【世界について】
「永劫の時をさ迷うものよ。世界の狭間を揺蕩うものよ。
おはよう、そしてこの世界へようこそ。
「永劫の時をさ迷うものよ。世界の狭間を揺蕩うものよ。
おはよう、そしてこの世界へようこそ。
僕はアズール。
この【回帰の浜】に漂着した【剣の子】の案内人だ。
自分の名前はわかるね?
そして自分がどんな種族なのかも。
そして自分がどんな種族なのかも。
しかし自分が何をしてきたか、ここが何処なのかは分からないだろう。
僕は前者の問いに答える術を持たないが、案内人らしく後者の問いには応えよう。
まずは、この世界に関して説明してあげよう。
とても未成熟で不安定な世界だけれど、分かっていることもある。
まず、時間の概念。
とても未成熟で不安定な世界だけれど、分かっていることもある。
まず、時間の概念。
この世界には夜がほとんど無い。
ほぼずっと昼だ。ちなみに一日を正確に測る手段はない、
そもそも一日を測っている余裕なんてこの世界の住人にはない。
まあ、時間って概念が存在しないとも言えるかもね。
ほぼずっと昼だ。ちなみに一日を正確に測る手段はない、
そもそも一日を測っている余裕なんてこの世界の住人にはない。
まあ、時間って概念が存在しないとも言えるかもね。
次。この世界は一つの大きな大陸と、周囲にいくつかの小島が浮いている。
けれどその殆どが、氷に閉ざされている。
まあそんな環境でも生きてるんだから人って強いよね。
けれどその殆どが、氷に閉ざされている。
まあそんな環境でも生きてるんだから人って強いよね。
後はそうだなー。この世界には月が無い。星もない。
僅かな時間の夜道を照らすものは何もない。
故にこの世界の夜とは真っ暗闇を指す。
太陽はあるけどね。尤も、優しい光なんてものじゃなくて、
大地を焦がす灼熱の太陽なんだけど。
そんな太陽も氷を溶かすには至らないようだね、なぜか。
僅かな時間の夜道を照らすものは何もない。
故にこの世界の夜とは真っ暗闇を指す。
太陽はあるけどね。尤も、優しい光なんてものじゃなくて、
大地を焦がす灼熱の太陽なんだけど。
そんな太陽も氷を溶かすには至らないようだね、なぜか。
後は天変地異が起きている。
火山は猛り、水は溢れ、風は荒び、大地は割れる。
火山は猛り、水は溢れ、風は荒び、大地は割れる。
最後に、この世界は闇に侵食されている。
強すぎる光が逆に闇の力すらも強めてしまったのさ。
過ぎたるはなお及ばざるがごとしってね。
闇に飲み込まれると、もう帰ってこれないらしい。
気をつけるといいよ。
まあ、村が丸ごと一瞬で消えたりしたそうだから
気をつけようがないのかもしれないけれどね。
強すぎる光が逆に闇の力すらも強めてしまったのさ。
過ぎたるはなお及ばざるがごとしってね。
闇に飲み込まれると、もう帰ってこれないらしい。
気をつけるといいよ。
まあ、村が丸ごと一瞬で消えたりしたそうだから
気をつけようがないのかもしれないけれどね。
ここまでちゃんと理解できたかい?
では次に、君たちが出来ることを説明しよう。
概念、理、事象--そんなものを総称してこの世界では
【ウーシャ】、と呼ぶのだけど・・・それらに関することだ。
【ウーシャ】、と呼ぶのだけど・・・それらに関することだ。
一つはウーシャを創造すること。
一つはウーシャを消去すること。
一つはウーシャを書き換えること。
一つはウーシャを消去すること。
一つはウーシャを書き換えること。
・・・これだけ言われても分からないだろう、もう少しだけ説明するよ。
先程も言った通り、この世界はひどく不安定で未成熟だ。
そんな中、世界というものを決める存在、それが君たちだ。
そんな中、世界というものを決める存在、それが君たちだ。
時間の概念を望むなら作ることが出来る。
日が照り続ける事象を拒むなら消去することが出来る。
日が照り続ける事象を拒むなら消去することが出来る。
尤も、最初に説明したような事柄を変えるのは並大抵の力ではできないと思うけど・・・。
ああ、力の強さかい?
君たちがいた世界ではどうだったかわからないが、
この世界では力の強さを決めるのは【信仰】だ。
君たちがいた世界ではどうだったかわからないが、
この世界では力の強さを決めるのは【信仰】だ。
つまり、君たちが多くの人を助けたり、
その逆に多くの人を恐怖に陥れたりして『そういった存在』だと
知られることが君たちの力になる。
その逆に多くの人を恐怖に陥れたりして『そういった存在』だと
知られることが君たちの力になる。
ちなみにこれは物理的な強さとも関係する。
信じる心が力になるなんて、なんて素晴らしい世界なんだろうね!
信じる心が力になるなんて、なんて素晴らしい世界なんだろうね!
・・・はは、冗談だ。性格が悪い?残念ながら生まれつきだ。
創造、消去、書き換えそれぞれについての詳しい説明は
君たちの手元にある冊子に書いておいたから、後で読んでくれ。
君たちの手元にある冊子に書いておいたから、後で読んでくれ。
さて、ウーシャに干渉するにあたって大事な道具がひとつある。
それは君たちが生成できる【レグナの杖】だ。
これは君たち全員の力を合わせて生成し、ウーシャの干渉を行う際に使用する。
それは君たちが生成できる【レグナの杖】だ。
これは君たち全員の力を合わせて生成し、ウーシャの干渉を行う際に使用する。
この杖を全員で持ち、行う事柄を言葉で言うことでウーシャへの干渉が行われる・・・。
簡単だって?とんでもない。
簡単だって?とんでもない。
ウーシャは繊細なものなんだよ。
一歩間違えば思わぬ反作用を生んだり、思った干渉が行われないこともある・・・。
一歩間違えば思わぬ反作用を生んだり、思った干渉が行われないこともある・・・。
故に干渉を行う時は、原因、経緯を知る必要がある。
どんなものにもそれらは存在するからね。
どんなものにもそれらは存在するからね。
創造するなら原因は自分たち?いやいや、
そのウーシャを作ろうとした君らの心、それを何故思ったのかを考えなくてはね。
そのウーシャを作ろうとした君らの心、それを何故思ったのかを考えなくてはね。
よく考えるんだよ。本当にそれは必要なのか?それをしてもいいのか?
原因や経緯を知るためには、やはりレグナの杖を使えばいい。
そのウーシャがそうなった理由を、その物語の参加者として知ることができる
そのウーシャがそうなった理由を、その物語の参加者として知ることができる
そうそう、それと。ここまで長々と説明したけれど、君たちが最終的にたどり着く
場所はおそらく3つ。
場所はおそらく3つ。
【剣】に触れて神となるか
世界を滅ぼすか
剣の子をやめるか。
世界を滅ぼすか
剣の子をやめるか。
1つ目はそうだなあ・・・。ここを出て空を見上げれば、光り輝く剣が見えるはずだよ。
それこそが君たちをこの世界に導くものであり、ウーシャに干渉する力の大元だ。
未だ誰も神にはなっていないのだから、きっと難しいのだろうね
それこそが君たちをこの世界に導くものであり、ウーシャに干渉する力の大元だ。
未だ誰も神にはなっていないのだから、きっと難しいのだろうね
2つ目は簡単。ウーシャに干渉し続けて世界を滅ぼすことも君たちは可能だ。
もっとも、邪魔は入るだろうがね
もっとも、邪魔は入るだろうがね
3つ目はもっと簡単だ。・・・剣の子であることをやめて、この世界の住人として
生まれ変わることができる。この辺りも冊子に書いておいたから、よく読んでおいてね。
生まれ変わることができる。この辺りも冊子に書いておいたから、よく読んでおいてね。
さあ、ここまで話を聞いて
旅立とうと思うのなら
旅立とうと思うのなら
まずは自己紹介から始めるといいんじゃないかな?」
【剣の子】
あなた方PCをこう呼びます。
レグナの杖を用い、世界の理や概念を書き換える存在です。
剣の子はPC以外にも存在しますが・・・。
あなた方PCをこう呼びます。
レグナの杖を用い、世界の理や概念を書き換える存在です。
剣の子はPC以外にも存在しますが・・・。