- 前作かわいいゆっくりゲットだぜ!!3-上の続き
- ゆっくりれみりあ(れみりゃ)の捕食種設定ありです。俺設定もありです
- ひどいあつかいのゆっくりと性格の悪いゆっくりや悪魔のような性格(?)のゆっくりがいます
- ゆっくりの出番は少ないです。私(主人公)の出番が多いです
- ゆっくりに対する暴力シーンと捕食シーンと戦闘シーンがあります。
- 店員さんの話は、他の方の作品・ゆっくりを飼うときに気をつけることを基にしています。パクリに見えたらすみません
- ゆっくりの値段は、ペットショップでゴールデンハムスター680円なので卸値を200円の俺設定です
- 個人的には、子供のれいむ・まりさ・みょん・ありす・1000~2500円、ちぇん5000円、ぱちぇ2万円、胴無しのれみりゃ2万円、 ふらん2万5千円、胴体付きなどの希少種時価が俺設定です。 (しつけ済みは2・3倍…犬のしつけが訓練所に3ヶ月預けて15万円だったので)
- しつけ前の赤ん坊や成体や飾りなし傷つきも1000円以下ぐらいかと考えています
- それでもよければどうぞよんでください
では、駄文開始です。
「…じぇんじぇんわきゃらにゃいよー…」
やっと落ち着いてくれたのだろうか我が家のちぇんが騒ぎ疲れてらんのひざの上で眠っている
話は約1時間ほど前にさかのぼる
「じぇんじぇんわきゃらにゃいよー!! じぇんじぇんわきゃらにゃいよー!!」
「…お、お、おちつくてんこ!」
「むきゅー、おちついてちょうだい。ちぇん!」
「こぁ、ゆっくりおちついてください!」
「じぇんじぇんわきゃらにゃいにょー!! れみりゃはゆっくりできにゃいんだよー!! おいだしてよりゃんしゃま!!」
「てんこ…ごしゅじんがかいたいというからむりだ。てんこ…」
「むきゅ! れみぃはゆっくりできるわたしたちのじまんのこどもよ! こわくないわ!!」
「じぇんじぇんわきゃらにゃいよー!! れみりゃはちぇんのおきゃーしゃんちゃちをころしたんだよ!! ゆっくりできないよ!!」
「それはほかのれみりゃであってれみぃとちがうわ!!」
「れみりゃはぜんぶおなじだよ!! ゆっくりできるれみりゃなんきゃいないんだよ!! おいだしゃなきゃいけにゃいんだよ!!」
はあ、このれみりゃを拾ったのは間違いだったのだろうか。
家にれみりゃをつれて帰ると普段のんびりしているちぇんが混乱して大騒ぎを始めたのだ。
私は大切なことを忘れていた。
ちぇんは家族をれみりゃに食べられて1人になったときにらんに拾われたのだ。
ちぇんにしてみれば、親のかたきであるれみりゃが来れば大騒ぎをするのも当然だ。
小さい時のことだから覚えていないのかもしれないと思っていたが…
しっかり覚えていたのか。れみりゃは処分をしなければまずいのかもしれない…
問題のれみりゃ本人はというと、育ての親に会えたうれしさとちぇんに責められる悲しみが混ざって混乱が全身を支配してしまい、
結局その場でだだっ子のように四肢をジタバタさせることしかできなかった。
その顔は、涙と鼻水らしきものでぐしゃぐしゃになっている。
「どぉーじでだどぉー! うぁーーん! さくやぁー! さくやぁーどこぉーー!?
うっぐ、ひっぐ……どぉーじてだどぉー……れみぃ、わるいこじゃないんだどぉー……おまんじゅうはもうたべないんだどぉ!!
まんまぁー!! れみぃは、いいこにするからまんまぁーたちといっしょにいたいんだどぉ!!」
「…!! わっきゃるよぉーー!! やぱっりれみりゃはゆっくりをたべんちゃうんだよ!! ゆっくりできないいんだよ!!」
この状況を打破するにはどうすればいいのだろうか私に答えを思いつかないでいた。
とりあえず、2匹を一緒の部屋にいてはいけない。
そう考えて、別々の部屋に分けて現在に至るという状況だ。
ちぇんとれみりゃは育ての親にあやされて泣きつかれたのか眠っている。
私はたたみの上に大の字に倒れ、2匹の育ての親の様子をみた。
ちぇんやれみりゃほどでではないが、2匹もどうすればいいか迷ってしまっているようだ。
「私の知り合いにゆっくりをペットとして扱っている店がある。そこにれみりゃを譲ろうと思うのだが?」
「てんこ! らんはそれがいちばんいいとおもうてんこ!」
「むきゅー…それじゃ、れみぃがかわいそうよ…」
「そこに君とこぁも引き取ってもらえるか、相談しようと思うんだ?」
「むきゅー…」
「君達、家族全員だったら仲良く暮らせるのではないかい?」
その言葉にぱちぇは悩むように、むきゅ、むきゅ、と独り言をはじめた
私の考えている方法は、もうひとつあった。
ぱちぇを追い出した問題のゆっくり達がいなくなったのだから巣に戻ればいいのではと考えてもいる
あれ、何かを思い出しそうだ
…問題のゆっくり…赤ゆっくり…大工の小屋…頼まれごと…わすれていた!!!
しまった。取ってきてくれと頼まれた大工の道具箱を持ってくるの忘れていた。
それに小屋の鍵も開けっ放しだ。
赤ゆっくり達も本棚に閉じ込めたままだ。
あそこまで歩いて1時間半はかかる…仕方ないからあれを使うかな
「すまない。急用を思い出した。少し出かけるから二人は対策を考えておいてくれ」
れみりゃを念のために犬のゲージに入れて外から鍵を閉めると私は家の裏にある物置に向かった。
外の世界では折りたたみ自転車と呼ばれているものをだすと背中に野菜などを入れるかごを背負って、
林の中の小屋に向かって走り出した。
道の悪い土の道路とはいえ約30分ぐらいで小屋についた。
私は中に入ると急いで大工の箱を探し始めた。
畳の下の引き出しをあけてみると隠したのだろうか子ゆっくりの死体が何匹か落ちていた
大工箱は無事なようなので別の引き出しに入っていた、布で拭いておいた。
他に生きているゆっくりがいないかを探しながら死体は外に掘ってある穴に埋めていった
隠れていそうな場所を探し終えたので穴を埋めた。
本棚に閉じ込めたゆっくりたちはスヤスヤと眠っていたのでかごに起きないように入れていった。
大工箱とかごを自転車にくくりつけると私は人間の里に向かって自転車を押し始めた。
大工の若者に大工箱を渡して知り合いのゆっくり屋にいくつもりだ。
自転車を押しながら家に残してきたゆっくりたちのことを考えていた。
ちぇんとれみりゃのどちらか手放すならば、やはりれみりゃだよな。
ちぇんと住み始めてから3週間だが仕事をの疲れをどれだけ彼女に癒してもらったことだろうか
- ねずみのおもちゃに、じゃれつかして遊んでみた事
- 悩み事を相談して「にゅん、にゅん、わきゃるにょ!」といってもらった事
- 一緒に歌を歌って楽しんだ事
- えーりん!えーりん!を一緒にした事
- 寝ている姿を見たり、膝に乗せるだけでだけ心が癒された事
睡眠をとるだけだった私の家が楽しくなったのはちぇんとらんのおかげだ。
ぱちぇには申し訳ないがれみりゃは手放すことにすると決心をした。
人間の里につくと夜になる直前だった。
大工の若者には、大工箱を渡して小屋に壊れた穴から動物が入って暴れたようだったので、
本棚を動かして穴を隠した事と散らかっているから明日にでも掃除にいったらどうかと伝えた。
餡子のシミに関しては、動物の糞とだけ伝えてごまかしておいた
珍しいのか自転車についていろいろ聞かれたが森の近くの店で購入したと伝えておいた。
お礼だと野菜を分けてくれたので後にとりに来ると頭を下げた。
大工の若者の家を出ると『ゆっくり屋』と書かれている店に入っていった
「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?」
「ゆっくりを引き取ってもらいたいのですが?」
「種類は何でしょうか?」
「このかごの中を見ていただければわかると思います」
そういうと私はかごの中からプチトマトからからトマトぐらいのゆっくり達が数十匹を取り出していった
れいむ種、まりさ種、みょん種、ありす種などのゆっくりだ。
「普通種が中心ですからまとめて1万円ぐらいでどうでしょうか?」
「いや、ただで結構です」
「いいえ、こちらも商売ですからお金は受け取ってください」
「でしたらゆっくりの相談をしたいのですがよろしいでしょうか?」
「構いませんが、どういった内容でしょうか?」
私は彼に経緯を相談した。
先週、この店を出た後に
ぱちゅりーとこぁの家族をひろった事
今日、75センチぐらいの胴体付きれみりゃをひろった事
もともと飼っていたちぇんと喧嘩してしまった事
理由はちぇんの家族がれみりゃに襲われて亡くなってしまった事
店員はうんうんとうなずきながら私の話を聞いてくれた。
「多頭飼いをする場合は、なるべく相性がいい種族同士で組み合わせてやる事が重要ですよ」
「どういうことですか?」
「元になった英雄同士の相性が影響します。例えば、らんや、ちぇん、或いはまりさとれいむ、
などの組み合わせは相性がよく、非常に『ゆっくりできる』組み合わせなのです」
「なるほど」
「逆に捕食種と通常種は一緒の環境で飼育する事は、お互いの為にならないので止めておくべきです。
要は『ゆっくりできない』為に飼い主にもゆっくり同士にもストレスが蓄積するからです」
「猫と犬、猫とハムスター、の組み合わせという事ですか?」
「その通りです。表面上は仲がよくても内心では『いつ、襲われるのか』『いつ、襲ってしまうか』と考えてしまうのです」
「ぱちゅりー種とれみりゃ種が住んでいたのはどうしてですか?」
「それは元になった英雄が一緒に住んでいるからではないでしょうか?」
「そうですか…話は変わりますがれみりゃ種の胴体付きを引き取っていただけないでしょうか?」
「胴体付きですから1万円でどうでしょうか? らんもつけてくれれば10万で」
この人はお金でものを考えなければとてもいい人なのにな…
ペットショップもそうだし仕事だから仕方ないか
「代金は結構なので…今度の給料日にでもゆっくりハウスを買うのでその時にでもまけてください」
「わかりました。では、れみりゃを連れてきて頂けるのを楽しみにしていますよ」
諮問等をし続けても仕方ないので赤ゆっくりの代金はもらうことにした。
私は赤ゆっくりの代金1万円を受け取るとかごを背負って大工の若者の家によっていった。
野菜を入れようとした時にまりさ種の赤ゆっくりが残っているのでどうしたものかと悩んでいると大工の若者が譲って欲しいというのであげた。
れみりゃのことをどうやって切り出せばいいのかと思いながら家に帰ると大騒ぎが起きていた。
てんこ! ちぇんいなくなったてんこ。
とか。
ちぇん、おいしごはんですよ~でてきてくださいー。
とか。
むきゅ! ゆっくりしないででてくるのよ!
とか言っている声を聞こえてきた。
おい待てよ!ちぇんがいなくなったってどういうことだよ!!
俺は急いで家の中にはいるとゆっくり達に事情を説明させた。
一方、その頃のちぇん
「…じぇんじぇんわきゃらにゃいよー…」
最近幻想卿で見られるようになった生きたまんじゅう、ソフトボールぐらいぼいゆっくりが里のハズレをとぼとぼと歩いている。
緑色の帽子とネコミミと茶色の髪の毛と2本の尻尾が生えたゆっくり、ゆっくりちぇんだ。
彼女は自分の親を殺した捕食種のゆっくり、ゆっくりれみりあ(れみりゃ)と暮らすのが嫌で家を飛び出してきたのだ。
だが、彼女に頼る相手もおらず本能のままにさ迷う様に歩いていた。
気がつくと彼女は、川のほとりの土手を歩いていた。
そこには木を十字に立てられている彼女の家族が眠っている場所があるのだ。
「…じぇんじぇんわきゃらにゃいよー…りゃんしゃま…おにいさん…ぱちぇ…おきゃーしゃん」
彼女には本当にわからなかったのだ。
ちぇんは昔を思い出していた。
この土手には、少しだけ土が盛り上がり、落ち葉でうまく偽装してある巣があった。
そこでの自分を大切に育ててくれた両親、可愛がってくれた姉、ゆっくりと幸せに暮らしていた日々
そんな冬のある日だった。
どこかで飼われていたのか野生なのかわからないがあいつが来たのだ。
そのれみりゃは、冬の冬眠時期だというのにエサを探していた。
川の土手におかしな点を見つけた。少しだけ土が盛り上がり、落ち葉でうまく偽装してある巣があった。
ただ、うまく偽装できているものの、冬の時期に葉が大量に落ちているのは不自然であった。
近くにも似たような状態の巣があったが特におかしな点がなかったので気付かなかった
れみりゃは手を使い簡単に偽装素材をどかし、数秒のうちに巣穴がぽっかり口をあけた。
「う~♪ あまあまのすをみつけたどぉ~♪ 」
巣の入り口から中を見渡すと眠ったままのゆっくりが3匹もいた
「う~♪ でなーのじかんだどぉ~♪ 」
れみりゃの目前には3匹のゆっくりが笑顔で眠っていた。
食べやすく味も手ごろな大きさのゆっくりを見てれみりゃはニコニコと、えがおを浮かべている。
れみりゃは上半身を巣穴に突っ込んだ。人間のようなふくよかな手それに捕まって母親は巣の中ら取り出されてしまった。
「がお~♪ たべちゃうんだどぉ~♪ 」
「…いたいんだよー…たべないんでほしんだよ!!」
「う~♪ あまあま~☆ ちょこあじなんだどぉ~☆」
「わがらないよー! もっどゆっぐりじだよお゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!だずけでえ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!」
母ちぇんの悲鳴を聞き、家族の意識はようやくはっきりとした。
「わかるよー!! れみりゃがきたんだよ!! ちぇんがおとりになるからこどもはにげるんだよ!!」
「わきゃらにゃいよ! おとーしゃんはどうなるの!!」
「もっと あまあまいただくんだどぉ~☆」
そんな中でもちぇんは枯葉の下でぶるぶる震えていた。
それが幸いしてれみりゃに気付かれなかったのは幸運だったのだろうか
その間にも、父親、姉の悲鳴と断末魔が聞こえてくる。
「わがらないよー!・・・ゆっくり・・・したかったん・・・だよ。」
死ぬ間際にゆっくりすることを望みながら、姉ちぇんは死んでいった。
「おいしかったんだ・・・。」
トントン
と肩をたたかれる感触にれみりゃは後を不機嫌そうに後ろを向いた時
「う~!いったいだれだ・・・。」
「ゆっくりできない。れみりゃはゆっくりしね! てんこ!」
ボスッ!
後ろへ振り向いたれみりゃの顔には先の尖った木の棒が突き抜けていた。
「うっぐ、ひっぐ!うぁ~!いたいんだどぉ ぉ !」
始めは大泣きしていたれみりゃであったが、危害を与えた主の姿を見てれみりゃは余裕の笑いをした
相手は、胴体付きとはいえまんじゅうだ。自分が負けるはずがないのだ。
その相手、ゆっくりらんも同じことを考えていた。
素早い胴体無しならともかく胴体つきで木が貫通した状況ならば自分にでも勝算は充分にあるはずだと。
「てんこ! てんこ!」
余裕の笑みをうかべていたたれみりゃにらんは容赦なく攻撃を繰り出す。
顔に突き刺さった棒に集中して攻撃するだけでれみりゃに激痛が走り続けた。
「うあぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ !やめるんだどぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ !」
れみりゃは痛みに怯え、らんの攻撃を一方的に受けることしかできなかった。
「うっぐ、ひっぐ! おぼえているんだどぉー!!」
そういうとれみりゃは川のほうにパタパタと飛んで逃げていった。
らんは後は追いかけずにゆっくりの巣の中に顔を突っ込むと
「ゆっくりしていってね!! だれかいないかてんこ!」
「「ゆっくりしていってね!!」」
「ゆっきゅりしていっちぇねぇ!!
穴の中から1匹、自分の後ろから2匹のゆっくりの声が聞こえた。
うしろにはれいむ種とまりさ種のゆっくり、中からはチョコレートまん程度のゆっくりちぇんがでてきた。
「りゃんしゃまーー!! おとーしゃんちゃちわ!?」
「てんこ…」
「「…」」
大人のゆっくり3匹はどう説明すればいいのか困っていた。意を決してれいむがはなしかけた。
「ゆっくりりかいしてね! ちぇんのかぞくはてんごくにいったんだよ!」
「じぇんじぇんわきゃらにゃいよー! ちぇんはおきゃーしゃんちゃちといたいんだよ!」
「よくきくてんこ! ちぇんがしあわにせないならないと、ちぇんのかぞくはしあわせになれないてんこ!」
「…わきゃたにょ! りゃんしゃま、ちぇんぎゃんびゃっちぇいきるよ!」
「てんこ、らんはもりのなかにあるゆっくりぷれいすをめざしているてんこ!」
「にゅん、にゅん、わきゃるにょ! ちぇんもいっしょにいきゅよ!」
二人は家族の死体を埋めると特に見える森の中にあるというゆっくりプレイスを求めて旅に出たのだ。
途中にゆっくりできる場所(犬小屋)を見つけたのでそこで休むことにした。
そして、今の飼い主のお兄さんに拾われたのだ。
れみりゃさえ来なければ自分が家を出ることもなかった…家族を失うこともなかったのに…
何で自分がこんな目にあうのだろうかとちぇんは悩んでいた。
その様子をみている影が月に映し出されているのをちぇんはしらなかった
【あとがき】
作者名無しです。
文章がまとまらず書くのが遅くて困っています
次もかわいいゆっくりゲットだぜ!!
書いたもの
かわいいゆっくりゲットだぜ!! 1・2・3 外伝1
- 監禁した上で売るって・・・。何という鬼畜 -- 菜 (2009-02-27 06:37:04)
最終更新:2009年07月02日 21:37