すすめ!ハルトシュラーズ
102 :すすめ!ハルトシュラーズ:2010/02/06(土) 00:14:18 ID:QJpRUg0G
20XX年、日本プロ野球界に新たな球団が誕生した!
○○県創発市を本拠地とする、創発ハルトシュラーズである!
20XX年、日本プロ野球界に新たな球団が誕生した!
○○県創発市を本拠地とする、創発ハルトシュラーズである!
◇ ◇ ◇
無限桃花は、野球選手である。
座津壇高校で1番バッターを打ち、高校通算打率四割という記録を残している。
そして彼女は今日をもって、ハルトシュラーズの一員となることが決まっていた。
座津壇高校で1番バッターを打ち、高校通算打率四割という記録を残している。
そして彼女は今日をもって、ハルトシュラーズの一員となることが決まっていた。
「ここか……」
桃花の視線の先には、「ハルトシュラーズ選手一同様控え室」という貼り紙が貼られたドアがある。
今日は球団創設記者会見。会見が始まるまでこの部屋で待機することになっている。
今日は球団創設記者会見。会見が始まるまでこの部屋で待機することになっている。
「しかし、控え室が一部屋って無理がないか?」
今日の会見は、選手全員が出席するはずだ。その人数は、40人を超える。
いくら大部屋とはいっても、それだけの人数が一つの部屋に詰め込まれていると考えるとそれだけでめまいがする。
いくら大部屋とはいっても、それだけの人数が一つの部屋に詰め込まれていると考えるとそれだけでめまいがする。
「まあ、だからといっていつまでもここに立ちつくしているわけにもいかないしな……」
独り言を漏らしながら、桃花はドアを開ける。
》く;;;;;;;;;;;;;;@<
(⌒ ソ ⌒)
ゝE⌒' ノ
( ̄■ ̄)
/ ■ ヽ
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L_ら ■ L_ら
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L_ら ■ L_ら
最初に目が合ったのは、顔面が魚の男だった。
「…………」
「おい、姉ちゃん。何ぼけーっとしてるんだ。チームメイトに挨拶ぐらいしたらどうだ?」
「チームメイト?」
「ああ、ここにいるってことはハルトシュラーズの選手以外の何物でもないだろうが」
「……すまない。てっきりマスコットキャラかと」
「おいいいいい!!」
「おい、姉ちゃん。何ぼけーっとしてるんだ。チームメイトに挨拶ぐらいしたらどうだ?」
「チームメイト?」
「ああ、ここにいるってことはハルトシュラーズの選手以外の何物でもないだろうが」
「……すまない。てっきりマスコットキャラかと」
「おいいいいい!!」
桃花の反応に、魚は大声をあげてリアクションする。
「てめ、このやろ、GGG学園の突撃隊長と呼ばれたアジョ中様をしらねえのかー!」
「その辺にしておけ、アジョ中ー!」
「その辺にしておけ、アジョ中ー!」
猛る魚に、背後からドロップキックが炸裂する。それをやったのは、桃花よりもさらに小柄な少女だった。
「私はこいつと同じGGG学園出身のよし子だー! あ、こいつはアジョ中な!
これからよろしく頼むぞー!」
「ああ、よろしく」
これからよろしく頼むぞー!」
「ああ、よろしく」
そう口にする桃花の表情は、若干ほころんでいた。
今や女性のプロ野球選手は珍しくないとはいえ、それでも男性と比べればまだまだ少人数だ。
同じチームに自分以外の女性選手がいるというのは、それだけで心強い。
今や女性のプロ野球選手は珍しくないとはいえ、それでも男性と比べればまだまだ少人数だ。
同じチームに自分以外の女性選手がいるというのは、それだけで心強い。
103 :すすめ!ハルトシュラーズ:2010/02/06(土) 00:15:52 ID:QJpRUg0G
「しかし……」
「しかし……」
そのまましばらく雑談を続けていた二人だが、ふいに桃花が話題を変える。
「本当にいろいろな選手が集まっているな、このチームは」
「まったくだなー! 女性選手も私たちだけじゃないし、アジョ中みたいに人間じゃない選手もいっぱいいるぞ!
あの人とかなー!」
「まったくだなー! 女性選手も私たちだけじゃないし、アジョ中みたいに人間じゃない選手もいっぱいいるぞ!
あの人とかなー!」
そう言いながら、よし子が指さした先。そこには、人間を遙かに超える巨体の生物がいた。
/| ,/|
く K 」
_r'" `ヽ
ミ(~ ゜-‐ ミ
,i'" ''ヾ`ヽ ミ
i'^ ヘ `l ミ
_ヽ
"'"'゛''""''''゛""´
く K 」
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ミ(~ ゜-‐ ミ
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「あれは……!」
その生物を見た桃花の顔色が変わる。彼の巨体や異形に驚いたのではない。
彼女は彼のことを知っていたのだ。
彼女は彼のことを知っていたのだ。
「ロサンゼルスジブリーズのトトロ選手じゃないか! あんな大物がこのチームに加わってくれるのか?」
「うちのオーナーのコネはすごいらしいぞー! 他にも同じジブリーズのルパン選手とか、京都アニマルズのキョン選手とか引き抜いてきたそうだからなー!」
「何と……」
「うちのオーナーのコネはすごいらしいぞー! 他にも同じジブリーズのルパン選手とか、京都アニマルズのキョン選手とか引き抜いてきたそうだからなー!」
「何と……」
よし子の口からのぼるビッグネームに、桃花は目を丸くする。
所詮は寄せ集めの新設球団。成績が上を向くには数年かかるだろう。しばらくは我慢の時だ。
桃花はそう考えていた。だが、その考えがたちまち変化する。
このメンバーなら、あるいは……と。
もちろん、現実はそう甘いものではない。スター選手が数人いたところで、それだけで勝てるわけではない。
だがそれでも、桃花は何か手応えのようなものを感じていた。
所詮は寄せ集めの新設球団。成績が上を向くには数年かかるだろう。しばらくは我慢の時だ。
桃花はそう考えていた。だが、その考えがたちまち変化する。
このメンバーなら、あるいは……と。
もちろん、現実はそう甘いものではない。スター選手が数人いたところで、それだけで勝てるわけではない。
だがそれでも、桃花は何か手応えのようなものを感じていた。
「なあ、よし子」
桃花が自分の感じた思いをよし子に伝えようとした、その時。
「全員揃ったそうやな」
控え室のドアが、外側から開けられた。
____
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.)
(^'ミ/.´・ .〈・ リ 今日からわしがお前等を育てる。
.しi r、_) |
| `ニニ' /
ノ `ー―i´
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.)
(^'ミ/.´・ .〈・ リ 今日からわしがお前等を育てる。
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ノ `ー―i´
やっぱり駄目かも知れない。
桃花はあっさり、自分の考えを覆した。
桃花はあっさり、自分の考えを覆した。