第二話 『現れた影!!きもんげJrの商売大作戦!!』 
夜、竹林内。「きもんげ商会」事務所内にて。 
「うーん、お前等日に弱いんやなあ。完全に防水ダンボールな上、日も関係なくなる 
 うーぱっくにまでなれば、大丈夫なんやけどなあ。」 
「うー!!」 
頭だけのれみりゃに箱が下についた、箱れみりゃの前でうんうんと唸るきもんげ。 
きめえ丸も考えているのか、ゆっくりと顔を振っていた。 
ぽく、ぽく、ぽく、ちーん!!! 
「よっしゃ、閃いたで!!きめえの!!ちょいこっちこい!!」 
「おお、ひらめきひらめき」 
「うー?」 
何かしら閃いたようで、箱れみりゃ当人を差し置き、なにやら怪しげな笑みを浮かべる二人。 
何を思いついたのやら・・・。 
後日昼間、竹林内の広場にて。 
「どや!!れみりゃのうー帽に外で流行の音声認識を日傘の開閉機能として付けて見たで!!」 
「うー、うーっ!!!!」 
日傘の下、竹林の中でも空が開けていて、日が強く差し込むこの広場を飛び回り、 
さらに竹の上まで飛んでいく頭の上に日傘をつけた箱れみりゃ。どうやら成功の様だった。 
「ええか、五回連続でうーって言ったらあかんでー!!フリやないで!!」 
余りに高くまで飛び上がっていく箱れみりゃに慌てて、きもんげJrは叫んで注意した。 
「うー?」「・・・」良く聞こえない。 
「う~?」「おーい・・・」少し高く飛びすぎたことに気付き高度を下げ、なんとか聞こえてきたが、 
「うー!!」「うーって・・・」その部分が箱れみりゃには、楽しいか、と聞こえたから 
「うー、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 
最高だといわんばかりに返事をした。 
            パタン。日傘が閉じる無常な響きだった。 
「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」 
ジューッと音を立てながら箱を離し、落ちてくるれみりゃ。 
「あかん、こらあかんわ!!!きめえの!!れみりゃ本体頼む!!お前の速さならいけるやろっっ!!!」 
「おお、しょうちしょうち」 
言うや否や、きめえ丸はすごい勢いでジャンプ。 
れみりゃの本体と帽子を凄まじい速技で口を使いキャッチ 
即座に着地し日陰へ走る、きめえ丸。 
「おし、オーライオーライ・・・ふべ!!」 
きもんげJrも顔で箱をキャッチ。なんとか箱に損傷はない。 
赤くなった顔を撫でながら箱を持って、すぐにれみりゃときめえ丸の元に駆け寄る。 
「う~・・・!!」「しっかせい!!大丈夫、軽い火傷だけや!!すぐ薬持って来たるからな!!」 
「おお、いたいいたい」 
泣くれみりゃを二人でなだめる。・・・そこに、それを見ていた二つの影が現れた・・・。 
「ふん!!なにやってんだい、ばかだね。いっぺんしんでみる?」「ゲラゲラゲラ!!」 
「く・・・お前は・・・うざってゐ!!そんでおまけに、うどんげ!!」「おお、うざいうざい」 
現れた二人、うざってゐとは、うどんげとは何者なのか!風雲急を告げる次回を待て!!     続く 
※フリをいれて見ましたが、一応過度な期待は無しでw       即興の人 
-  ゲラゲラゲラ!!  -- 名無しさん  (2008-11-02 01:57:56)
-  ゲロゲロゲロ!!  -- 名無しさん  (2009-10-13 02:28:07)
-  レロレロレロ!!  -- 名無しさん  (2010-09-01 19:09:57)
-  ベロベロベロ!!  -- 名無しさん  (2011-07-06 21:29:14)
-  エロエロエロ!!  -- 名無しさん  (2012-02-27 18:51:31)
-  エレエレエレ!!  -- 名無しさん  (2013-11-24 09:38:23)
-  ゲレゲレゲレ!!  -- 名無しさん  (2014-12-07 09:00:39)
最終更新:2014年12月07日 09:00