- 俺設定満載です
- ゆっくりによるゆっくりの殺害・捕食ありです
- ゆっくりの自傷行為や暴力シーンがあります
- かわいいゆっくりゲットだぜ!!妖序章を呼んでから読むことをお勧めします
「いや、ごめんごめん。また道に迷ってしまったようだ」
そういいながら右手を広げて自分の頭を掻く人間の男がいた。
同行者はゆっくりらん胴体つきと胴体なしのちぇんだ
「「…」」
今回は何も言わずに私をじっと見る視線が痛いのは気のせいだろうか
あのあと私たちは小さな林を抜けて『 冥界 』のほうに歩いていったことまでは覚えている
その途中で目標であるゆっくりりりーと珍しいゆっくりたちを見失ってしまったのだ。
なんとかごまかそうと近くの桜の木をみて思いついた俳句を口にした。
「桜の木 ちりゆく運命 何故に咲く」
われながら陳腐な俳句だと思いながら近くの桜の木をみていた。
まあ、咲くことによって子孫を残すし人を和ませることができるからだろう
そんなことを言えば人間や動植物すべてに言えることではないかと私は心の中で笑った。
どうやら帰るには湖に向かって歩いていけばいいことがわかっている。
だが、先ほど見つけた珍しいゆっくりたちのことで頭がいっぱいの私に帰る気などまったくない
どこに行ったのだろうかと探していると遠くに5匹のゆっくりが見えてきた
白い帽子に天子のような羽の金髪の胴体なしのゆっくり
赤い月のついた黒い帽子をかぶった金髪のゆっくり
青い太陽のついたピンクの帽子をかぶった銀髪のゆっくり
緑の星のついた赤い帽子をかぶった白っぽい茶髪のゆっくり
それと半霊のついた銀髪のボブカットで2本の木刀を持った赤い目のゆっくり。
木刀をくわえたゆっくりのただならぬものを感じた私はゆっくり達の間にはいった。
「おい、そこのゆっくり。そんな危ないものを構えて何をする気だ」
「チッ、ここはにげるみょん」
そういうと木刀を持ったゆっくりは目の前から去っていった。
私は残ったゆっくり達に挨拶をした
「はじめまして先ほどの演奏を聴いたものなのだが君達を雇いたいのだが?」
「私たちのライブを楽しんでくれたの…あたしはかまわないわ。姉さんたちは」
「ξ・∀・)めるぽ ガッ! 余裕」
「気圧が…あがった」
「OKみたいよ。あたしはりりか」
「ξ・∀・)めるぽ ガッ! めるらん」
「気圧が…るなさ」
どうやら赤い月のついた黒い帽子をかぶった金髪のゆっくりがるなさ
青い太陽のついたピンクの帽子をかぶった銀髪のゆっくりがめるらん
緑の星のついた赤い帽子をかぶった白っぽい茶髪のゆっくりがりりかというようだ
「銀髪のボブカットで2本の木刀を持った赤い目のゆっくりはだれだい?」
「あの子はゆっくりできないゆっくりでみょんというの」
「何でゆっくりできないんだい?」
「赤い目のみょんは昔からゆっくりできないといわれているてんこ」
らんの話をまとめてみるとこういう内容だった
赤い眼のみょんはゆっくりにとって極めて不吉な忌み子である。
放置しておけば捕食種や、なんらかの災厄を招き寄せるといわれている。
そのため生まれたときに殺されるか捨てられてしまう。
赤い眼のみょんでも中には生き残るものがいる。
親が殺すのを躊躇ったためだろう。
密かに育てられたのか、どこかに捨てられたのかしたのが今のみょんだろうとらんはいった
はっ、くだらねーこといいやがるなと俺は内心で舌打ちをした。
俺は昔からそういう言い伝えが大嫌いだった。
実際に起こるかもわからないのに迫害をするなんておかしいだろうと思うからだ。
「なあ、らんお前はそのうわさを信じるのか?」
「わからないてんこ…ただ赤い目のみょんはゆゆこといることが多いてんこ」
「ゆっくりゆゆこのことか?」
ゆっくりゆゆこ
略してゆゆこはゆっくりの中でも特に大食漢で雑食な種だ。
その食いっぷりは自分より大きなゆっくりを平気で一飲みするほどで、小さなブラックホールなんて呼んでいる奴もいる。
赤い目のみょんはゆっくりゆゆことすむことが多いらしい。
とりあえず休憩をしながら話をしていた。
「お兄さん、ちぇんはトイレにいってくるよ」
「危ないかららんも一緒に行きなさい」
「うんうん大丈夫だよー! ちぇんは一人で行けるよ!!」
最後まで駄々をこねていたが心配なのでらんについていってもらうことにした
それから30分ほど私は虹川3姉妹をスカウトするべく商談を続けた。
結果は成功だった。3食住を条件に3人はOKしてくれた。
ゆっくりリリーもできればスカウトしたかったが今回はあきらめることにした。
それにしてもゆっくりらんたちが帰ってこないのが気になる
どうしたのだろうかとらんたちが向かっていった場所に向かっていくと気絶したらんがいた
揺さぶりながららんに話しかけると彼女は目を覚ました
「どうしたんだらん?」
「…ご主人。大変だてんこ…ちぇんがさらわれたてんこ」
「なんだって!!」
私は驚きのあまり大声を上げていたそのときだった。
自分の叫び声を超える大声が響いてきた
そちらに向かって走っていくと驚くべきものを私達は見た
「その目で私を見るな…」
「みょんはどこかいたいの?」
「うっぐえっぐひっぐ…」
「わからないよー!!みょんがなんでないてるかわからないよー!!」
一瞬、何が起きたのかわからなかった。
目の前が霞むほど、みょんはどうして泣いているのか分からなくなるほどの大粒の涙を流した
私はなぜみょんが泣いているのかを訪ねてみる事にした。
「どうして、きみはないているんだい?」
「みょんはあかい目をしているからみんなにいじめられたみょん。」
彼女の両親は普通のゆっくりれいむと普通のゆっくりみょんだったそうだ。
だが生まれてきたみょんは普段から赤いわけではないが興奮したり気分がたかぶると目が赤くなるのだ 。
それが原因で疎外されたりもしながら彼女は生きてきたそうだ。
いわゆる隔世遺伝の法則というやつなのだろうかとおもった。
両親のみょんかれいむかどちらかは分からないがどちらかに赤いゆっくりみょんの因子があったのだろう
それが原因でこのみょんは親に捨てられた挙句に迫害されていたのだろう。
「でも師匠とゆゆこ様だけは違ったみょん」
師匠とは彼女に剣術をおしえたゆっくりみょんであるらしい。
実力を持ったことによりそのみょんにたいする風当たりは強くなっていった
彼女の主であるゆっくりゆゆこはそんな彼女を周りから守りながら育ててくれたそうだ。
そのお礼にと自分は辻きりまがいのことをしていたそうだ。
みながおびえるほどに自分の強さに自信を持っていった
自分の強さを確かめるために相手を傷つけずにいられなかった
「だけど、あの子は自分がいくら脅かしても笑っていたみょん」
あの子は笑った。
どんなに脅しても剣を向けても怒鳴りつけたりしても笑みをやめなった。
そしてみょんは悲しくなった。どういうわけか涙が止まらなかった
「自分は強くなんていなかったみょん。ただ弱いことを認められなかっただけだみょん」
強くなっているとおもっていた自分自身が一番弱いという事実を彼女は知った。
自分を見ておびえていたものそれはみょん自身だったのだ。
それでも自分はゆゆこ様の願い ゆゆこ様の望み ゆゆこ様の終わり ゆゆこ様の生き様
彼女の望むものを追い続けるのは自分の役目だ。
それだけのために自分は行き続けるそれこそが一振りの鋼としての生き様だ
「そう思いながらみょんはゆっくり達を捕まえたみょん。ただ悪夢を見るようになったみょん」
「…」
昼間は、一心不乱にゆゆこ様のため狩りを続けたので気がまぎれた
だが夜が来るのは怖くて仕方がなかった。眠ると悪夢を見るのだ。
悪夢の内容とは自分が捕まえてきたゆっくりが自分のことを責めるのだ
そのたびに自分自身の体を木刀で刺して睡眠をとめて恐怖をごまかしていた
「でも、ちぇんはあの時の赤みょんと同じ目をしてるみょん」
ちぇんは前にあった赤みょんと同じ目をしているというのだ
自分よりも他人を心配している様子が鏡のように思えて自分をつらくさせるとみょんはかたりはじめた。
そして、先ほど事件が起きたそうだ
みょんが仮眠をとろうとしたときだ
目の前には自分達が捕まえてきたゆっくりたちがあらわれた。
『なぜ、自分達を殺した』
『なぜゆゆこに自分達を売った』
『なぜおまえだけはいきているのだ?』
「うわぁぁあああああ」悲鳴を上げて自分の半霊を木刀できりつけた
だが半霊は自分の横からはなれずに残っている。次に彼女は自分自身の体を傷つけ始めた
その様子を見たちぇんはゆっくりみょんの間に入っていた。
「落ち着いてほしいんだよ」
そういってゆくっりみょんの行動をとめようとした。
「うるさいだみょん。お前には関係ないことだみょん」
「おちついてほしんだよ」
「ガキは自分のことばっかしか気にせず甘えられるから楽でいいなみょん」
ちぇんは何もいわずにみょんに近づいていくと傷をなめた。
だがそのことにきづかなかったみょんは自分とちぇんを木刀で殴り続けた
ちぇんは自分が傷つくの恐れずにみょんの自傷行為をとめた。
みょんはこれなら邪魔できないだろうとが木にぶつかろうとするのを間に入ってめようとしたそうだ。
「自分が大変で仕方ないときに他人のことななっかまってられるかみょん」
「わからないよー! みょんが自分を痛くするかわからないよー!!」
そんなことを言い合いながら彼女達は喧嘩していたそうだ。
そして、みょんは気づいたちぇんは自分を省みずにみょんを助けようとしたことを…
「その子は、自分が怪我をするのも省みずみょんを心配してくれたみょん」
みょんは自分の痛みしか感じられずにいたのにちぇんは自分のいたみよりもみょんの痛みを心配した
そんな彼女を自分は殺すことはできないとみょんは思った。
そして彼女と寄り添っていると自分の気持ちが楽になることに気づいた
「ならば辻切なんてやめればいいじゃないか?」
「ゆゆこ様の食料調達のためだから仕方ないんだみょん」
確かに大食い。胃袋は宇宙と呼ばれるゆゆこの食事量はすごいだろう。
だが、ゆっくりを殺すのにつらい目をしているみょんを見捨てることは俺にはできなかった
これ以上、ゆっくりが増えるのをみとめてもらえるかはわからないがあの人に頼んでみるかな
そう考えた私の口からは当たり前の言葉が漏れていた
「ゆっくりゆゆこはどこにいるんだい?」
一応いつものやつ
「音楽がとても上手な虹川3姉妹ゲットだぜ!!」
次回のゆっくり
「ピンクの髪にドリキャスマークの帽子をかぶったゆっくり。だれだ?」
なきごえ「こぼね」
「次回も、ゆっくりゲットじゃぞ」
byゆっくり博士
【あとがき】
雇われ身分でどれだけゆっくりを飼う気なのだろうか主人公は?
とおもう作者名無しです。
序章を元にみょんの外伝書こうとしたら開始10行で内容がれみりゃの外伝以上に鬱カオス展開にあきらめました。
ほのぼのした作品を書きたいだけなのに書けず鬱です…叩かれるの恐れて断念
それはさておき次回もゆっくりゲットだぜ!!
- 願わくはこのみょんが笑顔で暮らして行ける事を -- 名無しさん (2009-04-11 23:27:00)
最終更新:2009年07月09日 19:58