみたことがあるんだが
>
> ソースが判然としない部分が結構あったんだよな……
>388 :世界@名無史さん:2007/04/25(水) 22:08:43 0
> >>382
> それは確かに気になるよな。
> 前スレ(?)で水道関連の名前がおかしいとかおかしくないとかは出たけど、それ以外は何があるんだろ
>
> 教えてえらい人~
>395 :世界@名無史さん:2007/04/26(木) 22:52:44 0
> カトーが元老院議員マニリウスを「公衆の面前で妻を抱擁した」
> という理由で除名したというくだり。
>
> 塩婆ははっきりと「除名決議は否決された」という風に書いてるが
> プルタルコスを読む限りではマニリウスは実際に除名されているようだ。
>
> なんだかなぁ。
>507 :世界@名無史さん:2007/05/20(日) 13:16:45 0
> 『文藝春秋 5月臨時増刊号』
> [現地イタリア・インタビュー]
> 塩野七生
> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>
>
> 塩野七生は庶民を書かないなんて非難されることもあるんですけれど、そういう
> 方に言いたい。歴史は庶民が作るものだといくら力説されても、庶民の視点からでは
> 通史は書けません。変化がないんです。変化が起きなければ、通史というものは
> 書きようがない。
>
>508 :世界@名無史さん:2007/05/20(日) 13:41:21 0
> そりゃごもっともだ。
>
>511 :Ryuju ◆RlujhF6VrA :2007/05/21(月) 12:30:45 0
> >>507-508
> 庶民の生活に変化がないと思ってる時点でなあ。
> 中世の身分制社会なら分かるが、古代ローマはまだ変化があった部類だと思う。
> 例えばポエニ戦争をきっかけに自作農民が没落して流民化する過程とか、
> ギリシアを征服してそっちの文化が入ってきてローマ人が染まっていく過程とか。
> キリスト教も下層階級=庶民から広まったというし。
> 経済史や社会文化史になるとは思うが。
>
> 結局、視点をどこに置くかの問題でしかない。
> それ次第で庶民とまでは行かなくても、それに近い歴史は書けると思う。
>
>513 :世界@名無史さん:2007/05/21(月) 16:16:19 0
> > 例えばポエニ戦争をきっかけに自作農民が没落して流民化する過程とか、
> > ギリシアを征服してそっちの文化が入ってきてローマ人が染まっていく過程とか。
> > キリスト教も下層階級=庶民から広まったというし。
>
>
> それは民俗誌であって、通史にはならんのじゃ無いかな?
> つーかそう言うのを通史に組み込むととても共産主義史観に似たものになりそうな。
>
>514 :世界@名無史さん:2007/05/21(月) 17:36:41 0
> 普通、通史といったらまず政治と戦争の流れを中心において
> その端々にその時代の民衆の生活の様子とかを書くものだろ。
>
> 民衆だけを書いて歴史を語るなんて馬鹿なことを
> 誰も婆に要求しちゃいないと思うんだがな、そもそも
>
>517 :世界@名無史さん:2007/05/22(火) 10:05:33 0
> 庶民の歴史書くには古代は資料が少なすぎるからな
> だからどうしても政治史中心になって
> おっさんが好きそうな帝王学っぽくなる
> だから中世以降の方が面白いんだよね 個人的には
>
> それと古代ローマは氏族社会、
> 中世の身分制社会は氏族社会を突き崩して
> よりシステマティツクな近代の企業組織や国家組織への過渡的形態だから
> あまりマイナスイメージだけでとらえないでくれ
>
>518 :世界@名無史さん:2007/05/22(火) 11:15:21 0
> >>513
> 共産主義史観も何も今はそれを組み込むのは当たり前だろ
> 今は歴史を構造主義的に社会史的に見るようになってるが
> 唯物史観の中心である経済史と階級史は
> いまだに歴史を分析するにおいて最重要事項であることに変わりないよ
>384 :世界@名無史さん:2007/04/22(日) 00:40:45 0
> 一度、『ガリア戦記』を横に並べて
> カエサルのガリア遠征に関する記述と読み比べてみたことがあるんだが
>
> ソースが判然としない部分が結構あったんだよな……
>388 :世界@名無史さん:2007/04/25(水) 22:08:43 0
> >>382
> それは確かに気になるよな。
> 前スレ(?)で水道関連の名前がおかしいとかおかしくないとかは出たけど、それ以外は何があるんだろ
>
> 教えてえらい人~
>395 :世界@名無史さん:2007/04/26(木) 22:52:44 0
> カトーが元老院議員マニリウスを「公衆の面前で妻を抱擁した」
> という理由で除名したというくだり。
>
> 塩婆ははっきりと「除名決議は否決された」という風に書いてるが
> プルタルコスを読む限りではマニリウスは実際に除名されているようだ。
>
> なんだかなぁ。
>507 :世界@名無史さん:2007/05/20(日) 13:16:45 0
> 『文藝春秋 5月臨時増刊号』
> [現地イタリア・インタビュー]
> 塩野七生
> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>
>
> 塩野七生は庶民を書かないなんて非難されることもあるんですけれど、そういう
> 方に言いたい。歴史は庶民が作るものだといくら力説されても、庶民の視点からでは
> 通史は書けません。変化がないんです。変化が起きなければ、通史というものは
> 書きようがない。
>
>508 :世界@名無史さん:2007/05/20(日) 13:41:21 0
> そりゃごもっともだ。
>
>511 :Ryuju ◆RlujhF6VrA :2007/05/21(月) 12:30:45 0
> >>507-508
> 庶民の生活に変化がないと思ってる時点でなあ。
> 中世の身分制社会なら分かるが、古代ローマはまだ変化があった部類だと思う。
> 例えばポエニ戦争をきっかけに自作農民が没落して流民化する過程とか、
> ギリシアを征服してそっちの文化が入ってきてローマ人が染まっていく過程とか。
> キリスト教も下層階級=庶民から広まったというし。
> 経済史や社会文化史になるとは思うが。
>
> 結局、視点をどこに置くかの問題でしかない。
> それ次第で庶民とまでは行かなくても、それに近い歴史は書けると思う。
>
>513 :世界@名無史さん:2007/05/21(月) 16:16:19 0
> > 例えばポエニ戦争をきっかけに自作農民が没落して流民化する過程とか、
> > ギリシアを征服してそっちの文化が入ってきてローマ人が染まっていく過程とか。
> > キリスト教も下層階級=庶民から広まったというし。
>
>
> それは民俗誌であって、通史にはならんのじゃ無いかな?
> つーかそう言うのを通史に組み込むととても共産主義史観に似たものになりそうな。
>
>514 :世界@名無史さん:2007/05/21(月) 17:36:41 0
> 普通、通史といったらまず政治と戦争の流れを中心において
> その端々にその時代の民衆の生活の様子とかを書くものだろ。
>
> 民衆だけを書いて歴史を語るなんて馬鹿なことを
> 誰も婆に要求しちゃいないと思うんだがな、そもそも
>
>517 :世界@名無史さん:2007/05/22(火) 10:05:33 0
> 庶民の歴史書くには古代は資料が少なすぎるからな
> だからどうしても政治史中心になって
> おっさんが好きそうな帝王学っぽくなる
> だから中世以降の方が面白いんだよね 個人的には
>
> それと古代ローマは氏族社会、
> 中世の身分制社会は氏族社会を突き崩して
> よりシステマティツクな近代の企業組織や国家組織への過渡的形態だから
> あまりマイナスイメージだけでとらえないでくれ
>
>518 :世界@名無史さん:2007/05/22(火) 11:15:21 0
> >>513
> 共産主義史観も何も今はそれを組み込むのは当たり前だろ
> 今は歴史を構造主義的に社会史的に見るようになってるが
> 唯物史観の中心である経済史と階級史は
> いまだに歴史を分析するにおいて最重要事項であることに変わりないよ
>603 :世界@名無史さん:2007/06/04(月) 00:23:06 0
> >>602
> 塩野さんはいろいろなことをきちんと定義しないまま書いているからわかりにくいな。
> ローマ的なるものの「特質」にしても、「多神教」「首都ローマ」「ラテン語」
> と三拍子揃ったのが「ローマ帝国」の名に値すると考えているのかね。
>
> 「都市アテネなき都市国家アテネがありえないのと同じに、ローマなきローマ帝国は
> ありえない。首都がコンスタンティのポリスでは、それはもうローマ帝国では
> ないのである。ましてやラテン語ではなく、ギリシア語を話すのでは」
>
>604 :世界@名無史さん:2007/06/04(月) 00:31:03 0
> >>603
> まあ言葉が、しかも別民族のものに変わったらそれは確かに同じ国ではないわな。
> しかし何でよりによってあの糞複雑なギリシア語に変わったんだろ?
> 言語としてはラテン語の方がよほど習得が簡単そうに思うのだが。
>
>605 :世界@名無史さん:2007/06/04(月) 00:41:10 0
> 変わったというより
> ギリシア人の土着国家になっていっただけじゃね。
>
> もっとも神聖ローマ帝国よりはローマ度高いけど
>
>606 :世界@名無史さん:2007/06/04(月) 01:00:57 0
> 当時の文化はヘレニズム圏の方が圧倒的にすぐれていたわけで
> ギリシャ人はラテン語を低く見てたと思うがな
> それでもビザンツの公用語は建前としてもラテン語だったんだから
> 帝國パワーはすごいな
>
>609 :Ryuju ◆RlujhF6VrA :2007/06/04(月) 10:44:13 0
> >>603
> 塩野のそれ、近代国家の発想を古代ローマに適用してないか?
> どうせ庶民の話す日用語は、土着の言葉でしかあり得ない。
> そうなると「ラテン語」か「ギリシャ語」かの問題は、公用語及び
> 宮廷・行政用語の問題にしか過ぎない。
>
> でもって、中世イギリスと近世ドイツの宮廷ではそれぞれの時代のフランス語が使われ、
> 諸民族の住むハプスブルク帝国では君主自身が行政用語のドイツ語一本化に反対し、
> ロシア宮廷ではドイツ語が使われてきたのが近代以前のヨーロッパなんだがね。
>
>
>610 :世界@名無史さん:2007/06/04(月) 11:25:57 0
> >>609
> 新約聖書を読むと、ローマ帝国の東半分でもリュカオニア語など諸民族の土語が
> 話されていたことがわかるね。
>
> ところで、なぜビザンツ人は『ローマ法大全』をギリシア語に翻訳しようと
> しなかったんだろうか。
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