進化

「うー! うー!」
おぜう様がお散歩chu!
ゆっくりれいむを見つけて急降下!
「ゆっくりしていってね!」
すぐにお友達になれたみたい。
ふたりでゆっくりしていたよ!

「……うー!」
おやおや、おぜう様の様子がおかしいゾ?
どうやらおなかがすいたかな? れいむも気づいたみたいだね。
「さあおたべなさい!」
ずずいっとほっぺを差し出すよ! そして、
「たべないと……ふえちゃうぞ!!」
これはなんとしたことか! れいむが2つに分かれたよ!
いやいや2つではおさまらない。だってれいむはお年頃。冬は暴走の季節なの。
こうしている間にも、倍倍に増えていくね。バイバインだね!
このままでは幻想郷、いやさ宇宙が数時間後にはれいむで埋め尽くされちゃうよ!
「うー! うー!」
でもおぜう様は少食だから、ペースがちっとも追いついていないよ。
ちまちまちうちう食べてる様子が可愛いね!
 ど う す れ ば い い ん だ

「うー?……うー!!!」
おや? またもやおぜう様の様子がおかしいゾ?
こ、これはまさか……!
チャンチャラッチャチャーン!!!
「うー! うー! ゆっくりしね!!!」
おめでとう! おぜう様が妹様に進化した! 妹より強い姉などいない!!
れいむの餡子を取り込んで、肉まんからあんまんになっちゃった!
「「「「うー! うー!」」」」
こうなればこっちのものダネ! ダネダーネ!
そう、フォーオブアカインドだよ!
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「さあ、おたべなさい! あんど ゆっくりしたけっかがこれだよ!!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

こうして世界は人知れず、ひとりの妹様によって救われたのだった。

でも悲しいよ。寂しいよ。また妹様はひとりぼっち。
またも虚空をさまようの?
いいえそんなことはありません。だってここは幻想郷。
ほら、耳を澄ませば、聞こえてこないかい?


      _人人人人人人人人人人人人人人人人_
      > 上から来るぞ! 気をつけろ!!! <
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          ?         ,.へ    ___,.へ
               __,,. --─'──`<.,,/:::::::ト、
            ,. '"            `'く:::::::ト.
    ∧      /  ゝ____,.へ--、へr-、ノ   i、::::! | /!
    V      i__,.へ!_,./--'─'--'-<ヽi__/ Y | /」
   __i.     r'へ,.イ   /_,/,.ィ レ' 、!__ハ i`ヽ7、.| .|/
 ∠__,.ヘ     `Y´ / / ノ(ヒ_]     ヒ_ン i i iヘ| |<>
    /iヽ.     i イハ ハ|:///    ///!_!ィヘ.| .|
   !/  !.,    |   V |'     O    "ハハノ.| |>
      ∧ `ヽ、ノ  〈 ハ         从ヽレi. |
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最終更新:2011年05月19日 15:45