- ゆっくりれみりあ(れみりゃ)の捕食種設定ありです。
- 3ープロローグかわいいゆっくりゲットだぜ!!3-プロローグ(さよなら、れみぃ)の次の日のぱちぇ達から続いてます。
- 大量のゆっくりの死体が出てきます。
- 『』は動物やしゃべらない物の言葉です
- 大工の林は俺設定です。信じないでください。
- 幻想卿にありそうな地名や設定が登場しますが、自信が無いので信じないでください
- それでもよければどうぞよんでください
では、駄文開始です…
冬も真っ盛りのある小さな林の木の大木の下にウサギの巣にそっくりな巣穴があった。
だがその中にはウサギではなくまんじゅうの生き物であるゆっくりが住んでいた。
その中では1匹の胴体付きゆっくりが「うー! うー! まんまぁー!」と声をあげて泣いていた。
その姿を見た瞬間にその物体に近づこうとするのだが相手に近づけなかった。
仕方なく彼女の名前を大声で呼んだ。
「むきゅ…れみぃ…れみぃ…」
…1週間前に保護したゆっくりぱちゅりーの親が悪夢にうなされているようだがどうしたのだろうか…
昨日、話してくれたゆっくりれみりあ…れみぃという名のれみりゃが原因なのだろうか…
とりあえず、ゆっくり達の昼寝の邪魔をしてはいけないと思い部屋から抜け出した
休みの日ぐらい外にいる老犬と遊ぶかと庭に出た。
おお寒い寒い。さすがに2月にになると1時ぐらいでも凍りつくように体が痛い
自分のような寒がりな者には、寒さがつらくてしかたない。
付き合いの長い年をとった愛犬が、私の横で尻尾を振りながら近づいてきた。
『散歩の時間ですかい?ご主人』
「ああ、いつもより少し速いが暖かいうちに散歩に行くか?」
『そうですね。この年になると寒さがつらいから暖かいうちに行きましょうやご主人』
犬と会話をしたつもりになった私は、散歩用の犬の紐を取りに家の中に戻った。
一応、書置きが必要かと思い「いぬのさんぽにいく」と書いた紙を置いて玄関のドアに手をかけた時に背後に気配を感じた
誰だろうと振り返ってみると赤髪のロングヘアーに悪魔の羽をはやしたゆっくり…ゆっくりこぁが話しかけてきた
「こぁ、わたしもゆっくりつれていってください!!」
「ああ、構わないけど…君がぱちぇと離れるなんて珍しいことがあるもんだな…」
「ゆっくりはなしたいことがあるのです! つれていってください!」
「だったら外は寒いから家の中で話そうか?」
「いいえ、できればぱちゅりーさまのいないところではなしたいのです!」
「…わかった。それじゃあいつをつれてくるからここで待っていなさい」
ぱちぇに聞かれたくないといっていたがなんだろうか…
そういえば彼女もれみりゃとは知り合いだということと関係あるのだろうか
私は、犬の首輪に紐をつなげるとこぁを片手で抱えて歩き始めた。
散歩コースの川の土手に到着するとこぁがしゃべりはじめた。
「わたしとぱちゅりーさまが、れみぃさまとあったのはこのばしょでした」
「昨日の夜にぱちぇから聞いた川の土手というのはここだったのかい」
「はい、わたしとぱちゅりーさまとなかまたちがむれをでてすむことをきめたばしょです」
「それで君とぱちぇは川沿いに歩いていって柿の木から林に向かったのだったかな」
「はい、そのとおりにあるいてください」
「待て、君達は湖に向かって歩いたのかその逆かを教えてくれ」
「ええーとあちらにむかってあるきました」
どうやら湖とは反対に向かって歩いていけばいいことがわかった。
そういえば、ここに住んでいたゆっくりまりさとゆっくりれいむの夫婦はどうなったのかと考えながら川沿いを歩いていった
それとれみりゃとの出会いや別れの話こぁ視点からはなしてもらった。
それに対しての意見を言うと「あくまで小悪魔ですから」といいかえされた。
うまいことを言うもんだと感心した。
歩き始めて1時間もすると遠くに里外れの林があるのが見えた
「あそこがれみぃというゆっくりがすんでる林なのかい?」
「ええ、あそこにれみぃさまがすんでいるはずです」
「何で君は私を連れてきたんだい?」
「もちろん、ぱちゅりーさまのためにです。れみぃさまのことを心配してうなされていることがよくあるので…あなたにたすけてもらおうとかんがえてるのです」
「あの林ならば私もいったことがある。里の有力者が木材を妖怪に襲われず安全に確保するのに里近くに作った林だな。この時期は使われていないはずの小屋があったはずだが…」
ゆっくりたちが勝手にはいった小屋ってまさか…
とりあえず、一度家に帰ろうと思ったときに道の真ん中で若い男性が小刻みに震えているのが見えた。
確か大工で修業している若者だったはずだ。気分が優れないのか顔色が悪い。
「大丈夫ですか? 気分が悪いのですか?」
「ああ、あんたは…たまにウチの仕事を手伝ってくれる人だよな」
「ええ、そうですけどなにがあったのですか?」
「あそこの林に小屋があるのはあんたも知っているだろう。」
「ええ、去年の春先に手伝いに行ったので知っていますが」
「棟梁に頼まれてあの小屋にある大工道具を取りにいったんだけどよ…」
彼は一瞬ためらうような顔をしたが意を決したように一気に話し始めた
「それで取りに行くものがあって、小屋に入ったら甘い臭いがしたんだよ。
それと気味の悪い黒い生首のような物体と芽の生えた黒い丸い物体が床を埋め尽くす様に落ちてたんだ。
それに『ゆー、ゆー』とお化けの声が聞こえてきたんだよ
怖くなって小屋を飛び出したんだけど間違えて里の入り口とは逆に走ったんだが
今度は、『うー、うー』っていううめき声が聞こえてきてよ。
そこから少しでも離れようとして走り続けたらここにいたんだよ」
というと彼は横に流れている川に顔を突っ込みいきおいよく洗いはじめた。
とある異変以降、何故か幽霊が幻想郷に多く現れる異変が継続している。
空を見ると白いオタマジャクシを大きくしたような幽霊が飛んでいる。冥界か三途の川にでも向かっているんだろうか…
この幻想卿では妖怪がいるのだからお化けがいても変ではない気がした…
待てよ。これはあの土地に入るチャンスではないだろうか?
『ご主人があの目をしている時は悪巧みを考えている時だ…』
「幽霊や妖怪がいるんだから、お化けくらいいてもおかしくないのでは?」
「あんた…そういうが怖いものは怖いんだよ。あれをみればあんただって…」
「だったら、私が見に行って来ましょうか?取りに行くものを教えてください」
「あ、ああ、いってくれるのか…あんたなら棟梁も文句言わねえだろうな。
取ってくるものは小屋の畳の下の隙間の大工箱に入ってるから箱ごと持ってきてくれ」
「条件があります。私が夜までに戻ってこなかったら寺小屋の先生に相談する事」
「それぐらいはかまわないから、よろしく頼むぜ。あと鍵を貸した事は内緒にしてくれよ」
「ばれなければ問題ないから心配しないですよ。それじゃいきますかね。なにかあったときはよろしく頼みます」
『それじゃさっさといきましょうーや。ご主人』
「ああ、それじゃ気をつけてな…またあとであおうな」
「ええ、こぁ、林の中に行くから案内してくれ」
「こぁ、ゆっくりあんないいたします」
そして、わたしとこぁはお化けがいるという林の中の小屋を目指していった。
林に入って10分も歩くと例の小屋が見えてきた。
なんとなくお化けの正体はわかっているのだが扉の鍵をカチッと言う音がするまでまわした。
ゆっくりとドアを開けていった。その先にある恐ろしいものとは…
「こぁああああーー!!」
「はぁー、やっぱりな…」
そこにあったものはソフトボールぐらいからバスケットボールぐらいの大小様々なゆっくりの死体が落ちていた。
冬の寒さのおかげが腐ったりはしていないしハエもたかっていなかったが気分のいいものではない。
空腹のあまり死んだのだろうかげっそりと頬がやせて死んでいるゆっくり。
頭から蔦を出したまま黒くなって死んでいるゆっくり。
体が真ん中から分かれているゆっくり。
「そんな、しょくりょうがあんなにあったのにぜんめつするなんて」
「この様子から見ると子供を増やしすぎて餓死したんだろうな。共食いをしないだけまともなのかもしれないが」
「こぁ、でも…こんな…おそろしいことになるなんて」
「君たちが巣を出たときに寄ったときはどんな状況だったんだい」
「はい、いりぐちがきでとじられてはいれなかったんです。
それでこえをかけたのですがへんじがなかったので、とうみんしているんだろうとおもいさりました。
あのきのおおきなはこのうらあたりにいりぐちがあったのですが・・・」
私がそちらを見てみると大きな本棚がおいてあった。
何らかの理由で出入り口を閉めたのだろうか・・・
生きているゆっくりが残っているだろうかと思いこえをかけてみた。
「ゆっくりしていってね!!!」
「ゆっくりしていってください!!」
「…っ…っ…」
…何故かこぁが返事をしただけで他の返事はない様だった。
私は小屋の外の物置の中に穴を掘るものが無いか探し始めた。
鉄製のスコップを見つけたので小屋から少し離れた場所の土を掘り始めた
犬も手伝ってくれているようだがあまり役にはたっていない。
土を掘り始めて30分もすると直径1メートル深さも1メートルぐらいの穴ができた。
少し離れた場所でこぁが10センチ、犬が30センチぐらいの穴を掘っていたので誉めてあげた
私は「ゆっくりしていってね!!!」と声をかけながら生きているかを確かめながらゆっくりを1匹ずつ穴に入れていった
10分ほどして穴を埋めようとした時にミニトマトぐらいのゆっくり達が40匹ぐらい出てきた
死んだ親達と違ってあまりやせてはいないがどうしてなのだろうか…
代表なのだろう黒い帽子をかぶったまりさ種の赤ん坊が話しかけてきた
「ゆうぇーん、おとーしゃんちゃちをにひぢょいこをしにゃいで」
「生きているゆっくりが残っていたのかどこに隠れていたんだ」
「…こぁ、たぶんベッドさんのしたやたたみさんのしたのすきまですね」
…こぁの奴気付いていたのに教えなかったのかよと思いながら子供たちに事情を説明することした
「君たちのお父さんやお母さんは死んでいるんだ。だからお墓に埋めてあげるんだよ」
「死んでいるってにゃに?おはかって?」
「それは…二度とゆっくりできなくなってしまうことなんだ。君たちのお父さんは動かないししゃべる事は2度と無いんだ」
「ゆゆっゆっゆ?」
「でも…お墓にはいらないと天国でゆっくりできないからお墓をつっくてあげたんだよ」
「おきゃーしゃんいにゃいちょ。まりしゃちゃちは…ぎょひゃんちゃべれにゃいよ!!」
母親がいなければご飯を持ってこないと言いたいのか…出費がかさむが仕方ないか
「ゆっくりこれをたべていってね!!」
そういうと犬のおやつに持ってきた犬用ののビスケットを粉々にして赤ゆっくり達の上にまいた
「むちゃ、むちゃ、ちぃあわせ!!」
などといってる赤ゆっくりを捕まえると本棚に入れてふたを閉めた。
その様子をみてかソフトボール代の子ゆっくりも10何匹か出てきた
だしてとかちぃあわせとねむねむかいっている赤ゆっくりたちを無視して私はゆっくりの死体を穴の中に埋めていった。
穴を土で埋め終えた頃には赤ゆっくり達は泣き疲れて眠っていた…こいつらはどうするかな…
今はれみぃと言う名のれみりゃを優先しなければと思ってこぁにれみりゃの巣の場所を聞いた。
こぁの後に歩い15分も歩くと木の下にウサギの巣にそっくりな巣穴があった。
「こぁ、ゆっくりまっていてくださいね!!」
そいうとこぁは巣の中に潜っていったさすがに私の大きさではこの巣には入ることができない
『あっしが中に入って様子をみてきましょうか?ご主人』
隣に座っている老犬が穴掘りの用意をしていたが
「いや、ここはこぁに任せよう」
『来る途中の話から考えるとあの女はやばいですぜ。ご主人』
断って気持ちだけを受け取った
5分ぐらい犬と遊んでいたのだがこくぁがでてこないので心配になり穴の中をのぞきこもうとした瞬間
「こぁああああーー!! れみぃさまがいなくなりました!!」
とこぁが勢いよく飛び出してきて空を飛びまわっている…飛びまわっている?
こぁってとべたの?
「とりあえずおちつけ! れみぃが住んでいたのはこの場所だけなのか?」
「いいえちがいます! ちかくのたおれたきのなかでとうみんをしようとしていました!」
「だったらとりあえずそこにいってみよう。この巣から移動しているかもしれないから?」
「こぁ、ゆっくりりかいしました!! ゆっくりしないでついてきてください!!」
「なぁ、こぁはそらをとべたの?」
「背中の羽は伊達じゃありませんから!!」
何故か、誇らしげにかえされた
こぁのあとをは早歩きで5分も歩いただろうか落雷でも落ちたのか中に空洞のできた大木が倒れていた。
入り口には大きな板に草や布が立てかけてあったのでそれをどかすとそれなりに暖かい空間が広がっていた。
中には枯葉やどこからか持ってきたのかぼろぼろの布切れが引かれている。
その上ですやすや寝息をたてている胴体付きのゆっくりがいる。
ずんぐりむっくりした幼女のような姿に、ふくよかな手足。
大きな下ぶくれ顔と、ピンクのスカートと洋服、背中には黒い悪魔のような羽…
ゆっくりれみりゃに違いないと思った
「れみぃさま!! こぁがまいりました。ゆっくりしないでおきてくださいね!!」
「う~? まんまぁー、もうはるがきたどぉー?もうおきてもいいどぉー?」
「ゆっくりしないでおきてくださいね!!」
「う~? まんまぁー、もうおこっていないんだどぉー?」
「こぁ! はんせいしてくれればいいのです。れみりゃさますばらしいゆっくりぷれいすをみつけました。ぱちゅりーさまとこどもたちといっしょにすみましょう」
「う~? れみぃ…まんまぁーたちといっしょにてもいいのかどぉ?」
「もちろんです♪ ゆっくりしていってくださいーー!!」
「ゆっくりしていってねだどぉーー!!」
…ちょっと待て!! こぁのいったゆっくりプレイスというのはどこの事だ。
今、彼女が住んでいるのは私の家の一部屋だ。そこにゆっくり6匹で住んでいるという事は…
「うっう~☆うぁうぁ~♪ れみ☆りゃ☆う~~♪」
喜んでいるのだろうか、
ダンスを踊り出すれみりゃをみてあきらめ気分になった。
仕方ない、俺が面倒を見てやるかな。そんな気分になったのだった。
こぁーり(ニヤーリ)と後のほうでこぁが子悪魔のような笑いをしているのを犬だけが見ていた
「こんにちわ、れみぃ」
「おじさん、だれだどぉー!!」
「今日から君の家族になるものだがいえにかえろうか?」
「すごいんだどぉ! れみぃのかわいさにめしつかいができたんだどぉー!!」
「いや、私はぱちぇと一緒に住んでいる者で…」
「さすが! れみりゃはこーまかんのおぜうさま☆なんだどー!!!」 」
「…」
なんかわけのわからないことをほざいているが、家に帰ってからぱちぇとらんにしつけをさせれば直るだろうと聞かないことにした
年齢的に、本当にお兄さんなんだよ、俺は…20台後半だけど30まではおじさんと呼ばれたくはないんだよ。
「それじゃ、さっさと用事を終わらせて家に帰ろうかな。いくぞ3匹とも」
『了解ですぜ。ご主人』
「こぁ、ゆっくりりかいしました」
「うー☆わかったどぅー!おじさん!!」
そして、私たちは家に向けての帰路についた。
れみりゃが空を飛んでることに内心では驚いていたが顔には出さなかった。
そして、私たちは家に向けての帰路についた。何かを忘れているような気がするのは気のせいだろうか?
とりあえず『れみりゃ、ゲットだぜ!!』
【あとがき】
作者名無しです。
とりあえず、れみりゃと私との出会いを書きました
3話目のプロローグを外伝にすればよかったと後悔しています
次もかわいいゆっくりゲットだぜ!!
書いたもの
かわいいゆっくりゲットだぜ!! 1・2・3
最終更新:2009年07月02日 21:36