※注意……
この話は、虐待スレでセイン氏が書かれたSS「ゆっくりを飼おう」の続編として、YTが二次創作したものです。事前にお読みになると、二頭の境遇がおわかりになれます。
ttp://www26.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/998.html
虐スレ設定が苦手な方は、ご遠慮ください。
なお、セイン氏の後のSSに、二次創作についての許諾らしいお言葉があったので、書いていいものと判断しました。氏にお礼申し上げます。
※※注意2
途中改行を入れて整形するとかえって読みにくくなるかもしれないので、整形せずにあげます。メモ帳などに貼り付けて読んでください。
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ゆっくリハビリの夏 (前編)
「ゆ、ゆっくりしていってね!!」
「あ、あたらしいかいぬしさんだねー! わかるよー!」
キャリーバッグの蓋を開けると、二頭の可愛らしいゆっくりがおずおずと現れ、そう微笑んだ。
その様子は人なつこく、よくしつけられているように見えた。
だが、老人は目ざとく気づいていた。二頭の様子に、そこはかとない陰があることを。ふっくらとしているはずの肌がやけにパサつき、薄汚れていることを。
「ふむ……この子たちが」
「ええ、よろしくお願いします」
二頭を連れてきた青年が、申し訳なさそうに頭を下げた。
ちぇんとれいむは、その様子を不安そうに見ている。
――二頭は以前、ゆっくり好きの青年に育てられた。正しくしつけられ、どこに出しても恥ずかしくない、愛らしいゆっくりに育った。
だが、新しい飼い主にもらわれていった先で、悲劇が起こった。
その飼い主たちは、悪意のない、ごく普通の人間の家族だった。しかしゆっくりの飼いかたを知らなかった。彼ら彼女らがよかれと思ってしたことが、ことごとく、ちぇんとれいむを追い詰めていった。
不幸なことに、二頭は善良なゆっくりだった。善良すぎた。自分たちへの仕打ちを、立派になるためのしつけや、愛情の現われだと思い込み、ひたすら耐えた。じわじわと体を弱らせてしまう辛味を毎日食べ、敏感な尻尾への無神経な愛撫に耐えた。
だがそれは、実のところ虐待だった。
自分たちでもわからないうちに、二頭はストレスに負けていき、ゆっくりと体と心を痛めていった。
そしてついには――子殺しという悲惨な行いに走ってしまったのだった。
「ちぇん、れいむ、ゆっくりしていくんだよ」
「ゆぅ……おにいさん、ゆっくりしていってよ……」
「にゃあ……ちぇん、さびしいよー。わかってよー……」
青年が去ろうとすると、二頭はさっきの挨拶もどこへやら、しきりにさびしがり、足元にまとわりついて、引き止めた。
老人は、それをじっと観察しながら、青年からの電話で聞いたことを思い返した。
あの破局の後、ちぇんとれいむは飼い主である青年の下へ戻された。叩き返された、と言ってもいい。二頭の子殺しの現場を目の当たりにして、飼い主の娘である、幼い少女がおびえてしまったからだ。
そのことで、二頭はさらなる苦痛を受けることになった。愛されるために自分の子供まで殺したのに、愛されるどころか、かえって見放されてしまったのだから。
二頭は深く傷ついた。唯一、二頭のことを苦しめなかった青年のことを慕うのも、当然だといえた。
そう、二頭は今でも傷を負ったままだ。外見からはそれとわからないが、心の中に黒い闇を持っているはずなのだ。
その治療のために、二頭はこの老人の元に預けられたのだった。
「ゆっくり治すか……」
老人はそうつぶやいた。
「じゃあなー、元気でなぁー」
「ゆぅぅぅぅ、ゆ゛っく゛りし゛て゛よぉぉ!!」
「まっでよお゛ぉ゛! わ゛か゛ら゛な゛い゛よ゛ぉぉぉ!」
別れの時、れいむとちぇんは青年を慕って泣き喚いた。無理やりキャリーバッグの中に収めたが、狂ったようにバサバサと跳ねた。
老人の思ったとおりだった。二頭は青年に強く依存していた。
森の向こうに青年の姿が見えなくなってから、老人は二頭を屋内へ戻した。
山の中の、小さな家だ。いまどき珍しいことに電気も水道も来ていない。かまどがあり、囲炉裏があり、縁側がある。裏の崖に泉が湧いており、そこから竹製の筧(かけひ)で水を引いていた。
引退した老人と、その妻が、そこに住んでいた。
老人は居間に入り、用心深く戸を閉じてから、畳の上でバッグを開けた。ぼと、ぼと、という感じで二頭が転がり出てくる。えぐえぐと泣き濡れてはいるが、もう青年を追おうとはしていない。疲れてしまったようだ。
老人は、妻を呼んで、ゆっくりたちの前に並んで座った。
「これ、ちぇんとれいむ。もう泣き止みなさい」
「ゆぐっ、ゆぐっ……ゆずずぅっ、ゆっくりなきやむよ……」
「に゛ゃ゛ぁ゛ぁぁ……ちぇん、わかったよ……」
「よし、いい子だ。これからはわしらがお前たちの飼い主だからな」
「うん、あたらしいかいぬしさんだね……」
二頭が見上げる。老人と夫人はうなずいた。
「そうだ。おじいさん、おばあさんと呼びなさい」
「ちぇん、れいむ。よろしくね」
「わかったよー……」
老人と老婦人は二頭を抱き寄せ、膝の上で抱いた。
ゆっくりたちはおとなしく抱かれていたが、居心地悪そうに体をもぞつかせていた。
ゆっくりたちはそのままおとなしくしていた。夕方になると、おばあさんと名乗った女の人が夕ごはんの支度を始めた。
ちゃぶ台の上には、二人分のごはん。人間のためだとわかる。
そしてすぐそばの畳に新聞紙が敷かれ、湯気を立てるおかゆと肉じゃがが皿に盛られた。
おばあさんが優しく笑って言う。
「ちゃぶ台が小さいから、下でごめんなさいね」
おじいさんも、ぶっきらぼうだが怖くない口調で言った。
「さ、ゆっくり食うといい。冷ましてやったからな」
二頭はおずおずと皿に近づいた。ふんわりといい匂いを立てる、おいしそうな食事。餡子のおなかから、ぎゅるるるっという音がしてきた。
「「ゆっくりいただきまぁす……」」
二頭はそっとつぶやいて、ご飯を食べ始めた。
「むーしゃむーしゃ」「もーぐもーぐ……」
初めゆっくりと、じきにがつがつと。二頭は食欲旺盛に食べていった。とてもおいしかった。ご飯は噛むとじんわり甘く、肉じゃがもほどよく甘辛くて、うまみがたっぷり出ていた。
だが二頭とも、そのご飯には物足りないものを感じた。
「おじーさん、おじーさん!」
「ん、どうした、ちぇん」
「このごはん、えいよーがはいってないよ? ちぇん、わかるよー」
「れいむのもだよ。ゆっくりえいようをいれてね」
「栄養……?」
おじいさんとおばあさんが顔を見合わせ、ああ、とうなずきあった。
「大丈夫だよ、そのご飯にはちゃんと栄養が入ってる」
「でも、このごはんはゆっくりできるよ?」
「えいようのあるごはんをたべないと、だめなんだよー」
二頭はそういって、ごはんを少し残した。
おじいさんがためいきをついて言った。
「そうか。じゃあ、それぐらいでいいからもう寝なさい」
二頭は、廊下の隅に置かれたケージに入れられた。中央を金網で仕切られた、二部屋の箱だ。すりすりはできない。
ただ、見つめ合うことはできた。ひとまずそれで落ち着き、二頭は話し合った。
「おねえちゃん……」
「なぁに、ちぇん。ゆっくりはなしてね」
「ここのひとは、いいひとかなあ」
「ゆっくりさせてくれるといいね……」
「ちぇんたち、またきらわれないかなあ……」
「そうだね、がんばってゆっくりさせてもらおうね」
「ちぇん、がんばるよ! ……でも、えいようがないとがんばれないよー」
「そうだね。えいようをいれてほしいね」
二頭はうなだれ、じきに眠りについた。
「栄養ですってね」
流しで洗いものをしている妻が、背中で言った。
「信じきってるな」
老人は居間にあぐらをかき、思案投げ首だった。
二頭が言っている栄養とは、毒である辛味のことだと見当がついた。前の飼い主に、無理やり与えられていたのだろう。しかもそれが自分たちにためになると思い込んでいる。
「まあ、辛くないものをあげていれば、だんだんと慣れてくるんじゃないでしょうかね」
「いや、そうはいかんな」
あら、と妻が振り向く。老人は宙を見て言う。
「あの子らにとって、辛味に耐えるのは、単に自分たちにとっていいというだけじゃない。『わしらに気に入られるため』に必要なんだ。そこんとこをうまく気をつけてやらないと、あの子らは回復せんよ」
「難儀なことですねえ」
妻は皿洗いに戻り、他人事のようにのんきに言う。
「いいお考えが?」
「ないでもない」
あごをかいて、老人はうなずく。
「ゆっくりしていってね!」
次の日、二頭が目を覚ますと、どこからかザックザックという音が聞こえた。
「おねえちゃん、あれなんだろう? わからないよー」
「そうだね、ゆっくりしりたいね」
じきにおばあさんが現れ、あらおはよう、とケージから出してくれた。おばあさんについて、二頭は庭へ向かった。
庭では、おじいさんが小さな畑を耕していた。黒い土で畝を作り、拳ほどの穴を開ける。二頭はそのそばにぴょんぴょんと近づいて、聞いた。
「おじいさん、なにしてるの?」
「ゆっくりおしえてね」
「これはなあ、イモを植えてるんだよ」
「ゆゆっ、おいも! れいむ、おいもはだいすきだよ!」
「わかるよー! ちぇんもすきだよー」
二頭の見る前で、おじいさんは種芋を植えていった。いくつもいくつも。
ひと通り働くと、朝食を食べて、また同じことを続けた。
日が高くなるころ、おじいさんは振り向いて言った。
「ところで二人とも。頼みがあるんだが、いいかね」
「ゆ? たのみってなあに?」
「よその畑があるんで、わしはここを毎日見てはおられん。代わりにここへ毎日水をやってくれんか」
「おみず……?」
れいむとちぇんは顔を見合わせた。そこへ、おじいさんが顔を寄せてなおも頼む。
「わしゃ腰が弱くってなあ。毎日水をやるのは大変なんだ。それ、そこに手桶があるだろう。あれで筧の水を汲んでくるんだ。な?」
指差す方向を二頭が見ると、平べったく丸い入れ物に、引っ張れそうな紐が通してあった。それはわざわざ桶に荒縄をくくりつけたものなのだが、二頭にそこまではわからない。
ただ、自分たちにもできそうな仕事だということは察しがついた。
「あれでおみずをはこんでくるんだねー、わかるよー!」
「ゆ、れいむもゆっくりりかいしたよ!」
「じゃ、やってくれるか」
「「ゆっくりやってみるよ!」」
二頭は荷車を挽く家畜のように桶を引きずっていき、掛け流しの竹から流れている澄んだ水を溜めて、ずりずりと畑へ引きずっていった。
「れいむ、ゆっくりはこぶね!」
「ちぇん、がんばるよー!」
おじいさんはそれを見届けて、でかけていった。
二時間ほどたつと、おじいさんが戻ってきた。水撒きの済んだ畑を見て、にっこりと笑った。
「ようし、やったじゃないか、ちぇん、れいむ!」
「ゆゆ!」
「わかるー? ちぇん、よくやったー?」
「ああ、よくやったとも。お爺さん助かったよ!」
大きなごつごつした手が、頭を撫でた。二頭は嬉しくなって、ぴょんぴょんと跳ねた。
「ゆゆぅ~、ゆっくりしていってね!」
「わかるわかるよー! ゆっくりしてねー!」
すると不意に、おじいさんは二頭を抱き上げた。
「それにしてもずいぶん汚れてしまったな。きれいにしてやろう」
「ゆゆ? れいむたちはとけちゃうよ! ゆっくりあらわないでね!」
「大丈夫大丈夫」
おじいさんは筧のところへ行き、手桶に溜めた水でチャプチャプとかけ洗いして、丁寧に洗ってくれた。
それが済むと、おばあさんが二頭を手ぬぐいで包み、縁側に置いてくれた。
明るい日の光を浴びて、しばし放置される二頭。湿り気を帯びた手ぬぐいがほかほかと温まり、二頭の皮がもちもちとほどよい柔らかさを取り戻した。
「ゆぅ……」「にゃあ……」
とろん、と弛緩する二頭。心の中から、忘れていた何かがじわじわと湧き上がってきた。
これは……そう……。
「ゆっくりできるよぉ~」
「わかるよぉ~」
二頭はもたれあい、ほんわりしたゆっくりを楽しんだ。
その晩の食事には「えいよー」が入っていないようだったが、昼間たっぷり働いて疲れた二頭は、気づかなかった。
それからというもの、二頭はおじいさんとおばあさんに見守られて、毎日いっしょうけんめい働いて暮らした。
畑仕事は楽ではなかった。毎日二時間ほども、力いっぱい働かなければならなかった(二時間も目一杯働くなんて、飼いゆっくりにはほとんどありえないことだ!)。けれども、それが終わるとおじいさんがとても喜んで、撫でたりお菓子をくれたりした。
「おおっ、今日もきちんと働いたな! うーん、れいむとちぇんは本当にいい子だ。じつにたよりになるゆっくりだ!」
一頭一頭かわりばんこで抱き上げられて、なでなでされて、むにむにされて、飴やクッキーをもらえた。大きな手で支えられて、軽くぎゅっと抱きしめられたり、おばあさんのあったかい膝でいい子いい子をされた。
そうして、餡子の芯までほんわりと柔らかくなるような、とてもゆっくりできる気分になった。
「おじいさん、れいむたちもっとゆっくりはたらけるよ!」
「そうだよ、がんばるよー!」
「いやあ、これで十分だ。見なさい、おイモたちもゆっくりしているだろう」
畑の黒い土からは、緑色のみずみずしい茎が現れて、伸び始めていた。おじいさんにおしえられてそれに気づいた二頭は、まじまじと見つめて、つぶやくのだった。
「ゆゆっ、とってもゆっくりしてるよ……!」
「のびるのびるよー!」
働いた後はきれいに洗ってもらえて、夕方日が沈むまで、縁側でのびのびとゆっくりできた。
幸せな日々だった。
何も知らない、過去を知らない者が見たら、このままずっとゆっくりできるのだろうな、と思い込んでしまいそうな暮らしを、二頭は送っていた。
それからしばらくして、じゃがいもに花が咲いた。
「おおい、二人とも見てごらん」
おじいさんに言われて、二人は花を見た。あのゴツゴツしたじゃがいもの花だとは思えないほど可憐な、白い花だった。
「ゆぅ……ちぇん、すてきなおはなだね。とってもゆっくりしてるね……」
「そうだねー、おねえちゃん。すっごくきれいだねー……」
顔を近づけてまじまじと見ていると、後ろにしゃがんだおじいさんが、頭を撫でてくれた。
「よくがんばったな、おまえたち」
「ゆっ?」
「このじゃがいもはおまえたちがゆっくり育てたんだ。もう少ししたら、じゃがいもの子供ができるからな」
「ほんとう? おじいさん!」
「本当だとも。ちっちゃなまぁるい子供たちだ」
「こども? れいむ、こどもそだてたの?」
「ああ、そうだ」
二頭は嬉しさで胸がいっぱいになった。れいむにも、ちぇんにも、赤ちゃんを育てることができたんだ……。
その夜――。
二頭はいつものように廊下のケージに入れられた。おじいさんとおばあさんは眠りに付き、家の中は静まり返った。
「ゆぅ……ゆゆっ?」
れいむも眠ろうとしていたが、ころりと寝返りを打った拍子に、ケージの扉が開いた。
キィィ……。
「ゆっ、どあがあいちゃったよ!」
これまで夜中に外へ出られたことはなかった。好奇心がうずき、れいむは外へ出た。隣のケージの引っ掛け錠を外から開け、妹を誘う。
「ちぇん、ちぇん! ゆっくりめをさましてね!」
「にゃあ……? おねえちゃん?」
「どあがあいたよ! ゆっくりあそびにいかない?」
「にゃっ、いくよいくよー!」
ちぇんはれいむに負けず劣らず好奇心の強いゆっくりだった。姉に従って、もぞもぞと這い出した。
二頭は網戸を開けて外へ出、月夜の裏庭で遊びまわった。それから縁側に戻り、火照った体をむにむにと寄せ合って、月を眺めた。
そうしているうち、二頭の体を、覚えのあるうずきが満たし始めた。
「おねえちゃん……」
「なあに?」
「ちぇん、なんだかへんなきぶんになってきちゃった……」
「ゆ! ちぇんもなの? じつはれいむも……」
「おねえちゃぁん……」
そう答えて、さらにすりすり強めようとした時。
ざ わ っ
不吉な、ひどく忌まわしい感覚が目覚めた。
「ゆぐぅっ!?」
「に゛ゃぁっ!?」
それは天から降ってきた黒い稲妻のように、二頭を貫いた。以前、同じようにすりすりしたときの記憶が――。
そうだ
これは
このすりすりは
あたま
あたまから
くき
くきが
のびて
はえて
ちっちゃな
ちっちゃな
ああ
かか
ちち
ゃゃ
んん
がが
でで
きき
ち
ゃ
う゛
う゛
う゛
う゛
!!
「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
「に゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
二頭は絶叫した。頭がキンキンと痛むほどの大声で叫んだ。
叫んで、打ち消さなければならなかった。絶対に思い出すわけにはいけなかった。
あのことを。
あの感触を。
あの悲鳴を。
「れいむ、どうした!」
「ちぇん!?」
すっ飛んできたおじいさんたちが、抱きしめてくれた。
だがそれでも、ちぇんとれいむは長い間、ガクガクと震えながら割れた悲鳴を上げ続けた。
- やっぱり前の飼い主は悪だったな -- 名無しさん (2011-04-30 18:26:51)
- 前の飼い主は逆上して人殺しするタイプだな -- ちぇんと(ry 飼いたい (2012-03-29 19:21:20)
- 前の飼い主は マルキューなんだねー わかるよー -- 名無しさん (2012-08-14 14:34:52)
- 前の飼い主は⑨より明らかに下。 -- 名無しさん (2012-11-26 22:03:50)
- 飼育の手引きを読めばわかりそうなことを前の飼い主は知らなかったのか -- ゆっくり飼いたい (2013-02-28 17:47:33)
最終更新:2013年02月28日 17:47