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金色のコルダ
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匿名ユーザー
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2007年4月からテレビ東京系列で放映が開始された「金色のコルダ~primo passo~」の感想です。上から古い順に掲載されています。
個別の感想は、あいかわらずバカっぽいです。残念ながら。
個別の感想は、あいかわらずバカっぽいです。残念ながら。
あらすじ
音楽の妖精ファータが住むという学園に通う日野香穂子は、ある日、リリというファータから魔法のヴァイオリンをもらう。そのヴァイオリンを使って、学内音楽コンクールに出場しろと言うのだ。
素人でも難なく音が奏でられるというそのヴァイオリンで、成り行き上、コンクールに出ざるを得なくなった香穂子は、そのコンクールの過程で、さまざまな人間と関わっていくことになる。
自分の音楽を極めようとする月森、自分自身を取り戻そうとする土浦。そのときが楽しければいいという火原、自分の意志を常に押し隠してきた柚木。過去の失敗のトラウマを克服できない金澤など、さまざまな想いが交錯する中で、香穂子自身もまた、自分と見つめ、成長していく。
素人でも難なく音が奏でられるというそのヴァイオリンで、成り行き上、コンクールに出ざるを得なくなった香穂子は、そのコンクールの過程で、さまざまな人間と関わっていくことになる。
自分の音楽を極めようとする月森、自分自身を取り戻そうとする土浦。そのときが楽しければいいという火原、自分の意志を常に押し隠してきた柚木。過去の失敗のトラウマを克服できない金澤など、さまざまな想いが交錯する中で、香穂子自身もまた、自分と見つめ、成長していく。
スタッフ
- 監督:於地紘仁
- シリーズ構成:吉田玲子
- キャラクター原案:藤岡真紀
- キャラクターデザイン・総作画監督:藤岡真紀
- 音楽:
- 色彩設計:
キャスト
- 日野香穂子:高木礼子
- 月森蓮:谷山紀章
- 土浦梁太郎:伊藤健太郎
- 火原一樹:森田成一
- 柚木梓馬:岸尾だいすけ
- 金澤紘人:石川英郎
- 王崎信武:小西克幸
- リリ:水樹奈々
全体的な感想
ポケモンなどの制作に関わっていた於地紘仁さんの初めての監督作品。「人のこころの機微を描くのがうまい」といわれている吉田玲子さんをシリーズ構成、脚本に起用したことで、ハイレベルな作品に仕上がっている。
設定自体はおとぎ話めいているが、ストーリーの中に一貫して流れているのは、自分がどう生きるべきか、どうあるべきか、ということ。
登場人物は各人がおかれた環境の中で、時に笑い、時に苦しみながら、成長していく。地味になりがちなテーマを、視聴者を飽きさせることなく最後までひっぱっていた力量は、素直に評価したいところだ。
音楽も見所のひとつ。ゲームの「金色のコルダ2」では使われていない音楽も多用され、物語にドラマティックさを生み出している。
設定自体はおとぎ話めいているが、ストーリーの中に一貫して流れているのは、自分がどう生きるべきか、どうあるべきか、ということ。
登場人物は各人がおかれた環境の中で、時に笑い、時に苦しみながら、成長していく。地味になりがちなテーマを、視聴者を飽きさせることなく最後までひっぱっていた力量は、素直に評価したいところだ。
音楽も見所のひとつ。ゲームの「金色のコルダ2」では使われていない音楽も多用され、物語にドラマティックさを生み出している。
各話感想
以下、更新中です。
DVD I
- Opus 1「ありえないプレリュード」
日野香穂子は高校2年生。ある日、学院に住むという音楽の妖精リリから、魔法のヴァイオリンを渡される。素人でも弾きこなせるというそのヴァイオリンを使って、音楽学内コンクールに出場して欲しいというのだ。香穂子は抵抗するが、あえなく出場することに。音楽科の秀才に混じって、素人の香穂子がはたしてどこまで善戦できるのか。
ゲームが原作の突拍子もない設定をさらりと流して、アニメの本題にさっさと持っていった吉田玲子さんの力量はさすが。登場人物の紹介も手際がよく、見事です。
スタッフ:脚本:吉田玲子 コンテ:於地紘仁 演出:片貝慎 作画監督:手島典子 - Opus 2「前途多難なガヴォット」
音楽の妖精リリから魔法のヴァイオリンを渡された香穂子は、コンクールに出ることに。それだけでも香穂子の負担は大きかったが、コンクールに出られない音楽科の生徒はねたみを買うことになって、さらにつらい毎日を送ることに。「実力を見せてみろ」という音楽科生徒の言葉に、香穂子はガヴォットを演奏せざるをえなくなるが、練習はいっこうにはかどらない。
この回は、火原ファンには堪えられない回。颯爽と香穂子を助けに来てくれます。
スタッフ:脚本:吉田玲子 コンテ:於地紘仁 演出:剛田隼人 作画監督:小谷杏子
DVD II
- #Opus 3「匿名希望のショパン」
コンクールに突然出場することになり、右も左もわからない香穂子。そんな香穂子を助けてくれたのが、同じ学年の普通科・土浦だ。なにかと優しく相談に乗ってくれる土浦だが、その理由は…?
この回は土浦ファン向け。ゲームではちょっと地味な土浦ですが、アニメでは大活躍してます。吉田玲子さんは、たぶん土浦PUSH派です(笑)
スタッフ:脚本:吉田玲子 コンテ:片貝慎 演出:水本葉月 作画監督:藤本千代美・中野彰子
DVD III
- #Opus 6「胸騒ぎのポルカ」
セレクションに参加するメンバーが合宿に出かけることに!
青春ものらしく(笑)香穂子と火原がラブラブに!!火原ファン必見です。
スタッフ:脚本: コンテ: 演出: 作画監督 - Opus 7「秘めやかなデュエット」
合宿に出かけた一同が、いかにも青春ちっくなひと夏を過ごす様子を描いた回
月森と香穂子のアヴェマリアが最大級の見所です!月森ファン必見!
スタッフ:脚本: コンテ: 演出: 作画監督: - Opus 8「こころ紡ぐカノン」
ヴァイオリンのおもしろさに目覚めた香穂子が、熱心に練習をするあまり、友達と疎遠になってしまう。どうしたら、また仲直りできるのか?
女の子同士の友情を丁寧に描いている回。於地監督らしい、ジミではあるものの、静かな感動を呼び起こす回です。
スタッフ:脚本: コンテ: 演出: 作画監督:
DVD VIII
- #Opus 21「もう一度、アンダンテ」
普通のヴァイオリンを手にした香穂子が、第4セレクションにあたって、ヴァイオリンの練習を再開。突然ヘタになったと学内で騒ぎになるが、香穂子はそれを知ってもなお、ただひたすらに練習を重ねる。そんな姿に、セレクションのライバルたちは、自分自身を見つめ直しはじめる
打たれ強いという香穂子の本領発揮の回。ひじょうに地味なストーリーながらも、個性豊かなキャラクターたちのおかげで、おもしろく見られる回です。
スタッフ:脚本:藤咲あゆな コンテ:羽多野浩平 演出:福田潤 作画監督:松浦里美・野田めぐみ・八代希実子・秋田学 - #Opus 22「きみのためのファンファーレ」
第4セレクションを前に、留学の話が持ち上がる柚木。自分がなんのために音楽を続けるのかを見失ってしまった火原。ずっと仲良しだったはずの2人の間に、微妙な溝ができはじめる。はたしてふたりは自分の将来にどういう答えを出すのか。
柚木さまファンは、涙なくしては見られない回です。竹林の柚木さまがサイコー!
スタッフ:脚本:山田由香 コンテ:篠原俊哉 演出:剛田隼人 作画監督:西村理恵・梅村朋未 - #Opus 23「俺たちのカデンツァ」
ロンドンへと旅立っていった柚木。第4セレクションを前にして、セレクション参加者は、自分自身を振り返り、将来を真剣に考えざるを得ない状況になっていた。自分の音楽だけをひたすら追求しようとする月森にも、あたらしい変化が…。
土浦の、いきなりプロポーズ大作戦に、ぶっ飛びました(笑)金やんファンは、ゲームにも出てきた金澤紘人地獄耳を体験できます!
スタッフ:脚本:大和慶一郎 コンテ:井硲清高 演出:伊藤真朱 作画監督:Choi Hoon Chul・Park ChiMan
DVD VIIII
- #Opus 24「こころ満たすハーモニー」
いよいよ第4セレクションがスタート。魔法のヴァイオリンではなく、普通のヴァイオリンをもってセレクションに臨む。第1セレクションで弾いたアヴェ・マリアを、果たして香穂子は自分のものにできるのか
金やん大活躍の回。ファンだったら、必見です!!! 美声をぜひ、おたのしみあれ!月森ファンの方も必見です。海辺デートの回です!
スタッフ:脚本:藤崎あゆな コンテ:よこた和 演出:津田義三 作画監督:松田芳明 - #Opus 25「愛しのアヴェマリア」
いよいよ第4セレクションがスタート。魔法のヴァイオリンではなく、普通のヴァイオリンをもってセレクションに臨む。第1セレクションで弾いたアヴェ・マリアを、果たして香穂子は自分のものにできるのか
「金色のコルダ」最終話。高校生らしいすがすがしさをもって、コルダのキャラクターたちがひとつの区切りを迎えます。
スタッフ:脚本:吉田玲子 コンテ:於地紘仁 演出:片貝慎 作画監督:手島典子・つなきあき