以下の質問に答えて下さい。
1・ホラーゲームをプレイした結果、
悪夢に魘されてプレイを断念したことがある。
2・ホラーゲームはプレイするものではなく、
ニコニコのプレイ実況動画を見て楽しむものだ。
3・バイオハザード(4以降)は割と平気。
4・おばけ屋敷でマジ絶叫したことがある。
5・部屋を明るくしないと眠れない。
全部当てはまる方、それはうp主です。
そしていつもの前口上
この小説は銀魂のパロディです。
登場するゆっくりにマトモな奴はいませんし
ひどい目に遭うゆっくりもでてきます。
そういった描写が気になる方は席をお立ちに、
気にならない方はそのままこの小説をお楽しみ下さい。
てゐ魂 第41話「心綺楼出てから太子って奴イジられまくり。」
茹だる暑さに耐えきれず、眠ることさえ出来ない夏の夜。
文明の利器はそれを乗り越えるために「クーラー」という機械を発明した。
しかし、どんなに文明が発達してもそう言ったものの恩恵を受けられない所は多々ある。
例えばゆっくりの国の公安⑨課の駐屯所。
ここは沢山のゆっくりが寝泊まりするため、部屋がやたらと多い。
部屋一つ一つにクーラーを置く予算なんて上は出してくれないので、
ここに勤めるゆっくり達は夏場、寝苦しい夜を過ごすのが日課になっている。
しかし、ゆっくり達とてただ寝苦しい夜を過ごす訳じゃない。
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例えば愛用のTENGAを冷蔵庫で冷やしておくとか、でかい氷を自前で用意したりとか、
自分達で各自工夫して少しでも涼しくすごそうと努力しているのだ。
そしてそんな努力の中にはこんなのもある。
「…これは、お友達から聞いたホントにあった話なんだって。」
とある部屋でゆっくり達がロウソクを囲んで輪になって座っている。
ゆっくり達の中には⑨課の中でも上司に当たるゆーぎやちるのも混ざっており、
全員が緊張の趣で大ちゃんの語りを聞いている。
…ここまで来れば大体察しが付くだろう、これから始まるのはいわゆる怪談話である。
どうせ寝苦しくて寝ていられないんだから気分だけでも涼しくなろうって魂胆なのである。
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「ある所に舞を踊らせたら天下一品のゆっくりが居たんだって。
特に猿楽を踊らせたら右にでるものは一人も居なかったの。
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'ヽ ' ヽ , '--' ')
i'V、 ...:....:.. 'ヽ ,___ノ .:. /
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ヽ ̄ヲ i" ̄ ,___,  ̄"ノ/'二二ヽ
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〈´ ̄`ヽ.r::::::r、__ //::::::::::::::;)
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その舞を気に入った時の権力者がもっと素晴らしい舞を踊れるようにと、
手作りのお面を送ったらしいのよ、それも66個も。
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/ ヽ、 / l
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} `ヽ、 / |
i゙ .`ヽ、 , --- '´ .ヽ
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ヽ / ゝ' `ヽ ソ /
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| ./ /ヽ / i /ヽ 八 i ∠,
ヽ / /ヽ ./ ヽ/ ヽ / }_ノ ヽ ./| ヽ /
/V / ヽi __ \ / .ヽ/ .| /ヽ
/ | l / / r--、`ヽ \/ /´´二 -、 |/l / ヽ
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./ l / i | ヽ _ ̄_ノ ヽ_ ̄ ) / \ .| |
i | / /\l.  ̄  ̄ ー´ `> | |
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V /.| _______ | .ゝ //
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|` | \ / | ソ
| l `ー── ´ / /
ヽ ヽ、 / |
i ヽ、 / i
ヽ ヽ、 / ,イ i
ヽ ヽ、 ´ / | /
ヽ、 >、 ./ .l /
ヽ、 / `ー─- ___ -─  ̄ ゾ
66個も変なデザインのお面を貰ったそのゆっくりは困惑したわ。
仮にもお偉いさんから好意で貰ったものだから捨てるって訳にはいかないしね。
しょうがないからそのお面を押入の奥の方にしまっておくことにしたの。
で、一年くらいたってお面を貰ったことなんてスッカリ忘れていた頃…。
時々、押入の方からカタカタ…カタカタ…って物音がするようになったの。
そのゆっくりは最初、気のせいだと思ってたんだけど、
日を追うごとにカタカタ…って音がガタガタとかドンドンとか激しくなってくるのよ。
流石に無視することが出来なくなったから、ゆっくりは思い切って押入をあけてみたの、
そこでそのゆっくりが見た物は…!」
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> <
> メンマシマシヤサイマシマシアブラカラメでお願いしまーす! <
> <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
,. -''"´ `' 、
,'´ ,. -‐ァ'" ̄`ヽー 、`ヽ
// `ヽ`フ
/ .,' /! /! ! ハ ! ',
( !ノ-!‐ノ ! ノ|/ー!、!ノ ,.ゝ
( ノ レ rr=-,::::::::::r=;ァi"/! ノ
) ,.ハ '|  ̄ ,rェェェ、 ̄ ! ヘ(
) '! ト.、 |-r-r,| ,.イ i .ノ
ノヽ,! i` 、`ニニ´ ´レヘ ノ
∬ ヽ(へ レィr'7ア´ ̄`ヽ. )'
┌-┐ ノ /イ Y
(i _i rくヽ/!ノ __ ,ゝ
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「うっわぁああああああああああああ!」
話が最高潮に盛り上がってきたところで、突然響きわたった絶叫。
いかに肝の据わった⑨課のゆっくり達もパニックになると言うものである。
「ちょっと落ち着きなよみんな、
今のは単にレティの奴が三郎にラーメンの出前頼んだだけじゃん。」
そして肝が据わっていると言うより何も考えてないちるのは実に冷静に大声の正体を解説してくれた。
ちなみにラーメン三郎はボリュームと油のコテコテぶりで有名になった、
人間の国発祥のラーメン屋である。
「そ、そっか、でも今のは流石に驚いたぜ…。」
「突然すごい大声がしたもんな、所長もかなりびっくりしたと思うぜ…。」
そう言いながら⑨課の一人が所長のゆうぎの方へと視線をやる。
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「ビックリってレベルじゃなかったぁあああああああ!」
「ショックで髪の毛が抜けて完全にやる夫にぃいいい!」
「マープだ!誰かマープ増毛法もってこーい!」
大惨事のゆーぎ所長を見てまた大騒ぎになる⑨課のゆっくり達であった。
「…あんたら、こんな夜中にギャーギャー騒いでるんじゃないわよ。」
そんなゆっくり達を見てレティがあきれた様子でそう呟く。
「…隊長、元はと言えばあんたが怪談の最中に変な呪文を大声で叫んだのが原因です。」
すかさずそう返す大ちゃん。
「三郎伝統の注文方法を変な呪文扱いしないでほしいわね。」
「知らないゆっくりから聞けば十分変な呪文です。
って言うかこんな時間に何でラーメン屋の出前取ってるんですか。」
今は草木も眠る丑三つ時。
こんな時間に三郎が開いていたのも驚きだが、
何でこんな時間にラーメンの出前なんか取ってるのだ、この副隊長は。
「私は夜番で小腹が空いたから出前を取っただけよ。」
「小腹が空いたからって…。」
その割には注文内容がマシマシマシマシしまくってたような。
小腹が空いてあれなら本格的に空腹ならどれだけのボリュームになるのか。
大ちゃんは想像しただけで胸焼けを起こしそうになった。
「…っていうか、あんた等何でこんな時間に起きて怪談なんかやってるの。
私は夜番だから起きてるけどあんた等別に夜番でも何でもないでしょうが。」
レティはあきれ顔でゆーぎ所長にマープと書かれた瓶の中身を飲ませている胴つきゆっくり達にそう問いかける。
レティが知る限り、この場にいるゆっくり達は全員通常勤務の筈だ。
「えー、だってねぇ。」
「こんなに寝苦しいとねぇ…。」
ゆっくり達は顔を見合わせて「ねー」なんて言っている。
ただ今、現在気温は三八℃ 湿度は五〇パーセント突破。
不快指数、測定不能。
真夏の夜には良くある風景である。
「ねーじゃないでしょ!夜にちゃんと睡眠をとらないと
昼間のお勤めに支障がでるでしょうが!さぁさぁ!みんな布団で横になる!」
そうゆっくり達に言い放つレティの姿はどこかお母さんを連想させる物だった。
「チェ~隊長のけち。」
「まだまりさ様のとっておきの話があったのに~。」
⑨課隊員達はどこか不機嫌な表情である。
でもそれでも上司命令は絶対、⑨課隊員達は渋々と寝る準備を始めるのであった。
そんな部下達の様子を見てレティはため息を付く。
「全く、仮にもゆっくりの国の治安を背負ってるんだからもう少し緊張感を持ってほしいわね…。」
「まったくだよ!」
その横でちるのがウンウン頷いている。
…レティはそんなちるのを冷ややかな目で見つめている。
「…あんた、怪談話しているグループに混ざっていたわよね。」
「ん?何のこと?」
何とも白々しいトボケ方だ。
「トボケても無駄よ!どうせ怪談もあんたが始めたことでしょう!」
「何でアタイだと決めつけるのさ!」
「あんた達、正直に答えなさい。」
「言い出しっぺ、お膳立て、バレても怒られないように
ゆーぎ所長も怪談に誘う。
全部ちるの隊長がやりました!」
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部下達の一斉告発と同時に、ちるのは光の早さで逃げ出していた。
レティはちるのを追いかけることはしなかった、
逃げ足が早い彼女を捕まえるのは無理だからだ。
「…上も下も遊んでばかりで治安維持部隊としてやっていけるのかしら、私達…。」
不安に刈られてレティは深いため息を付いた。
そんなレティの肩をポンと叩く一人のゆっくり。
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「まぁまぁレティ、そんなに難しく考えるんじゃない。
たまには肩の力を抜くことも重要だぞ。」
「…ゆーぎ所長、髭剃ってください。」
「いやぁ、マープ増毛法が効きすぎてな。」
ゆーぎ所長は髭をいじりながらそう呟いた。
心なしかその表情が満足げなのは気のせいだろうか。
「…そう言えばそろそろラーメンが来る時間ね。」
と、レティが壁の時計を見てそう呟く。
そして立ち上がると、ゆっくりと部屋を出ていこうとする。
「レティ、どうしたんだ?」
ゆーぎがレティの行動を見てそう問いかけてくる。
「ラーメンを受け取りに勝手口に行くだけよ、
余所物を敷地内に入れるわけには行かないでしょうが。」
レティがそう説明したそのときだった。
「…勝手口?」
レティの話を聞いた大ちゃんが何か頭の中で引っかかるような感覚を覚えた。
いったい何が引っかかるのか、大ちゃんは必死で頭の中を探り回る。
「どうしたのよ?」
様子がおかしい大ちゃんにレティがそう問いかける。
「いえ、ちょっと勝手口に関する噂話があったなぁって思いまして。」
「噂話? いったい何よ?」
「それを今から思い出そうと…。」
「ウワァアアアアアアアアアアアア!」
「!?」
突然の叫び声にレティは会話を中断して
声の聞こえた方を見る。
間違いない、あの叫び声は勝手口の方から聞こえてきた。
しかも、叫び声の方もレティにとって聞き覚えがある声だった。
「…!」
「あ、副長!」
一にも二にもなくレティは走り出していた。
嫌な予感を抱えながら、勝手口の方へと高速で駆け抜けていく。
後ろからは足音がいくつも重なって聞こえてくる。
ゆーぎと大ちゃんもレティと同じことをしているのだ。
後一息で勝手口と言う所で、レティは見慣れたゆっくりの姿を見つけた。
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!:::::ァ' ,. '"´` ⌒'ヽ;::!
_ノ::::;.' ,' , ; i i ヽ!
`ヽ.,' i ,' ! ,'! /! /! ,' ',
/:i iノ !__,.、/ | / 、|__ィ'/レヘ .'、
./::::! ∠,..イ ((ヒ_] レ' ヒ_ン)) i i>-ヽ
`ヽ! !ノ '" ,___, " ,V i,」
ノ ,' .|ト.、 ヽ _ン ,イ i ',
(rヘ. i ', .|>,、 _____, ,.イ レヘノ
レヽ、/ヽ!,.イ´ \_/iヽ!ノ!/レ'
ト 、, /´`ヽ::ヽ、/ムレ'i`ヽ./!
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∠,_7 /〉:::;:::::::::::;::::::::::! ',>
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ちるのは信じられない物を見たという表情で、呆然とその場に突っ立っている。
「そんな所で何してるのよちるの!」
「れ、レティ…アレをみてよ。」
ちるのは震える手で勝手口の方を指さす。
なぜその手は震えているのか、一体ちるのは何をみたというのか。
レティ達はその視線を勝手口の方に向けてみる。
勝手口の風景には何の変化もない、
ただ、勝手口が開いていて一人の男が倒れているのを除いては。
「な…!?」
「嘘…!」
その男の姿を見てゆーぎと大ちゃんの口から驚きの声が漏れ出す。
続いて顔を真っ青にして、レティが叫んだ。
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_,. ‐7′ l ! `ト- .._
,. -‐  ̄ / l ,' ヽ  ̄ ‐- 、
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, ' i / _,. -─-ヘ /-‐  ̄  ̄`` ヽ
/ |:.  ̄ ヘ / . ..:/ .:i ',
. / !:. . 丶. ヘ / ..:;. ′ ..::| 、
/ !::.:..,' . :、:. ヘ. / o ', ..:.::! 丶
. / !::.:! : :. ヽ:...ヘ. ,': ./ .: . i ..:.::' ヽ
/ '、:!___,;_,.. --─-:. ¬ニ Y::../─---‐::¬‐::─:-‐-:- l..:.::;' `、
. / :! :: : : : : : ∨ o .: .: .: :. !:.:/ ',
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`ヽ | : | | /
「さ、三郎の人ぉおおおおおおおおお!?」
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| /´ _ _'ヽ、
〉 / /´ / , 、 、 ヽ〉
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く_ノ 〉 i"" ,___, " iハ _ノ ~.レ-r┐、
ハ. i ハ、 ヽ _ン 人ノ__ | .| | |
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ヽ、,_`ヽ,r'´ `ト、 ∞」 i  ̄`ー┬--‐‐´
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`(⊆ノ/ / ! ハ
くヘ,.へ_,.へ__,.ヘ,.ヘ
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ト_ン ト_ノ
「すげーよ!あんなに見事なまでにドンブリがキッチリはまっている人始めてみた!」
絶叫するレティの横でちるのが腹を抱えて笑っていた。
最終更新:2013年10月14日 11:45