昼の時間の話である。
「そういえばちぇんよ……」
「なぁにおねぇさん?」
「今起きた人間が言うのもアレだが……雪積もりすぎじゃね?」
「つもってるねぇ」「おかぁさん、おそとがまっしろだよ!」
起きたら外の景色は真っ白であった。太平洋側は基本積もらないのに、である。
「外出るか?」
「さむいよ!」「さむいね!」
「……犬は喜び庭駆け回り、猫は火燵で丸くなる、か。
だけど寒い代わりに今外に出ればお前らが帰省ん時に出来なかった雪だるま作れるぞ?」
「「おねぇさんはやくおそとにでようね!!」」
「なんという変わり身……」
襟巻・・・・・・といきたかったが毛糸は雪で濡れるため、初売り福袋に入っていた
ゆっくり用スノーウェアを試しに着せて出ることにした。
うぅ、寒い……。
「ぬくぬくだね!」「ぬくぬくだよ!!」
……羨ましい。
レポート書かないで何してるんでしょ、私……。
暇な服屋の店員が古くなったスノーウェアを
自分の
家のゆっくりサイズにちくちく縫い縫い手製で作りあげたところ
たいそう喜ばれた。
『これは売れる!』と考えて売られるようになったのが始まり。
基本人間のスノーウェアと同じですが、撥水防水加工と足元に靴のラバー等が付いているといった違いがある。
即興で考えた設定なので勝手に変えて構いません。
- これは良いアイデア商品。ゆっくり用の衣類でカタログ作りたい
-- 名無しさん (2012-06-30 11:58:06)
最終更新:2012年06月30日 11:58