ガラクタ通りのさなえさん Vol1.鉄琴

注意
この話には野生環境の表現が含まれます。


 大都会の隅に埋もれた、ゴミの集まる廃棄場。
 ポツリ、ポツリとゴミは増え、いつしか人々に忘れられていった通りと住宅街。

 広場からの裏路地を通れば、すぐに都会の大通り。
 ひっそりとそびえる住宅街には、大通りからかすかに伝わる騒音しか聞こえない。

 元々捨てられたものや、生活に疲れ果てたものがこの場所に迷い込み、積もり行くゴミを漁っては今日も生活を繋げている。
 物音がするだろう? 彼らが生きている証拠さ。

 耳を澄ませば、ほら―…



ガラクタ通りの`ー゜)さなえさん



「ゆっ?」

さなえが広場で見つけたものは、やや古錆びた、楽器の鉄琴だった。



   Vol1.鉄琴



「ゆっ」

 口に咥えていた得体の知れないゴミを床下に置き、さなえは鉄琴に注目する。
 ゴミが重なっていて部分を覗かせている金属製の鍵には、まだら模様にちらほらと錆びが入っている。
 されども、鉄琴には台と叩くためのばちが幸いにも不足することなくきちんと揃っていた。
 そのまま、捨てられたものらしい。

「ゆう」

 さなえは鉄琴の辺りや鍵の上に無造作に積み重なっているゴミを、丁重に払いのける。
 大体のゴミをどかし、風采を見せる鉄琴の姿。
 その姿は、初めチラと見える程度に見えていたみずぼらしい姿よりもずっとどうどうとしていて、威厳を持って広場に腰をすわえていた。
 面を表した鍵の様子を見ても、どうやら錆びついていた部分は初めに見えていた、ほんの少しの部分だけらしい。
 捨てられてから、そこまで日が経ったものでは無いのだろう。
 さなえは、そう推測した。

「ゆっ」

 さなえは鉄琴のばちの取っ手に付いた泥を軽く簡単に払い、それを口に咥える。
 試しに一つ、口に咥えたばちを使って鉄琴の鍵を叩いてみる。
 鉄琴からはポンと軽やかな、はずむ音色が鳴り響いた。
 …しかし。
 その音は、賑わいを失った通り全体に吸い込まれて消えてしまう。
 再び訪れたのは、静寂。

「ゆっ!」

 …それでも、さなえは嬉しかったのだろう。
 無音の、大通りからのかすかな騒音しか聞こえない広場に、色が付いたように思えたのだろう。
 例えそれが幻聴で、勘違いだとしても。
 一瞬だけのごまかしだとしても、さなえは十分であると感じた。

「ゆっ、ゆっ!」

 さなえは乗り気になりながら、次々に鍵を叩いてゆく。
 ポン、ポンと、初めはぎこちなく、とぎれとぎれに音がこだましてどこかに吸い込まれていった音。 
 その音が次第に反響して重なり合ってゆき、一つのサウンドへと変化する。
 連なった美しい響きの和音が、通り全体を包み込むように浸透して、鳴動した。
 さなえは、堪らなく嬉しくなった。

「ゆう、ゆう~!」

 均衡の取れた優美な音の響きが、内側から放出するように、鉄琴から奏でられてゆく。
 生き生きとした笑顔で、次々に鍵を叩いてゆくさなえ。
 娯楽も何も無いこの通りで、明日へと食い繋ぐ為に生きているさなえにとって。
 この音色は、安らぎそのものであった。
 ちょっとした幸せを、さなえは噛み締めていた。

「ゆっ」

 ふと、背後からゴミを掻き分けてこちらへと向かってくる、足音が聞こえてきた。
 さなえは緊張した体つきで演奏を止め、口に咥えていたばちを落としてしまう。
 足音が止む気配は見えない。

「ゆっ」

 ザッ、ザッと圧迫してくる音が、とうとうそいつの呼吸すら聞こえてくる所にまで大きくなる。
 物音は、そこで止まった。
 次に聞こえてきたのは、ガラガラとゴミを掻き漁る音。
 …どうやらそいつも、何か適当に探すために、広場に近づいてきたようらしい。

   特に、私に用は無いか。

 …さなえは安心した様子で、ホッとため息を一つ付く。
 試しに、後ろを振り返るさなえ。

「ゆっ」

 ゆっくりのまりさが、堂々とさなえの背後に居合わせていた。
 すぐ側にはゴミを漁った形跡がある。
 しかしその跡から推測するに、まりさはさなえに振り向かれるまでの暇つぶしがてら、手持ち無沙汰に漁っていたようだ。
 まさか背後に居るとは思ってなかったのだろう、さなえはまりさに対して驚きひるむ。

「ゆっ、ゆうっ、ゆゆっ!」

 思わず後ずさりをしてしまい、そのまま後頭部を鉄琴の台にぶつけてしまう。
 その衝撃で体勢が前のめりになり、地面に顔をつんのめさせるさなえ。
 その様子を見ていたまりさが、無言でさなえに近づいてきた。
 …しかし。

「ゆっ!」

 まりさから改めて一歩遠ざかるさなえ。
 …さなえは、まりさに拒否を示している。
 払い除けこそはしないが、さなえはまりさを煙たい様子で見つめている。
 そして、地面に落ちているばちを咥えなおし、それを台のばち入れに戻す。
 鉄琴の荷台を横から押し、さなえは無理やりに鉄琴を押し運び移動し始めた。

「…」

 まりさは何も言わず、そのまま先ほど退屈を紛らわす程度に行ったのであろうゴミ漁りを再開し始める。
 体の向きはさなえの方向を向いていて、少し気にかけた体裁ではあるが。
 悠長にゴミを探ってゆくまりさ。
 …その内にまりさの目に映ったものは、喉から手が出るほどに求めていた、缶詰めの食料であった。

「…ゆ! ゆゆ、ゆうっ! ゆう~!」

 まりさは歓喜の声をあげる。
 膨大、けたはずれの響きの声量が、広場、通り全体にびりびりと痺れる振動に変化して伝わってゆく。
 まりさは枯れた噴水広場の真ん中で一人、叫びながら体を跳ねさせて喜んでいる。
 …しかし。
 ぶっきらぼうで荒々しい叫び声は、すぐに止んでしまった。
 反動もあるのだろう、広場は先ほどよりもより一層、ひっそりと息をひそめ静まり返ってしまった。

「…ゆっ」

 まりさは缶詰めを大切に、自身の被っている円錐帽子の中に入れる。
 そして、先ほどさなえが通っていった道のりに沿って歩いていった。
 ぽよんぽよんと、歩くたびに帽子が重そうにぎこちなく揺れ、幾度か帽子が地面に落ちそうになる。
 閑静とした通りに、カランカランと缶詰め同士がぶつかり合う音のみが鳴り響く。
 まりさは黙々とさなえの姿を探していった。

「…ゆっ!」

 さなえの姿は案外近くで見つかった。
 建物が老築化して崩れてしまったのだろう広場近くの岩の残骸に、さなえは身を潜めていた。
 どうやら隠れられて見られない所から、まりさの様子をうかがっていたらしい。
 姿がばれてしまったさなえは、驚き戸惑いながらまりさから逃げようと足掻きもたつく。

「ゆうっ!」

 まりさがさなえを呼び止める。
 …その呼び掛けも虚しく、さなえはどこかへ逃げて行ってしまった。
 今度は、鉄琴そのものを置いて。

「…ゆう」

 寂しそうに。しかし、どこか無頓着に、まりさが呟く。
 まりさは、鉄琴を流し目ながらに注目する。
 置いて行かれて身寄りの無くなった鉄琴はどこか欠けていて、しょんぼりとしている様に、まりさの目に映った。




 …雨が、降り始めた。
 始めは小雨がちらついていた程度のものであったが、次第に本降りになってゆき、さなえは耐えられなくなり近くの建物へと駆け込んだ。
 どこの建物も廃墟になっているため、住居人に煙たがれる心配は無い。
 そもそも、元々住んでいた人々は皆この通りを捨ててしまったのだから。
 この通りに迷い込んだ者の中には、廃墟の建物内で勝手に生活を営み始める者もいる。

「…ゆう」

 びしょ濡れの体に、建物内に立ち込めた冷気はさなえにとって辛いものであった。
 容赦無く、冷気はさなえの体温を奪って行く。
 天井からはどしゃ降りに叩きつける雨音が、ごうごうと唸り響いていた。
 …避難するまでに、随分濡れてしまった。
 入り口が見つかりにくかったという理由もあるが、…決まった避難場所が、無かったから。
 さなえには、居場所が存在しなかった。

「…ゆうう」

 さなえは濡れた自分の体を満足に拭く術を持っていない。
 冷え込んできた体をそのまま放置しておくという事は、全ての生き物にとってとても酷な事。
 普段まともに栄養を取れていない体なら、なおさらであった。

「…」

 そのまま、さなえは壁を背に地べたに座り込む。
 …息を切らして、頬を紅潮させるさなえ。
 しかし、さなえの顔に浮かばせているその表情は、苦悶そのものであった。

 …辛そうに、薄めで建物の奥を眺めているさなえ。
 その瞳には生気が無く、視野が霞んでぼやけているのかしきりに瞼をぎゅっと瞑り、また開いたが、…さなえは体をぐずらせている。
 移る視界に、変わりはないようだ。

「ゆ、…」

 降り注ぎしぶく雨の轟音に、しとしとと体を蝕んでゆく湿気。
 力なく、とうとうさなえは地面に頬をついて倒れこんでしまった。
 目に生気は無く、…このままでは、明日を迎えられるかわからない。
 危機的状況の下にあると、さなえは自分でも理解していた。
 しかし、

「…」

 …動かない。

「…ゆ、ぐ」

 ふと、何か食べ物が目の前にあればと、考えてしまった。
 一番考えてはならないことである。
 …みじめだし、無駄だし、…何よりもお腹が空くから。
 とたんに途方も無い空腹感に襲われてしまったのだろう、…さなえは顔を伏せ、先ほどよりももっと体を、ひんやりと冷たいひび割れた床へ預けてしまう。

 元々、さなえにとって広場でゴミを漁る理由は、食料にありつくためが大半だ。
 やる事が無い為、暇つぶしがてらに漁る事も理由ではあるが、あくまで何か食べられるものを見つけて明日へ食べ繋ぐ為。
 先ほどまではちょっとした物との対面に空腹をごまかしていたが、…それが無くなった今。
 どうしようもない、ある種のまどろみを持った飢えが、さなえにまとわり付いて離れない。

 …心苦しく、身に堪える目に遭っている中、不意に。
 さなえは、思ってしまった。…ずっと、押し込めていたものだった。
 これからもずっと隠していこうと考えていた。
 けれども、脳裏によぎってしまったのだ。

   自分がどんなに苦しい目に遭っても、
   助けて欲しいと願っても、

「ゆううう…!」

 …仲間は、いない。
 漠然とした不安が、今のさなえの胸中を支配していた。

「…えっ、えう、ゆぐ」

 その表情は、暗い。
 目の端の涙が地面に対して垂直に頬を伝わり、小さな水溜りを作っていた。

「…」

 さなえの眼前に映ったものは、…先ほど奏でていた鉄琴の、ばちと鍵であった。
 共に、一つしかない。
 まりさから逃げるときに、無我夢中に何か持っていこうとして、無意識に口にしていたのであろうものだった。

「…」

 倒れたまま地面を這いずり、ばちの近くへと寄ってゆく。
 なんとか取っ手の所まで辿り着いた所で、さなえはばちを口に咥える。
 顎を使ってばちのみを軽く振り上げ、小さく、それこそ情けなくみずぼらしく見える鉄製の板へ、振り上げたばちを叩きつけた。

 …その音は、地面に吸収されてしまい、中身が殆ど残っていないスカスカの、コンといった打音しか聞こえなかった。
 響きすら、しなかった。

「…ゆう」

 …外から、轟音が聞こえてくるという理由もあるのだろう。
 しかし、さなえは満足だった。
 締め付けて来てはしくしくと泣いているお腹の痛みを、紛らわせられたから。
 例え身の無い、儚く消え散った音でも、先ほど色が付いたように思えた、通りを思い出せたからだ。

   あれはきっと、幻じゃあなかった。

 薄れ行く視界に、さなえは安らぎを憶えた。

「…」

 建物の窓枠から、バサバサと荒い音が聞こえてきた。
 その音は、一度止む。
 やがて雨を受けていた音から水しぶきを弾く音へと変わり、コツンコツンと無機質なコンクリート状の床を伝ってきている事に気が付いた。
 冷たいコンクリートの床から頬を起こし辺りを見回すと、そこには一人のフクロウが、静かに鎮座していた。

「…」

 フクロウは、何も鳴かない。
 ただ、さなえの傍に近づいてきて、…そのまま身を寄り添ってきた。
 さなえは初めこそ嫌がっていたが、…その気力も無くなってきているのだろう。
 そのまま、フクロウに体を預けた。

「ゆう」

「…」

 温もりを感じている部分はほんの一面だけだが、その一部分が表しようなく暖かい。
 フクロウは、じっと立っているだけだ。
 …きょとんとした目付きで、さなえを見下ろしてはいるけども。
 その内フクロウの体に当たっていた雨の粒子は蒸発していき、二人は純粋な体温による温もりを互いに感じあった。

「…」

 暖かく、心地よい安らぎに、さなえのひもじさは次第に消えていった。
 …フクロウも、寒かったのかな。
 そう思えるくらいに、冷静さを取り戻した。
 余裕を取り戻したさなえの胸裏に、ある一つの考えがよぎった。

   …このフクロウから、温もりを感じる。
   温もりを感じるということは、動物である。
   動物であるということは、

   ―…食べられる。

 …その考えは、最低のものである。
 しかし、なりふり構わずに生きているさなえにとって、
 …理性など、当に振り切れているのかもしれない。

「ゆっ、ゆああっ!」

 さなえはハッと我を取り戻し、自分は今何を考えたのか後悔したように首を振る。
 雑念を振り払うかのように、さなえはその行為をより一層激しく行う。
 されども、どうしても考えがこびり付き離れないようで、さなえはついには目の角膜をぽーっとした点にさせ、
 …思考を停止させてしまった。

「…」

 フクロウは無防備にさなえに寄り添ったままである。
 さなえもフクロウに寄り掛かった体勢ではあるものの、どうやってフクロウを仕留めようか頭の中で綿密に作戦を繰り広げている。

   …久々の、獲物なのだ。
   さらに、肉だ。
   取り逃すわけには、いかない。

 ふと、さなえの姿がちらと映ったフクロウの瞳には、なぜだか痩せこけたさなえの頬が嫌に哀れに見えた。

「…ゆ」

 …空間の時間が、止まった。
 確かに一瞬、建物内が凍りついたように、止まったのだ。
 まやかしかもしれないが、さなえにはそう感じ取れた。
 …さなえは、一気にフクロウに飛びかかる!

「ゆぎぃっ!」

「…」

 身を寄り添い合っていた相手に、いきなり顔を近づかされて脅かされるフクロウ。
 されども、フクロウは動かないまま。
 鳴き声をあげる事は、無い。

「…ぐっ、ゆっ、…」

 さなえの瞳からは、大粒の涙が溢れ出していた。
 自分の、今やらんとしている事。
 その行為に、どうしてかさなえは気持ちの歯止めが利かなくなっていた。
 ふるふると震える体をそのままに、さなえは立ち止まる。

「…ゆ、ああ、あ゛あ゛あ」

   何を、何を躊躇しているんだ、私は!
   何を今更、こんな事が本当に嫌なら、さっさと大通りに戻っているはずだろう!?
   私は捨てられた通りにいるんだ!
   忘れられた、誰も見向かない通りで、生きていこうと考えたんだ!
   ちょっとぶつかって押し倒し、噛み潰せば―…!

「…あ、あ」

 フクロウに飛びかかったため、さなえの足元にあった鉄琴の鍵とばちは部屋の奥へと蹴り飛ばされてしまった。
 カラ、カランと鍵と床がぶつかり合って響く音。
 …一握りに残っていた理性を振り絞り、さなえはその場に思いとどまった。
 そして、そのまま頭から仰向けに地面に倒れこんでしまった。
















 目を覚ます。
 窓の無い風が通ってくる窓枠から、朝日の陽光を体に浴びる。
 しとしとと鳴り続いていた、雨の音はもう無かった。
 …どうやら、気絶していたみたいだ。

 辺りを見回す。
 フクロウが居ないか、確かめる為だ。
 ふと、もぞもぞとその場を動いていると、何か冷たい感触を頭部越しに感じた。
 なんだろうと疑問に思い、その物体へ振り返る。



 …そこには、冷たくなって動かなくなった、フクロウの姿があった。










「…く、ゆぐ、…ゆぎい」

 一心不乱に、焚き火により焼いた肉を口内に頬張るさなえ。
 口の中に肉が残っていようが、お構い無しだ。
 最終的には皿ごと口に咥えて、皿に乗った肉を全てまとめて口の中に無理やり詰め込んでしまった。

「ゆぐ、がっ…」

 その目からは、玉の様な涙が流れている。
 さなえの顎は肉の味を噛み締めるように動いているが、当のさなえの表情は煩悶とした、大層後悔したものだった。
 嘆いても嘆いても衝動が込み上げてくる、…悲しい、表情をしていた。
 起こした火は、隣でパチパチと炎を上げている。
 口元が緩み、咥えていた白の大皿を、地面に落とす。
 カラ、カランと音を立てながら皿は地面を転がっていき、さなえの居る場所よりも少し遠い所で、地面を回り停止した。
 …お腹は、たまった。
 さっきまでは痩せこけていた頬も、今では艶やかに輝いてその精気をうかがわせている。
 さなえを見るからに、しばらくは生きていけそうである。…しかし、


   おいしく、ない。


 さなえは、切り替えをうまく行えないでいた。
 体を震えさせ、上下に動かしながら、…なんとか込み上げる感情は押し殺す事はできているものの、身動きをとれないでいる。
 さなえの目から止め処なく溢れる涙は、やがて地面へと伝い流れる。
 その涙は、今日も広場でゴミを漁っていたまりさの元へと辿り着いた。

「…ゆっ?」

 ぴくんと、かすかに冷たい感触に身を止めて周りをうかがうまりさ。
 まりさは背後に何やら続いていた、涙の流れた後を辿って行く。
 歩き続けてゆくと、そこにはおいおいと泣き続けるさなえの姿があった。

「ゆっ」

 ぬっと、されどもあまり脅かさないようにまりさはさなえに話しかける。
 さなえは顔を崩して泣くばかりだ。
 …その様なさなえに、まりさは帽子から一つの物を取り出した。

「ゆうっ!」

 まりさが取り出したものは、昨日広場にて見つけた食糧の缶詰めだった。









(ダッダラララダッダラララ)

(アッハッハッハハ…)






   CAST


さなえ Sanae

             _,,.. -- 、__,,..,,__   i     /
         ,. -<.     `ヽァo、`ヽ 人   i
       , '7´    )       ';`ー゚). i  i   i
      ノ !     ;    !    i'´  i   i <
      ;.'  ';   _!_ ,!  ! /_!_  ,i  ヽ  ノ   !  ・・・・・・・・・・・・
     ,'    ';  L./ |__」/!_」__ ソ    ̄,   !
     i ,'   ! 'ノ      ヽ ` !  /  ,'    !
     !_ハ_!  ,ハ ⌒    ⌒   !コ    i     ヽ___
      ソーr' !'"   ~   ""'r'´二.ヽ ',
      ;'  ノノ>.、.,_    _,. イ/´ _iノヽ i
      i   ン´ ,,.ィ`i7こ__ノ こ二、ヽ,ハノ
      ',  ! ァ'レ' レ' i:::::iヽ._/   レ'
     、_)、ノヽ/ /  |:::::! (二`ヽノヽ_


てんこ盛りでダンス♪ シャダバダ ランダバエブィバ~ディ♪




まりさ Marisa


   _,,....,,_ _
-''":::::::::::::::::`' 、
ヽ:::::::::::::::::::::::::::::\
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7    
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7_人人人人人人人人人人人人人人人_
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ >   ゆっくりしていってね!!!  <
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
`!  !/レi' rr=-,   r=;ァ レ'i ノ   
,'  ノ   !'"  ̄      ̄ "' i .レ'    
 (  ,ハ    'ー=-'   人!    
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ
    /       |_"____
   |   l..   /l´キャラメル`l
   ヽ  丶-.,/  |_________|
   /`ー、_ノ /      /
   >.、./  /      /
 i"´   ノ/      /
  ` ー−"       /
.   |/       /
/   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    /   /
 /


なんだか体中感じる 感覚タンデム中♪

フクロウ Master owl


       ____
      /      \
      |  風神録  |   フクロウいっくら探しても無かった
      | rr=-  r=; |   俺の10分返して
      |  2ボス   |       ∬
      |   ー==-   |      ∫
      \_    _/  =|л=・
         |   |     ( E)
    / ̄ ̄     ̄ ̄\//


(まだまだ!)てんこ盛りでダンス♪ シャダバダ ランダバエブィバ~ディ♪


なんだか体中感じる感覚タンデム中♪



STAFF

SPECIAL THANKS

がいたwiki
時間




(AA用意してないです! ごめんね!)
はらはら二人きりのシートに 跨いだんだったらまあしっくり♪
びっくり体験ビーツ大回転 はたいたマシーンの尻ピンポイント♪ …


原作 増田龍治『ガラクタ通りのステイン』
EDテーマ ハルカリ『タンデム』

NEXT! To Be Continued...


  • さなえがフクロウを食べるシーンが印象的だった
    さなえの必死さ、空腹っぷりが現れていたから、
    描写がほんの数行でも頭に残る -- 名無しさん (2009-05-23 23:42:29)
  • 東方板のAA長編が純文章化されてるみたいだ・・・
    すげー -- 名無しさん (2009-05-24 00:39:08)
  • 「ゆ」しか言わないゆっくりも可愛いなぁ
    鉄筋とたわむれるさなえ可愛いです -- 名無しさん (2009-05-24 15:15:28)
  • 文章力たけー
    情景が浮かび上がるわ -- 名無しさん (2009-05-24 16:46:34)
  • 続きマダー? -- 名無しさん (2009-06-02 16:49:52)
  • 2009-06-02 16:49:52
    今週の金曜日に続きくるって言ってた
    気長に待とうぜ -- 名無しさん (2009-06-02 17:03:01)
  • ノスタルジックな雰囲気。
    読むのが疲れるけど、面白い -- 名無しさん (2009-07-15 14:06:45)
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最終更新:2009年07月15日 14:06