「はい、皆さん、どうも、こんばんは、れいむです。」
「まりさです。」
「今宵もこのラジオを聞いてくれる皆さん、ゆっくりしていってね。」
「ゆっくりしていってね!!!」
それはある放送局でイベント性で始めてたあるラジオ放送から始まった。
ゆっくりの姿をしたコンビが見えるラジオでゆっくりの口調で進行して放送が大ヒットとなり、
その後、ゆっくりと組み合わせたコンビのラジオ放送がまた大騒ぎになって、それから生まれたのが
この「ゆっくりのみ」でラジオをするという「ゆっくりラジオ〜ゆっくりしちゃいけない時間だぜ!〜」であった。
「さあ、今日もれいむとまりさでたくさんゆっくりしていくんだぜ!」
「そもそもこんな放送聞いている時点で遅いんじゃないかとおもうんだけとな。」
「それは言わないお約束だぜ、れいむ。」
「さあ、まずは例のものからはじまるよ。アリス、ゆっくり持ってきてね!」
しばらくすると、アリス達がガラスの箱を持ってくる。言わなくてもわかるとおもうが、手紙が入っていたりする。
「それじゃ、今日は誰から行こうか。」
「昨日はまりさが先みやったかられいむからするんだぜ。」
「じゃあ、れいむがさきにとるね。」
さては、どうやってゆっくりたちが箱の中の手紙を取り出すかというとクレーンゲームのよう
に上に設置されているクレーンを操作して取ったりする。
ういいいいい...
「よし、取れた。」
「ゆっくりよむんだぜ、れいむ。」
「えーと、千葉県のカラス天狗さまからです。
私は最近とてもゆっくりできない状態です。朝起きて夜寝るまでとてつもなくいそがしくて
もう限界です。どうすればいいのでしょうか。」
「職場が大変みたいよね。」
「そうらしいね。最近は経済があまりよくないから頑張って働かないと首になるという圧迫感
が人をゆっくりできないようにしているんだわ。」
「しかし、こんなときこそ日常からゆっくりできることを探さないと体調を壊すことになるん
だぜ。」
「それもそうだね。カラス天狗さん。仕事大変だとおもいますが、この放送を聞いて一緒に
ゆっくりできるとうれしいです。いくら忙しい時期であろうとも心の余裕がなければ昔の西部
映画によくでてくる地面を転がるあの乾草の塊になった方がマシですよ。」
「さりげなくひどいことをいうんだぜ、れいむは。」
「はい、次はまりさの番だよ。」
今度はまりさがクレーンを操作していく。
「俺のターン、ドローだぜ!」
「微妙なところで微妙なネタ投げるのいい加減やめなさいよ、この黒白。」
「いや、しかしだな、委員長....」
「だれが委員長だよ!いいからゆっくりしないで読みなさいよ。」
「最近れいむの言葉一つ一つが刺々しいことについてのはなしがかいてあったらいいな。」
そう呟いてまりさは手紙を読み始めた。
「山梨のもこたんINしたお様の話だよ。
昨日ゆっくり達がたくさんはいってる籠を見つかりました。突然「さー、お食べなさい」とか言われてすごくおいしゅうございました。
今日も行ったけどもういなかったです。皆さんはこんな経験ありますか?
これって、あれだよね?]
「多分そうだね。最近よく発見されるという噂の籠話だよね。」
「もこたん様、すごくゆっくりできる経験をしたんだぜ。あの籠の噂はそこそこ聞こえていますが、
どうやら一回出てきた場所には二度と来ないそうだぜ。
あの籠のゆっくり達はとてもおいしいという評判なので私もチャンスがあったら是非とも食べてみたいぜ。」
「共食いだよ、まりさ。」
「ここでちょっと休憩にするぜ。例の歌をながしながら第一部はこれでおしまいだぜ。」
ばかなの?
ばかなの?
こんな曲きいてるとか(ry
おちがみえないのでこれで終わりとしましょう。
こめんなさい。題目変更します。
小ネタ「ゆっくりラジオ」
あと、籠の話はSS「
不思議な籠」のあれです。
知らない人のためいっておきます。
- 共食いだよって冷めたツッコミがシュールw -- 名無しさん (2010-01-18 21:18:24)
- 第二部はどうなる? -- 名無しさん (2010-01-18 22:09:57)
最終更新:2010年01月18日 22:09