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DARKER THAN BLACK
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匿名ユーザー
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2007年4月からTBS系列で放映が開始された「DARKER THAN BLACK(黒の契約者)」の感想です。上から古い順に掲載されています。
あらすじ
解析不可能な異常領域「地獄門(ヘルズ・ゲート)」の出現により、本当の“ 空” を失った東京に、特別な能力を身につけた者たちが突如現れ始めた。
能力を得る代償として、人間らしい感情が希薄になり、人を殺めることさえ冷徹に行う「契約者」。
その契約者である黒(ヘイ)は、中国人留学生として東京の下町に潜伏しつつ、「黒の契約者BK-201」として「組織」から与えられたミッションをこなしていく。
愛した女への復讐、死んだはずの妹、新しい仲間に芽生えてる友情の中で、黒の星はいつまでも夜空に輝き続けることができるのだろうか?
能力を得る代償として、人間らしい感情が希薄になり、人を殺めることさえ冷徹に行う「契約者」。
その契約者である黒(ヘイ)は、中国人留学生として東京の下町に潜伏しつつ、「黒の契約者BK-201」として「組織」から与えられたミッションをこなしていく。
愛した女への復讐、死んだはずの妹、新しい仲間に芽生えてる友情の中で、黒の星はいつまでも夜空に輝き続けることができるのだろうか?
スタッフ
- 監督:岡村天斎
- キャラクター原案:岩原裕二
- キャラクターデザイン・総作画監督:小森高博
- 音楽:菅野よう子
- 色彩設計:水田信子
キャスト
- 黒(ヘイ):木内秀信
- 銀(イン):福圓美里
- 猫(マオ):沢木郁也
- 黄(ホアン):池田勝
- 霧原未咲:水樹奈々
- ノベンバー11:井上和彦
- アンバー:川上とも子
各話感想
DARKER THAN BLACKは真剣に番組を見始めるのが遅くなってしまっていたこともあって、基本的には2話まとめて感想をアップしています。リアルタイムに追いついたのは7/22の放映からです(苦笑)最後まで番組をすべてみてからアップした感想ではないので、その時々の局面における考えだと思っていただけると助かります!
- #1&2「契約の星は流れた(前後編)」
東京の片隅に生きる中国人留学生李舜生(リ・シェンシュン)。だが、その正体はとある組織の契約者で、コードネーム「BK-201」、冷酷無比なる「黒の契約者」としてその名をとどろかせる男だった。黒は、地獄門の情報を盗み研究所から逃走を図った女の後を追う。
ヒキの演出と、画面の切り替えのうまさにが際だつ回
#1スタッフ:脚本:岡村天斎 コンテ:岡村天斎 演出:岡村天斎 作画監督:小森高博
#2スタッフ:脚本:岡村天斎 コンテ:岡村天斎 演出:安斎剛文 作画監督:小平佳幸 - #3&4「新星は東雲の空に煌く(前後編)」>
ヘイは、都内のある工場に潜伏する。ターゲットは工場の相談役、田原耕造。ゲート内第一次調査隊の生き残りである彼の研究資料が目的だった。ヘイは、ターゲットの資料のありかを突きとめる。それは、田原の娘の体内に埋め込まれていた。
ヘイが王子様っぷりを全開。シナリオはひじょうにわかりやすく、よくまとまっている。
#3スタッフ:脚本:野村祐一 コンテ:石平信司 演出:金子伸吾 作画監督:工藤裕加
#4スタッフ:脚本:野村祐一 コンテ:石平信司 演出:平向智子 作画監督:芝美奈子 - #5&6「災厄の紅き夢は東欧に消えて(前後編)」
史上最低最悪と称される契約者ハヴォックが捕獲された。霧原未咲は、契約者ノーベンバー11とともに、ハヴォックをゲート内情報研究機関「パンドラ」へと移送しようとするが、ヘイはその移送車両を襲い、ハヴォックを連れ去る。5年ぶりに再会を果たすヘイとハヴォック。二人は南米のヘブンズゲート消失事件に関わりを持っていた。
ハヴォック役の進藤尚美さんの演技は必見
#5スタッフ:脚本:菅正太郎 コンテ:京田知己 演出:安斎剛文 作画監督:松崎正
#6スタッフ:脚本:菅正太郎 コンテ:岡村天斎 演出:山本秀世 作画監督:石井百合子 - #7&8「五月雨にクチナシは香りを放ち・・・(前後編)」
ヘイは、とある契約者を追って、美しき未亡人の住む家に潜入する。そこでが、都内の寂れたビルの一室で探偵業を営む久良沢凱と出会う。
DARKER THAN BLACKのダークなイメージをいきなり吹き飛ばした?突拍子もない回。この回は、好き嫌いがハッキリと分かれる内容で、DTBファンの踏み絵となった。
#7スタッフ:脚本:大西信介 コンテ:五十嵐卓哉 演出:金子伸吾 作画監督:高橋久美子
#8スタッフ:脚本:大西信介 コンテ:五十嵐卓哉 演出:恒松圭 作画監督:小森秀人 - #9&10「純白のドレスは少女の夢と血に染まる(前後編)」
中国マフィアの幹部が次々と殺害される事件が発生した。「VI-952」と呼ばれる契約者を追う霧原未咲は、マフィアの経営するホテルに赴き、そこで、高校時代の友人のアリスと再会を果たす。
霧原未咲のチャイナドレス姿などが見所の回。未咲は萌え担当らしいです(笑)
#9スタッフ:脚本:砂山蔵澄 コンテ:こでらかつゆき 演出:安斎剛文 作画監督:小平佳幸
#10スタッフ:脚本:砂山蔵澄 コンテ:大原実 演出:金子伸吾 作画監督:工藤裕加 長谷部敦志 小森高博 - #11&12「壁の中、なくしたものを取り戻すとき…(前後編)」
ゲートを囲む壁の周辺にある研究施設に、ヘイは潜入する。「流星の欠片」と呼ばれるゲート内物質を持ち出すことが目的だった。全ての物理法則に歪みが生じるというゲート内。そこで人は失ったものを取り戻すことができるというが…。中原茂さんが登場するなど、ゲストも充実の回。
#11スタッフ:脚本:菅正太郎 コンテ:京田知己 演出:千葉大輔 作画監督:松崎正
#12スタッフ:脚本:菅正太郎 コンテ:岡村天斎 演出:山本秀世 作画監督:石井百合子 - #13&14「銀色の夜、心は水面に揺れることなく…(前後編)」
ある日突然、銀が姿を消した。ホアンは「裏切り者は始末しろ」というが、ヘイとマオは銀の裏切りをにわかには信じることが出来ず、その姿を探し出そうとする。銀色の光が降り注ぐ中、銀の心に光が戻る日は来るのか…
銀のファンには堪えられない回。大西信介さんのシナリオが光っている。
#13スタッフ:脚本:大西信介 コンテ:もりたけし 演出: 安斎剛文 作画監督:高橋久美子
#14スタッフ:脚本:大西信介 コンテ:大原実 演出: 金子伸吾 作画監督:工藤糸織・根岸宏行 - #15&16「裏切りの記憶は、琥珀色の微笑み…(前後編)」
太陽に大黒斑と呼ばれる黒点が出現した。5年前、南米のゲート消失時と同じ現象だ。時を同じくして、連続爆破事件が発生する。ヘイは原因を探るうち、かつての女アンバーと再会を果たす。
黒の過去が本格的に描かれはじめる回。イブニング・プリム・ローズの存在と、ヘイのあり方が丁寧に、ドラマティックに描かれている。
#15スタッフ:脚本:野村祐一 コンテ:五十嵐卓哉 演出:鳥羽聡 作画監督:小森秀人・樋口聡美
#16スタッフ:脚本:野村祐一 コンテ:岡村天斎 演出:千葉大介 作画監督:小平佳幸・長谷部敦志 - #17「掃きだめでラブソングを歌う…(前編)」
ドールの密売の話をしったヘイは、それを阻止しようとキャバクラに潜入する。そこで知り合ったちんぴら・健児が、そのドールに恋をしてしまい、ふびんに思った健児はドールと一緒に姿をくらまそうとする。
イブニング・プリム・ローズの話になるかと思いきや、全然違う話で、少々視聴者が面食らった回。ちんぴら役の吉野裕行さんが、どのblogを見ても「ちんぴらが似合う」と書かれていて、哀れを誘います
#17スタッフ:脚本:砂山蔵澄 コンテ:大原実 演出:安斎剛文 作画監督:宇佐美皓一・永井達郎 - #18「掃きだめでラブソングを歌う…(後編)」
密売されるはずのドールの世話を不憫に思った健児は、ドールを連れてヘイのアパートを訪ねる。困ったヘイはふたりの逃避行に協力するのをためらうが、真剣な面持ちの健児に心打たれて、協力してやることにした。変装するための道具買ってアパートに戻ってみると、そこには銀がいた。監視していたのか、と問いただすヘイに、銀は首を振る。ヘイの様子がおかしいので、自分の意志で確認しに来たというのだ。心を持たないはずのドールの態度に、ヘイは驚きを隠し得ない。
ヤンキー大活躍のお話。片貝慎さんの演出は、スタンダードで見ていて安心できますッ!
#18スタッフ:脚本:砂山蔵澄 コンテ:松尾慎 演出:久保山英一 作画監督:松井理和子・桑名郁朗・飯野利明 - #19「あさき夢見し、酔いもせず…(前編)」
今度の組織からの依頼は、新興宗教の教祖である女を殺すこと。ヘイは組織に潜入し、同じ組織に属する契約者・岸田志保子と接触することになる。ヘイはいつも通りに任務を履行しようとするが、どうもホアンの様子がおかしい。いったい、ホアンになにがあったのか…?
桜蘭高校ホスト部スタッフが“クチナシは香りを放ち……”以来の復活!シナリオはひじょうに渋いですが、演出はひとときの夢のような美しさ。ホアンの苦しい胸の内と過去を、見事な手腕で描き出しています。
#19スタッフ:脚本:大西信介 コンテ:五十嵐卓也 演出:金子伸吾 作画監督:高橋久美子・根岸宏行
- #26「桜の花の満開の下」>
霧原未咲の部下大塚真由は、実は腐女子だった。花見に行った帰り道、契約者に襲われてピンチに陥ったところを助けてくれた男性の鎖骨に一目惚れするが…
本放映はなく、DVDでのみ閲覧が可能な回。サイドストーリーらしく、軽いノリで話が進む。ヘイの鎖骨にこだわるあたりが、まさに腐女子……(笑)
#26スタッフ:脚本:大西信介 コンテ:金子伸吾 演出:金子伸吾 作画監督:小森高博
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