かわいいゆっくりゲットだぜ!!妖3

かわいいゆっくりゲットだぜ!!妖3(魔法の森のありす)

  • 俺設定満載です
  • 原作キャラぽい人でます



「道に迷ったなこりゃ」

ここは幻想卿、人に忘れられたものが集まる場所
そんな場所を旅する男がボソッとつぶやいた。
それをジト目で見るゆっくりが2人いた。

「いや、スマンスマン、魔法の森に迷い込んだのはわかるがどこにいるかがわからん」
「てんこ!」
「うんうんわかるよー! 道に迷ったんだよ…」
「それにしても気持ち悪いけどどうしたんだろう…」

そんなことを話す3人がいた。一人は人間の男性である。
9本の尻尾を持っており狐色の髪に2つのてっぺんがある帽子をかぶり手足の生えたゆっくりらん
緑色の帽子とネコミミと茶色の髪の毛と2本の尻尾が生えたソフトボールぐらいのゆっくりちぇんだ
男性は先ほどから体を襲う吐き気と疲労感に倒れそうになりかけていた。

不吉な臭いがする。この森は人を喰うといわれる。人間は余り寄り付かない場所である。
常に禍々しい妖気で溢れていた。
魔法の森は、幻想郷の「魔」が集まった森である。
幻想郷で「森」と言えば通常は「魔法の森」を指す。
この森は常に禍々しい妖気で溢れており、化け物茸の胞子が舞っており、
普通の人間は森の瘴気に長時間耐えられない。
そのため、人間だけでなく妖怪もあまり寄り付かない場所となっている。
瘴気に耐えられる人間にとっては妖怪があまり来ないため安全。
また化け物茸の胞子がもたらす幻覚は、人間の魔力を高める作用があるので魔法使いを志すものが好んで住み着く。
(注:wikiより文章抜粋)

というわけで魔に耐性のない人間である男性は気を失ったのである。
そして彼の目が二度と覚めることはなかった

ゆっくりゲットだぜ!! 完結…ウソウサ…エイプリルフールネタですw


…目が覚めるとどこかの家だろうか色々なものがおかれている家のベッドに寝かされていた
まだ、頭がくらくらするがどうやら落ち着いてきたようだ。
ベッドの横にはカチューシャをつけた金髪が特徴の顔が心配そうに見ていた。
それとゆっくりらんとゆっくりちぇんも同じように私を覗き込んでいる
どうやら、誰かに助けられてベッドまで運んでもらったようだ。

「申し訳ない、あなたが私を助けてくれたのだろうか」
「ふん、感謝してほしくて助けたわけじゃないんだから」
「いや、おかげで助かりました。お礼は後ほどします…?」

ぼやけていた視覚が正常になってくるとそこにいたのは人間では無かった。
赤いカチューシャに金髪が特徴のゆっくり…ゆっくりありすだった。
彼女が私を助けてくれたのだろうかと混乱する頭を抑えていた。

「ご主人! 髪が金色のおねえさんが助けてくれたてんこ」

どうやら助けてくれたのはこのゆっくりありすの飼い主のようだ。
後ほどお礼を言わなければいけないと考えながらベッドから起き上がった
頭のほうの混乱も正常になると自分の状況を整理しようと思った。

今日の早朝にこっそりと『こうまかん』を抜け出したらんにちぇんと同行を申し込んだ。
途中で道に迷ってしまい『魔法の森』に迷い込んだ。
そして気づいたらベッドの寝かされている…はあ、情けないな

「ありす、君の飼い主さんにお礼を言いたいんだがどこに居られるんだい?」
「ふん、おしえてあげてもいいわ! 少し前に出て行ったわ」

どうやら出かけているらしい。お礼はのちほどするかと思い荷物をまとめようとした…
荷物が足りない気がするのは気のせいだろうか、私を運ぶときに落としたのだろうと深く考えなかった。
荷物をまとめるとゆっくりありすにお礼を言うことにした。

「ありす。君の飼い主さんにお礼を言っておいてくれ」
「ふん、伝えてあげてもいいわ! 感謝してくれてもいいわよ」
「ありがとう。そうだ君はご飯を食べたかい?」

そういうと私は荷物の中からフランスパンとジャムを取り出した。
早朝に出てきたからたぶん時間的にはお昼になっていないはずだ。

「ありすは林檎ジャムと苺ジャムどちらがいい?」
「リンゴじゃむをたべてあげてもいいわ」

どうやら林檎ジャムをご所望のようだ。
フランスパンを一口大にきると林檎ジャムをたっぷりと乗せてゆっくりありすに渡した。
それと勝手にさわって言いか迷ったが台所にいてコップと皿を勝手に拝借した。
この家の住人は和食好きらしくパンを食べるのに向いた道具はあまりなかった。
ついでに自分の連れてきたゆっくり達にも朝食代わりのご飯を分配した。

それにしてもここはどこだろうと家の外に出てみると『霧雨魔法店』と書かれた看板があった
霧雨というと人間の里にある大手道具屋「霧雨店」を思い出すが関係あるのだろうか…後で礼を言いに行こうと思った
それと入り口のわきにいろいろな商品があるのが気になった。
なんだか森の入り口にある古道具屋を思い出せるのは気のせいだろうか。
小屋の中にもどるとゆっくり達が追いかけっこをして遊んでいた。
いろいろとものがあってあぶないので片しておくかと掃除を開始した。
ゆっくり達には森で遊んでくるように伝えておいた。
部屋をかたしおえるころには体内時計が昼過ぎであることを伝えてきた。
ゆっくり達は人形がたくさんある屋敷で紅茶とクッキーをもらったとホクホク顔で帰ってきた
それとキノコを大量に持っているがどこで手に入れたのだろうか?
らんだけが尻尾を愛しそうに撫でているが何があったのだろうか…心なしか毛づやがわるい
その後、書置きとお礼の品を置いて『霧雨魔法店』をあとにした。
森の外れまではゆっくりありすが案内をしてくれた。

「今日はいろいろとありがとう。本当に助かったよありす」
「てんこ! いろいろとありがとうてんこ!」
「うんうんわかるよー! ありすといてたのしかったんだよー!」
「ふん! 感謝されても嬉しくなんかないんだからね」
「あと、君の飼い主に『こうまかん』の執事がお礼をいいたいとつたえてくれ」
「わかったわ! ちゃんと伝えておくわ。あと辻切が最近出るから気をつけたほうがいいわよ」

ああ、そういえばゆっくりを狙った辻切りが発生してると町で聞いた気がする。
いくらなんでも捕食種の大量にすんでいる『こうまかん』が狙われることはないだろう…あの人もいるし
そう思いながら私は森のはずれから『こうまかん』への帰路についた。
荷物や旅先での混乱から一度旅支度をするために出直すつもりだ。
その途中にあるゆっくり達と出会うのは次の話で書ければと思う。
なぜか体が飛ぶんでるように軽いのはなぜだろうか?


【おまけ】少し味気ないのでゆっくり達のことを書いてみようかと思います

飼い主のお兄さんに小屋を追い出された3匹はありすに連れられて森の中をあるいていた。
その先には人間さんが住むお家があるようだ。
ありすが、コンコンとドアを叩くと中から人間さんが出てきた
容姿は金髪で肌の色は薄く、人形の様な姿をしている人間のお姉さんがいた

「ゆっくりしていいてねー!!」
「あら、魔理沙の家のありすじゃない。うちのまりさと遊ぶのにきたの?」

その後ろに普段見かけないゆっくりたちがいるのに少女は気づいた。

「「ゆっくりしていいてねー!! きれいなお姉さん!!」」
「あらー、お世辞がうまいわね。ゆっくりしていってね」
「お姉さん、まりさに会ってあげてもいいわ」
「ごめんなさい。まりさは用事が会って出かけているの…変わりに紅茶でも飲む?」

そういうとお姉さんは3人を家の中へと案内してくれました。
中にはいるとたくさんのお人形さんが浮いていたりして面白い場所です。
その中の一体が紅茶とクッキーを持ってふわふわと飛んできました

「シャンハーイ」
「紅茶を持ってきてくれてありがとうね上海。さあどうぞ」
「「「ゆっくり、いただきます」」」

そういうとゆっくり達は出された紅茶を丁寧にこばさず音を立てずのみはじめた。
この子達は誰なのだろうかその様子を面白うそうに少女は見ていた。

「てんこ! とてもおいしいてんこ」
「うんうんありがとうなんだよー! お姉さん!」
「都会派なクッキーね! とてもおいしいわ」
「あなた達は見かけないけどどこから来たのかしら?」
「飼い主さんのお兄さんが森で倒れたのを黒い帽子のお姉さんが助けてくれたんだてんこ」
「なるほどね」

紅茶を飲みながら少女は里の人間が誤って森の中に迷い込んだのだろうと考えた。
そこをあのおせっかいが助けてあげたということなのだろうと想像した。
それよりも彼女は気になることがあるので確かめようと思った。

「ねえ、あなた。お願いがあるのだけどいいかしら?」
「何のお願いだてんこ?」

ごにょごにょとゆっくりらんに話しかける少女。
それを聞いたらんはわかったてんこと答えた。

「きゃあ、すごいモフモフしている」

少女はそういいながらゆっくりらんの9本の尻尾の中に顔をうずめて感触を楽しんでいる
一説によればスィートポテトとか稲荷寿司といわれているがこのゆっくりらんの尻尾はフサモフの毛だった
そんな感じで尻尾の感触を楽しんでるの見ているとウズウズするゆっくりがいた

「にゃーん! ちぇんも混ざるんだよー!」
「あ、あ、あたしも混ざってあげてもいいわよー」
「そ、そ、そこはだめてんこ!!」

そういってゆっくり2体と人間一人がゆっくりらんの尻尾の中に顔を埋めていた。
その時だった。ドンとドアを開ける音とともに一人の女性が入ってきた。

「おいしそうな食材がてにはいったのぜ、一緒に食べないかあり…」

黒い帽子をかぶった金髪の女性がらんの尻尾に顔をうずめている少女に話しかけようとして時が止まった
そして、自分も混ざるのぜといってらんの尻尾に顔うずめはじめたのだ

「前からあの尻尾が気になってたのぜ。本物もこんな感じなのかな」
「これ以上は尻尾がみだれるからやめてほしいてんこ」
「にゃーん! 幸せなんだよー!」
「都会派な毛ざわりね」
「本当にモフモフしてるわね。気持ちいいわ」

そして、らんが泣き出すまでこのお遊びは続くのであった。
さすがにまずいと思ったのか帽子のお姉さんがキノコをお土産に分けてくれた
お姉さんたちに昼食を誘われたが断りを入れて飼い主さんの元に戻る事にした。
飼い主と合流する間まで尻尾を撫でながら気にし続けるらんの姿があった。
その横でありすと楽しそうに笑うちぇんを主人公が見ることになるのであった。




いつものやつ

「さすがありすだぜ! 都会派は伊達じゃないんだぜ! とってもゆっくりできるゆっくりなんだぜ!」

次回のゆっくり

「白い帽子に天子のような羽の金髪のゆっくり誰だ?」
鳴き声『春ですよ…』

「赤い月のついた黒い帽子をかぶった金髪のゆっくり誰だ?」
鳴き声『気圧が…』

「青い太陽のついたピンクの帽子をかぶった銀髪のゆっくり誰だ?」
鳴き声『めるぽ』

「緑の星のついた赤い帽子をかぶった茶髪のゆっくり誰だ?」
鳴き声『りりかはいらないこじゃないよ!!』



「次回も、ゆっくりゲットじゃぞ」

                                       byゆっくり博士


【あとがき】

作者名無しです。

とりあえず、ゆっくりありすの話を書くのに苦労しました。

普通種や原作人物はできるだけ出さないように気をつけているつもりですが順番的に出てきました。

やっぱりキャラ決まっているひと(原作キャラ)は使いやすいです。

次の虹川3姉妹+1はどうやって書けばいいか全くわからず困ってます…

もしかしたらわけるかもしれません

書いたもの

かわいいゆっくりゲットだぜ!! 1~⑨(妖) 
かわいいゆっくりゲットだぜ!! 外伝シリーズ
かわいいゆっくりゲットだぜ!! 妖1~


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最終更新:2009年10月27日 20:00