すすめ!ハルトシュラーズ 第7話
投稿日時:2010/11/16(火) 21:31:01
○もうみんな忘れているであろう、前回のあらすじ
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.'´,,==ヽ 交流戦の仙台ファルコンズ戦、一回表
.|´iノハルト〉 _。_ ∫ 先頭バッターのルパンがアウトになったところだ
Y .j l| ゚ -゚ノ| ∬ c(_ア 現実じゃシーズンが終わってるのに今さら交流戦ってのもあれだが、
|!γリ春jリつ〔凵 -=ニニニニ=- ドカベンと一緒だと考えると大丈夫な気がしてくるな
||(ン llゝヘヽ || しかしあれだ、やはり微笑は山田と違うチームのほうが活躍出来るな
厂 ̄ル(ノ、j┘ 儿. 近年の彼はすっかり山田の引き立て役になってたからな
「アウトー!」
審判のコールが、球場に響く。
ルパンに続いて打席に入った串子は、当たり自体はよかったもののライトライナーに倒れた。
「むう、捉えたと思ったんですけどねー」
眉間にしわを寄せながらベンチに戻っていく串子に変わって、新たな選手が打席に立つ。ピンク色の体を軽く揺すり、顔に一切の表情を浮かべぬまま彼はバットを構えた。
彼の名はウパ太郎。「バッティングアーティスト」とまで称される、ハルトシュラーズきっての好打者だ。
だが彼を持ってしても、今日の岩クマーは簡単に攻略出来る相手ではなかった。
2-2からの5球目、変化球を引っかけたウパ太郎は、平凡なピッチャーゴロに倒れてしまった。
1回表、ハルトシュラーズの攻撃は三者凡退に終わった。
◇ ◇ ◇
1回裏、ファルコンズの攻撃。
ここ数試合、ファルコンズ打線は好調と言っていい。
だがそんな打線も、今日はハルトシュラーズの先発投手の前に一番、二番とあっけなく倒れていった。
そして今、3番の鉄平も打球を大きく打ち上げ、内野フライに終わる。
「今日の俺、絶好調だろ……。常識的に考えて」
どや顔でマウンドを降りるのは、川上やらない夫(登録名:やらない夫)。監督の秘蔵っ子だ。
1回裏、ファルコンズも三者凡退。試合は、投手戦の雰囲気を帯びてきた。