登場人物
私:動物が好きな主人公。たまに勘違いで変な行動することがあるかも・・・・
ゆっくりちぇん:犬小屋で寝ていたときに拾われたゆっくり。性格は天然系でいつも寝てばかりのオネムさん語尾が「にゃ・にゅ・にょ」
ゆっくりらん(体付き):主人公がちぇんを拾った日についてきたゆっくり。性格はまじめでやさしいがちぇんのことでは性格が豹変する。
老犬:『あっしについては語るこたあ何もありゃしません』といっている気がする。『』は犬の気持ち?
- 一応、続き物ですが前作を読んでなくても問題はないと思います。
- 最初のSSに書き忘れましたが、この作品ではゆっくりが登場したばかりで詳しくはわかっていない設定です。
- そのためにゆっくりの生態や習性についてはわかっていない時代という設定です。あと、俺設定もありです
- それでもよければよんでくださるとありがたいです
では、駄文を開始します。
ある冬の日、コタツにはっている人間とその人間のあぐらの上に座ったゆっくりちぇんが楽しそうに歌を歌っていた。
「なかまのかずは そりゃやっぱり ぜったい がっちり おおいほうがいい・・・・108」
「にゃきゃみゃにょきゃずひゃ そにゃしゅっきり じぇったい がっちゅり おおいひょうぎゃいい・・・・108」
ジャスさんの許可を取っているのか?とツッコミをいれられそうな事をしている1人と1匹だった。
部屋のホコリを庭にはいていたらんはその様子をみてためいきをついた
「ごしゅじんにちぇんもやすみのときぐらいはいえのてつだいをするてんこ!!」
それに対して人間はえへんと威張るような感じで答えた。
「私はちぇんの遊びを手伝っている。これは立派な家の手伝いだ」
それをきいたゆっくりちぇんもえへんと威張るような感じで答えた。
「にゅんにゅん わきゃるにょー!! ちぇんはおにいさんのてつだいをしているんだよーー!! りゃんんしゃま!!」
「そうだよちぇん。君は私の疲れを癒してくれるから立派な手伝いをしてるんだよ」
その話を聞いて駄目だこいつらとらんは大きな溜め息をついた。
「とりあえずいぬさんのさんぽにさむくなるまえにくてんこ!!」
「平日と同じようにらんが散歩に行ってくれないかい?」
どこまでグータラなんだこのご主人は?らんはこうなればと作戦を変更することにした。
「てんこーー!!かわいそうないぬさんはらんたちをのせてあるくだけてんこ!!」
なんか話の内容が変わっている気が・・・・というからんがいってくれる散歩ってそんな内容だったのか。
「かわいそうに・・・いぬさんだいすきなごしゅじんとのさんぽができないてんこ・・・」
「にゅうー!! わきゃらにゃいにょーー!? いぬしゃんはおにさんとさんぽいくのちゃのしみにしてるんだにょーー!?」
現在、2対1で私は自分の旗色が悪くなっていることを感じてきた。
それに休みぐらい犬と遊ぶというらんの意見は正しい
…それに買い物にも行かなければ行けないし…よしきめた
「わかったよ。私は今から犬の散歩に行くけど・・・・ついでに何か買ってくる物とかはあるかい?」
「てんこーー!! あまくあじつけをしたあぶらあげをたべたいてんこ!!」
「にゅんにゅん わきゃるにょー!! ちぇんはおかかとしらすがたべたいんだにょ!!」
私は2匹の言葉に苦笑をしながら勘違いを指摘してあげることにした
「私がいっているのは、ちぇんとらんが箒や雑巾とか普段使う物で足りないものが無いかを聞いているんだよ」
「りかいしたてんこーー!! いぬさんのおやつがたりなくなってきています」
ああ、そういえば少し前に犬が逃げて時に犬のおやつ無駄遣いしてしまったことがあったことを思い出した。
「わきゃるにょー!! ちぇんは
おもちゃがほしいんだにょーー!!」
自分の欲しいものではなく家に必要なものを聞いたといったはずなのだが・・・・
猫はねずみのおもちゃやボールで遊んでいることがある。
なので、ちぇんの遊び道具=家に必要なものだと思いかってきてあげることにした。
『ひさびさに一緒に散歩できてうれしいですぜ。ご主人』
というように盛大に尻尾を振ってる老犬の頭を撫でると紐をつけて散歩兼買い物に出かけた
そして、犬の散歩をしながら買い物していると変わった店ができていることに気付いた。
名前は『ゆっくり屋』と書かれている店である・・・・ゆっくりというのは、やはりちぇんやらんのようなゆっくりのことだろうか・・・・
よし、買い物も終わって暇なので少し見ていくことにした。
「「「「「ゆっくりしていってねーー!!!」」」」」
というゆっくりの挨拶が耳に響いてきた。
店の中には、中央に仕切りをつけた場所の中に頭に茎を生やした赤いリボンのゆっくりが1匹とゆっくりまりさのスペース
ピンポン玉ぐらいの小さなゆっくりが何匹かはいった水槽が4個ある。
それぞれに、ゆっくりれいむ・まりさ・ありす・ぱちゅりーと書かれている。
それとうちのちぇんと同じぐらいの肉まん程度の大きさの子ゆっくり4種類がショウケースのようなもので展示されていた。
その中で紫の髪にピンクのナイトキャップに月の飾りをつけたぱちゅりーという種が一番気になった。
理由は、その見かけもさることながら「むきゅー」といいながら近くの店のチラシを懸命に見ているからである。
なんかこの子が欲しいけどどうするかなとか考えていた。値段は少し高めだが買える範囲だ。
よし、決めた家に帰ってから2匹に相談して決めてみよう
エサ代は、ほとんどかからないし2匹と一緒に家に放し飼いにすればいいだろう。
補足すると少し前に遊びに来た母親に幼児を犬用のゲージに閉じ込めてると勘違いされ一悶着おきてしまった。
それ以降は、他人に誤解されないようにゆっくり2匹を家の中で放し飼いにしている。
らんは、かなり頭がよかったので躾けは全く問題がなかった。
ついでにちぇんの躾けや掃除もしてくれるので助かっている。
このマヨイガハウスというゆっくり用の家がなんか面白いなと入り口のチャックを開けると目だらけの寝床になっていた…
このきもち悪いのに何の意味があるのだろうか…
他には、ゆっくり用のゲージやおもちゃだろうかグッズのようなものやバッジやアクセサリが置いてある。
私が店の中を見回しているとゆっくりの挨拶が聞こえてきたのだろう店の奥から店員が出てきた。
「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?」
「最近、ゆっくりを飼い始めたので必要なものを買い揃えようかと思いまして・・・・何が必要ですか?」
「種類は何でしょうか?」
「ゆっくりちぇんと体付きのらんです」
「体付きですってーーーー!!?それもゆっくりらんの!!?」
店員が大声を上げたので驚いてしまった。何をそんなに驚いているのだろうか
「ええー、ひょんなことから2匹を飼う事になったのですがそんな驚くことなのですか?」
「らんは、希少種としてあまりみつかっていないのです。体付きにいたっては、現在までに数例の発見例しかありません」
そんな珍しいゆっくりだったのか。なるほど驚いている理由を理解した。
ついでなのでゆっくりのことについて詳しく聞いてみようと思った。
「ゆっくりについて詳しく教えていただけないでしょうか?」
「ええ、あなた以外客もいないのでかまいませんよ」
・・・・愛wikiの
ゆっくり設定集と個別の性格や特徴の設定の内容を説明中・・・・
一通りゆっくりの話をした後に次に本題ですというとまた説明し始めた
「体付きについては、どのように変化するのか詳しい事はわかっていません。らん種の体付きに関しては私も全く知りません」
私自身は、最初から体がある個体がついてる種類がいるものだと思っていたと質問をした。
「いいえ、捕食種のれみりゃとふらんの子供は体なしの普通のゆっくりであることが確認されています」
胴体に関しての自分の推測は間違えていたかほかの推測は当たっているのか楽しみだと思った
「付け加えると紅魔館付近ではかなりの数が確認されていますが、私には怖くていけませんがね」
希少種だが紅魔館付近に多く生息していると聞いた時に閃いた。
もとになった吸血鬼のように満月の影響はあるではと聞いてみた。
「ええ、満月の夜にれみりゃが進化していたこともあったらしいですが、現場を見たものがいないので詳しくわかっていません」
この答えは、○と×の間のさんかくという感じかな・・・
「ただ、れみりゃ種はわがままになって運動能力が落ちるらしいです。逆にふらん種はあがるらしいのです。」
れみりゃ種は駄目だろそれじゃ進化の意味が無いじゃないかと思った。
「ただ共通点として両手を使えることによってエサをとりやすいことではないかと私は考えています」
他のゆっくりを食べる捕食種か・・・・他の動物を食べるのに役立つから納得がいくなと思った。
他にもいろいろとためになる話しや面白い話が聞けたので満足できた。
犬も待ってるし礼を言ってそろそろ行くかなと思い挨拶をした。
「いいえ構いませんよ。ただ、頼みたいことがあるのですがゆっくりらんとちぇんを譲っていただけないでしょうか?」
あの2匹を譲る気は全くないが理由だけは聞いてみることにした。
「理由を教えていただきたいのですが、なんのためでしょうか?」
「私は、ゆっくりを犬や猫のようなメジャーなペットのようにしたいと思っているのです」
熱い口調で彼は自分の思いを話し始めた。だが俺の方は心がさめてく気がした。
「そのために希少種のらん種とちぇん種の子供を増やせればと考えまして・・・・もちろんお金はお払いします。」
・・・・一週間しか経っていないが、あの2匹は俺にとっての家族だ。
ゆっくり種全体のためとかの理由で子孫を増やすための道具にする気は全く無い。
さっきのゆっくりの説明を聞いた俺は、あの2匹が自分たちの選んだ相手と幸せになってくれればいいと思っているので答えは決まっていた。
「申し訳ないがお断りします。2匹は自分の家族のようなもです。自分の決めた相手とゆん生を楽しんで欲しいのです」
「そうですが仕方ないですね。もしも2匹に子供が生まれた時には連絡ください」
「ええ、それでは私はこれで失礼します。また来る時があるのでそのときはよろしくお願いします」
忘れていたが仕事の邪魔をしてしまったのだからせめてものお礼に何かを買おうと思った。
「ええと、そこにあるゆっくり用のエサとおもちゃと飼い主がわかる迷子用のバッジsoreをください」
「はい、わかりました・・円になります」
という感じで情報代がわりの買い物をして家に帰ることにした。
『待ってましたぜご主人。あの2匹のところに帰りましょうや』
という感じで犬が私に向けて尻尾を振って待っていた。
「ああ帰ろうか・・・・家族の待っている家に」
『そう思ってくれるのはありがたいが……最後がつらくなりますぜ。ご主人』
「まあー、性分だから仕方ないさ」
と犬としゃべりながら歩いていた。他人から見たら単なる変人かもしれないと思った…
そうだ鰹節としらすと油揚げも買っていってやるかなあの2匹に・・・・
そう思いながら私は犬の散歩と買い物を終わらせて家に向かった。
家についたので2匹に挨拶することにした
「今帰ってきたよ。ただいま ゆっくりしていってねーー」
「・・・・にゃあ、わきゃるにょー!! ゆっきゅりしていっちぇねぇ!!」
「・・・・てんこ ゆっくりしていってねーー!!」
何故か普段より元気のない声で挨拶をする2匹がいた。気のせいかいつもよりも迎えに来るのが遅かった気もする。
「2匹とも元気が無いけど何かあっったのかい?……そうだお土産のおかかと油揚げがあるよ」
「・・・・にゅんにゅん、わきゃるにょー!! ありがとうおにーしゃん!! おかかいらないからおねがいがあるんだにょ・・・・」
「・・・・てんこ!! てんこからもおねがいがあるてんこ・・・・」
なんだかわからないが2匹の様子がおかしい。それにらんから頼みごとがあるなんて初めてのことだ・・・・
「とりあえず、お願い事を言ってみなさい。それを聞いてから決めるから…」
「にゅんにゅん、わきゃるにょー!! おにしゃんこっちにきてほしいにょ!!」
「てんこ、コタツのへやでせつめいします」
私は犬の両足を拭くと家の中にあるゲーの中に入れたがドアは開けっ放しにしてコタツ部屋に移動した。
『あっしはこの場所から出ないから心配しないでください。ご主人』
この老犬は、ゲージの毛布の上から動く事はないのにドアを空けるのにはわけがある。
ゆっくりが犬と寝ることがあるからだ。昼間の間は寒さをしのぐために毛布に2匹で丸まっていることもあるらしい。
とりあえずコタツ部屋に行くとコタツの上に座っている紫の髪でピンクのお帽子に月の飾りをつけたゆっくり…ぱちゅりー
と赤いロングヘアーに黒い小さな悪魔の羽が生えたゆっくり
それとぱちゅりー種の子ゆっくりが2匹がコタツののテーブルの上に座っていた
ぱちゅり-が苦しそうにこちらを見ながら話しかけてきた
「むきゅー、ゲッホゲッホ、ゆっくりしっていってね!!
ぱちぇのゆっくりぷれいすでゆっくりしていってねおにいさん!!ゲッホ、ゲッホ・・・」
むせながら目をまわしているけど大丈夫なのか?あのゆっくりぱちゅりーは…?
言った内容よりもぱちゅりーのほうを心配してしまった…うん、ぱちぇのゆっくりぷれいすだ!?
「ぱちゅりーさまだいじょうぶですか!? ゆっくりしていってください!!!」
「「ぱちぇのゆっくりぷれいすでゆっきゅりしっていっちぇねーー!!」」
小さなぱちゅりーと赤い髪のゆっくりの挨拶をしてきた。
…いや、ここは私の家なのだがどう言うことなのだろうか。
ああそういえばさっきのゆっくり屋で家に勝手に入ったゆっくりが自分の家だと主張する
「ゆっくりプレイス宣言」だか「お家宣言」が問題になってるとかいっていたけどこれのことかと思った。
はあー、とりあえず家から追い出すかな
適当な木の箱に4匹を入れようとしたところぱちゅりーの体からクリームが漏れていることに気付いた。
よくみればコタツの上の他のゆっくり達も傷まみれになってることに気付いた。
どういうことかとらんとちぇんをみると2匹が困った顔でこちらをみている
「おにいしゃん!! おねがいでしゅきゃらぱちぇたちをちゃしゅけてあげてにゃーー!!」
状況がわからんからどうしようもないので親ぱちゅりーに話しかけようとしたのだが…
「むきゅ、ぱちぇはだいこくばしらだからみんなをまもるわ」
「ぱちゅりーさまだいじょうぶですか!? ゆっくりしていってください!!!」
「うえーん、おきゃしゃんだいじょうびゅ!?」
「ゲッホ、ゲッホ…むきゅ!!」
ちいさなぱちゅりーの一匹がクリームをはいて気絶した
「…悪いけど私がいない間に何が起きたかを説明してくれないかな…らん?」
「…わかりました。てんこ」
そして、らんが私が出かけた後に家でおきたことを話し始めた
【コマーシャル中のおまけシーン】
音楽にあわせて次回のゆっくりのシルエットがテレビに出てきました。
そして、数人の子供達の声が聞こえてきます。
「赤いロングヘアーに黒い小さな悪魔の羽が生えたステキな司書さんのゆっくり。誰だ?」
泣き声『こぁー!! ゆっくりしていってください!!』
「次回も、ゆっくりゲットじゃぞ」
byゆっくり博士
【あとがき】
このような、駄文に付き合っていただきありがとうございました。
作者名無しです。
なんとなくですがおまけより前編・後編のほうがかっこいいので今回は分けました
書いたもの
かわいいゆっくりゲットだぜ!! 1・2
最終更新:2009年07月02日 21:25