キャラスレバックヤード。魔境からの刺客
投稿日時:2011/03/24(木) 01:17:22
きらりとメタルフレームの眼鏡が輝き、一歩ごとに結わえたポニーテールが豊かに踊る。妙に引き締まったウエストが丸出しのヘソ出しスタイル。健康的な肌をあらわに、ややぴっちり目のタンクトップを一枚着ている。
ここは不思議な世界の狭間。
この世界でポニーテールと言えば? もちろん無限桃花である。しかし、今そこに居る者はそうではなかった。
創発キャラならばほぼ自在に出入りするこの世界。その者はどこか不慣れな様子で辺りをきょろきょろ。解らないのだ。この世界を初めて見て、今まさに当地不案内丸出しである。どこに行けばいいのやらが解らない。なぜなら彼女は新キャラだったから。
この世界でポニーテールと言えば? もちろん無限桃花である。しかし、今そこに居る者はそうではなかった。
創発キャラならばほぼ自在に出入りするこの世界。その者はどこか不慣れな様子で辺りをきょろきょろ。解らないのだ。この世界を初めて見て、今まさに当地不案内丸出しである。どこに行けばいいのやらが解らない。なぜなら彼女は新キャラだったから。
「……」
眼鏡をくいっとあげて、またきょろきょろ。
彼女の名前はまり。
ちょっとした事で生まれた新たな仲間。そして、その身に隠されたとんでもねーその正体。
この手の擬人化が今まで無かった訳では無かったが、今回はまさかまさかの擬人化だった
彼女の名前はまり。
ちょっとした事で生まれた新たな仲間。そして、その身に隠されたとんでもねーその正体。
この手の擬人化が今まで無かった訳では無かったが、今回はまさかまさかの擬人化だった
「……?」
はたとまりは足元を見る。
じっと見つめるつぶらな瞳を見つける。
黄金色のちっちゃな動物。
尻尾をぱたぱたさせて、首をかしげてじっとまりを見る。
じっと見つめるつぶらな瞳を見つける。
黄金色のちっちゃな動物。
尻尾をぱたぱたさせて、首をかしげてじっとまりを見る。
「……」
それはすり寄って来て、まりの足をくんかくんか。
匂いを確かめ個人特定。しかし、その動物はまりを知らない様子。
また首をかしげて、ちょっと距離を取って誰だコイツという表情。
まりはしゃがみこんで、手を差し伸べてそれを呼ぶ。犬と同じ要領だ。ちなみに彼女は犬を飼っている。
匂いを確かめ個人特定。しかし、その動物はまりを知らない様子。
また首をかしげて、ちょっと距離を取って誰だコイツという表情。
まりはしゃがみこんで、手を差し伸べてそれを呼ぶ。犬と同じ要領だ。ちなみに彼女は犬を飼っている。
「……」
「誰だお前は?」
「!?」
「誰だお前は?」
「!?」
その動物はまりに向かって唐突に人語で語りかけた。
新キャラのまりにはちょっと衝撃。普通の動物が流暢な言葉を放ったのだから。
新キャラのまりにはちょっと衝撃。普通の動物が流暢な言葉を放ったのだから。
「何だ? 黙ったままか?」
その動物は悪世巣と名乗る。何でも狐の化け物だそうだ。
「まみと言うのか。ようこそキャラスレへ。まぁ気楽にダラダラ過ごせばよい」
悪世巣はくんかくんかしながら再びまりへすり寄ってくる。言葉の割に行動は動物そのもの。というか喋る意外は基本的にただの狐である。
「新キャラだな。いつ生まれた?」
「……」
「ほう。ここ数日の事か」
「……」
「ほう。ここ数日の事か」
実はウソ。
まみと名乗ってまだ日が浅いのは確かだが、その正体が生まれたのは実は大分前の事なのだ。
彼女の容姿はその時だいたい出来上がる。そしてつい先日、とうとうここへ来る算段が付いたのだ。
しゃがみ込んだまみの膝の上へちょっと強引に乗っかった悪世巣。鼻でくんくん匂いを嗅ぐ。それはもう所せましと嗅ぎ回り、顔面から胸元からお臍からがっつり匂いチェック。
勘違いしてはいけない。
悪世巣は喋る以外は単なる狐。匂いで個人特定するため、まみの匂いを覚えようとしているだけなのだ。
まみと名乗ってまだ日が浅いのは確かだが、その正体が生まれたのは実は大分前の事なのだ。
彼女の容姿はその時だいたい出来上がる。そしてつい先日、とうとうここへ来る算段が付いたのだ。
しゃがみ込んだまみの膝の上へちょっと強引に乗っかった悪世巣。鼻でくんくん匂いを嗅ぐ。それはもう所せましと嗅ぎ回り、顔面から胸元からお臍からがっつり匂いチェック。
勘違いしてはいけない。
悪世巣は喋る以外は単なる狐。匂いで個人特定するため、まみの匂いを覚えようとしているだけなのだ。
「よし、覚えた」
そう言って、尻尾をくるんと丸めてまみの膝の上でごろりと寝そべる。もう懐いたらしい。
しゃがんだままではしんどいとまみも地面に正座して座り、膝の上の小動物をいじり倒す。いくら化け狐でも狐は狐。じゃれてくればかわいい物だ。
しゃがんだままではしんどいとまみも地面に正座して座り、膝の上の小動物をいじり倒す。いくら化け狐でも狐は狐。じゃれてくればかわいい物だ。
「……」
「ん? ここでは普段何をしているのかだと?」
「……」
「そうだな。基本的にダラダラしているだけだ。どうせうろつくのは後発のキャラばかりだし、ハルト辺りの大物は来ない」
「……?」
「そうそう。アジョはたまに見るな。それでも串子や霧崎あたりは下手すりゃ存在すら知らんかもしれん。居るのは女神一門と我ら桃花一門だけ……」
「……!」
「ん? どうした?
「……。……?」
「桃花に会いたいのか? 会いたいのか。そうか……」
「……?」
「いや、まぁ……問題という問題ではないんだが……」
「……。……?」
「いや、ちゃんと居るぞ。さっきも妹とお喋りしていた」
「……!」
「そうか。……いいだろう、案内しよう。だが、心の準備はいいか?」
「……?」
「いや……。機嫌が悪いとかじゃない。むしろゴキゲンなくらいなんだが。まぁいい。見ればわかるだろう」
「ん? ここでは普段何をしているのかだと?」
「……」
「そうだな。基本的にダラダラしているだけだ。どうせうろつくのは後発のキャラばかりだし、ハルト辺りの大物は来ない」
「……?」
「そうそう。アジョはたまに見るな。それでも串子や霧崎あたりは下手すりゃ存在すら知らんかもしれん。居るのは女神一門と我ら桃花一門だけ……」
「……!」
「ん? どうした?
「……。……?」
「桃花に会いたいのか? 会いたいのか。そうか……」
「……?」
「いや、まぁ……問題という問題ではないんだが……」
「……。……?」
「いや、ちゃんと居るぞ。さっきも妹とお喋りしていた」
「……!」
「そうか。……いいだろう、案内しよう。だが、心の準備はいいか?」
「……?」
「いや……。機嫌が悪いとかじゃない。むしろゴキゲンなくらいなんだが。まぁいい。見ればわかるだろう」
※ ※ ※
「ございござーい! なんか最近コッチが定着しちゃったでござ~い!!」
「うるさいな! 静かにしなさいよ!」
「そうはイカのき(ry! キャラのイメージが反映される以上は仕方ないでございよ!」
「女の子がき(ryとか言うな! 落ち着けよ!」
「ほら彼方、ファンシースメ~ル!」
「うぐ!? やめろ! ぶっ飛ばすぞこの野郎!」
「野郎じゃないでござい! 野郎の桃花は一人しかいないでござい!」
「知ってるわ! シメあげるぞコラ!」
「格闘彼方になりかけでございよぉ~?」
「インパクト強かったんだから仕方ねぇだろ!」
「おにぎり食べるでございか?」
「なんでいきなりおにぎり?」
「知らないんでござい? 今おにぎり握ると絶妙な塩加減になるでございよ!!」
「いらねぇよ! ファンシースメル出しながら握ったろ!!?」
「ばれたでござ~い。おや? 悪世巣、その娘誰でござい?」
「あん? 新キャラか?」
「うるさいな! 静かにしなさいよ!」
「そうはイカのき(ry! キャラのイメージが反映される以上は仕方ないでございよ!」
「女の子がき(ryとか言うな! 落ち着けよ!」
「ほら彼方、ファンシースメ~ル!」
「うぐ!? やめろ! ぶっ飛ばすぞこの野郎!」
「野郎じゃないでござい! 野郎の桃花は一人しかいないでござい!」
「知ってるわ! シメあげるぞコラ!」
「格闘彼方になりかけでございよぉ~?」
「インパクト強かったんだから仕方ねぇだろ!」
「おにぎり食べるでございか?」
「なんでいきなりおにぎり?」
「知らないんでござい? 今おにぎり握ると絶妙な塩加減になるでございよ!!」
「いらねぇよ! ファンシースメル出しながら握ったろ!!?」
「ばれたでござ~い。おや? 悪世巣、その娘誰でござい?」
「あん? 新キャラか?」
「……」
「まぁ……そのうち元に戻るから安心しろ」
「まぁ……そのうち元に戻るから安心しろ」
頑張れまみ。いつか想いが届くまで。
正体明かせるその日まで。
正体明かせるその日まで。
おわり。