創作発表板 ロボット物SS総合スレ まとめ@wiki内検索 / 「ヴィルティック・GEARS」で検索した結果

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  • ヴィルティック・GEARS
     八月九日。俺の親父、守屋一刀が死んだ。  いや、死んだっていうのは正しくない。正確にはMIA、行方不明って奴だ。  でもあの親父がそう簡単にくたばるはずが無い。  訓練中の事故で無人島に流された時もどこも怪我することなく帰ってきたし。  乗っているアームド・ギアが爆発したって時にも肉離れで済んだんだ。  だから、俺もお袋も何も心配していない。  いや、現実を認めたくないだけなんだろ? と言われるかもしれないが本当に死んだ のなら遺体を持ってきて欲しい。遺体が見つからなかったのなら遺品でも良い。  それくらいしないと親父がひょっこり帰ってきそうだ。しかも親父が好きなすき焼き、 (しかも霜降りの最高級をふんだんに使った)の最中に突然帰って来かねない。そのせ いで前回、俺は肉を食い損ねた。  だから、俺は親父が帰ってくるまでお袋をしっかり支えることにした。  そして、月日は流れた。  俺こと...
  • 57スレ目818氏
    ヴィルティック・GEARS
  • ヴィルティック・わっふる! Heart to Heart 予告
     黒煙が立ちこめる街を、指先に備わった小型のビーム砲で破壊しながら、鋼鉄の巨人が数機、闊歩していた。  目玉の様な、だがしかし無機質なカメラアイが、上下左右と絶え間なく動き続け、見る物を威圧した。  イルミナスの無人機、マリオネットだ。対人戦を目的とされたそれは、必要最低限の機能しか持たされておらず、対アストライル・ギアには不向きな機体である。  だが、問題はない。抵抗組織には、もはや満足に戦えるアストライル・ギアなど数える程しか残っていないのだから。  ぬいぐるみを抱えて、一人の少女が瓦礫の中を逃げ回る。背後には複数のマリオネット。絶望的な状況に心を折られそうになりながら、少女は叫ぶ。 「誰か、助けて……!」  果たして、少女の願いは天に届いた。突然、マリオネット達が爆散したのだ。  何が起こったのか理解できない少女の眼前に、黒衣を纏った仮面の戦士が舞い降りた...
  • ヴィルティック・わっふる! 設定
    ヴィルティック(わっふる)/ヴィルティック・ヴァースト(わっふる) 全高10m 重量22.0t シャッフルシステム上限枚数 10枚 CAS なし  未来世界の草川大輔、草川ルナ夫妻がマチコ・スネイル、一条 遥ら開発チームと共に、メルフィーの誕生日のために完成させた新型アストライル・ギア。どうでもいいが開発チームからオルトロックは(なんか怪しかったので意図的に)ハブられている。  基本的な性能は『ヴィルティック・シャッフル』のヴィルティックと変わりはないが、ちんちくりんになった主人公に合わせて機体が小型化し、コックピットが胸部のみになった。  二人乗り故にCASを使用せずに運用する事が可能。  “ヴァースト”のカードを発動させる事によって一時的に全能力を上昇させる事が可能だが、それすらもヴィルティックの性能の一部に過ぎない。 ヴィルティック・ヴィヴィッド・ヴァース...
  • ヴィルティック・シャッフル
    ヴィルティック・シャッフル 第1話 ストレンジ 第2話 エンゲージ 第3話 クライシス 第4話 スパイラル 第5話 シャッフル 第6話 ヴァイタル 第7話 デストラウ 第8話 ブレイカー 第9話 スピリッツ 前・後 最終話 グッドバイ 前・後(上・下) エピローグ・0 過去話 エピローグ 嘘 ANUBIS風 予告 EXSEED 白鷹 ヴィルティック:EVOLVE 前・後 設定
  • ヴィルティック・シャッフル 設定
    アストライル・ギア 未来世界に置いての重機。通称「汎用型巨大防護機体」と呼ばれており、惑星探査や宇宙開発等の用途で幅広く運用される。 全身を纏う装甲は数十年前に惑星探査中に発見された新機軸の物質、アイルニトルを加工した物で非常に高い強度を確保。 またアイルニトルは装甲だけでなくエネルギーとしても利用できるが、強力すぎる故に自動車や戦闘機には適合出来ず、アストライル・ギアにのみ搭載されている ちなみにブレイブグレイブ時のアストライル・ギアは重機として使われるアストライル・ギアよりもあらゆる機体性能が上昇されており、ブレイブグレイブ以外の使用は禁じられている ヴィルティック 全高15.8m 重量32.0t シャッフルシステム上限枚数 10枚 CAS「アルフレッド」 未来世界の鈴木隆昭がマチコ・スネイル及び開発チームと共にイルミナスから潜伏し、完成させた新型アストラ...
  • ヴィルティック・わっふる!
    注意 ※この作品も二次創作であり、本編のヴィルティック・シャッフル、ビューティフルワールド、パラベラム! とも深い関連性はありません。多分。 ※それゆえ、一部というか殆どのキャラの立ち位置、性格が本編のキャラとは違っております。予めご了承ください ※なお、この作品を読む時は、部屋を明るくしてモニターから20mほど離れてご覧ください。 ※それとこの作品を読んで気分が悪くなった、頭が悪くなった、命中率91%の攻撃が避けられた、  星のカービィスーパーデラックスのセーブが消えた等の苦情は受け付けません。予めご了承ください。                      それでは本編をお楽しみくださるといいよ。 Episode 01 Start! Episode 02 Shout! Episode 03 Strike! THE LAST Episode Vi・Vid! Epilog...
  • ヴィルティック:EVOLVE 後
    ≪ただし――――抗えたらの話だけどね≫ スネイルがそう言った次の瞬間、光球が巨大なビームとなって、ヴィルティックへと最高速で飛んでいく。 その速度、大きさからして、ヴィルティックライフルのバーストモードの比ではない。 もし万が一でも当たれば、ヴィルティックを丸ごと消滅させてしまうだろう。 それ程の脅威が迫っているにも拘らず、ヴィルティックはただ、ランサーを前方へと構えているだけだ。 しかし大型スラスタ―から放出される光は、この戦闘の中でもっと大きく、そして出力を増している。 モニター前面が、妖精の光で包まれ―――――。 「シャッフル……コンボ」 「カウンター、コントロールを同時発動」 『トランスインポート カウンターとコントロールを展開します』 『カウンター、及びコントロールを同時に発動します』 妖精によって、ヴィルティックが...
  • ヴィルティック:EVOLVE 前
    大気圏外から成層圏を抜けて、地上へと一基の巨大なカプセルが凄ましい速度で落下していく。やがてそのカプセルは、暗色の積乱雲の中へと突っ込んでいった。 厚く濁った雲に次々と大きな穴を開けていくそのカプセルは、一体中に何が入っているか全長は優に10メートル以上、落下音からして相当の重量が伺える。 そのカプセルの中では同じく巨大な「何か」が、じっとその時を待っている。その「何か」のコックピットの中で青年は静かに目を閉じ、精神を集中させている。 青年はその「何か」を司っている操縦桿と言える2つの球体に掌を乗せると、「何か」を襲う落下時の揺れにも微動だにせず目を瞑り続けている。 青年の周りは深い暗闇に覆われており、青年が掌を乗せている球体のみが淡く蒼い光を放ち、コックピット内をぼんやりと照らしている。 カプセルが次第に積乱雲を脱し、地上へと姿を現す。地上とは言いながもカプセルを迎...
  • ヴィルティック・わっふる! Episode 03:Strike!
     ジェネレータの駆動音が響くコクピットで、私とメルフィーは安堵の溜め息をついた。何とか間に合ったようで、黒いカブトムシみたいな機体――――デストラウの攻撃から、皆を守る事ができた。  発射の寸前に仰向けにブッ倒したせいで校庭に大きなクレーターを作ってしまったが、そこは仕方なかったという事で許してほしい。 <一条さん、それに乗ってるの?>  突然頭の中で響いた会長の声に私は面食らった。 <えぁっ!? か、会長!? なんでテレパシーを!?> <メルフィーさんから教えてもらったの。あなたも厄介な事に巻き込まれたみたいね>  やれやれ、といった口調で言う。 <会長――――ううん、ルナもね>  だから私も嘲笑混じりに言ってみた。そういえば、会長の事を名前で呼んだのは初めてだ、同い年なのに。 <あ、そうだ。終わったらワッフル食べる? 買い出しの時に安いから買ったんだ...
  • ヴィルティック・わっふる! Episode 04:Vi・Vid!
    「なあ……今の、どういう事だよ?」  まだ少しだけしゃくり上げている会長――――ルナの手を引きながら、俺は尋ねる。  さっき、確かに会長はあの白い機体に向かって一条とメルフィーの名前を叫んだ。一体どういう事なんだ? まさか―――― 「アレに一条とメルフィーが乗ってるのか!?」  会長は答えようとせず、視線を逸らしている。 「なあ、そうなんだろ!? だからさっき一条とメルフィーの名前を――――」 「あは、あはははは」  突然乾いた笑い声を上げだした会長に、俺は少しビクリとする。な、何怯えてんだ俺、しっかりしろ。 「駄目だなぁ、私。気を抜くとドジばっかりするから、いつもいつも神経尖らせてたのに……やっぱりこういう所でドジ踏んじゃうんだもん。おまけに草川なんかに泣き顔見られて、もう、最低」  口ではそう言っているけれど、会長の顔は儚い微笑みを浮かべていて。泣きじゃくる姿も可愛かったけれど、やっぱ...
  • ロボスレ学園プレゼンツ ヴィルティック・ラジオ 放送リスト
    ロボスレ学園プレゼンツ ヴィルティック・ラジオ PBM!とのクロスオーバーに先駆けて放送された作品。 メインパーソナリティーのメルフィー・ストレインとマチコ・スネイル、鈴木隆昭がロボスレ発祥作品の魅力について教えてくれる初心者に優しいラジオ。 愛称は「ヴィルラジ」。 マチコ・スネイルが番組を牛耳っていると専らの噂だが、真相は定かではない。 第一回
  • ヴィルティック・わっふる! THE LAST Episode:Vi・Vid!
    「なあ……今の、どういう事だよ?」  まだ少しだけしゃくり上げている会長――――ルナの手を引きながら、俺は尋ねる。  さっき、確かに会長はあの白い機体に向かって一条とメルフィーの名前を叫んだ。一体どういう事なんだ? まさか―――― 「アレに一条とメルフィーが乗ってるのか!?」  会長は答えようとせず、視線を逸らしている。 「なあ、そうなんだろ!? だからさっき一条とメルフィーの名前を――――」 「あは、あはははは」  突然乾いた笑い声を上げだした会長に、俺は少しビクリとする。な、何怯えてんだ俺、しっかりしろ。 「駄目だなぁ、私。気を抜くとドジばっかりするから、いつもいつも神経尖らせてたのに……やっぱりこういう所でドジ踏んじゃうんだもん。おまけに草川なんかに泣き顔見られて、もう、最低」  口ではそう言っているけれど、会長の顔は儚い微笑みを浮かべていて。泣きじゃくる姿も可愛か...
  • ビューティフル・ワールド ヴィルティックプラクティス
    ヴィルティックシャッフル×パラべラム! 一人では充分な程に広いコックピットが、やけに窮屈に感じる。ひしひしとした切迫感が肌に突き刺さる。 額から滝の様に流れる冷や汗を掌で振り払って、青年――――――――鈴木隆昭は、ヴィルティックの操縦桿となる二つの蒼白い半球体に両手を触れる。 半球体は隆昭の思考を読みとったかの如く、蒼く眩く発光する。すると球体より一瞬蒼色の光が放たれ、複雑に絡みあっているコントロールパネルのラインを這う。 ヴィルティックは隆昭の思考を反映して、項垂れていた頭部をゆっくりと見上げる。頭部が上を向くと同時に、隆昭の周辺のモニターが上下して空の様子を映し出す。 膠着状態を揶揄する様な薄暗い暗雲が立ち込めており、そこに青い空は見えない。まるでこの勝負の勝敗を表している様で、隆昭は複雑な心境になる。 ネガティブな心境に浸っている場合ではない。隆昭は一呼吸して心身...
  • ヴィルティック・シャッフル2 予告
    ―――――限りなく遠く、限りなく近い未来で――――― 人は新たなる資源によって、無限なる進化を遂げた。だが……その進化は果たして正しかったのか? 何時の世になろうと人は争いを繰り返す。それはDNAの遺伝の様に。この進化は果たして――――正しい事なのか? その答えは――――私が導き出す。 灰色の雲が支配す、光差さぬ暗き空を静謐な灰色を纏いその艦――――プレスディアは潜行する。「敵」から知られぬ様に。 時同じく、戦火渦巻く瓦礫の街に向かって、白き影が落下する。弱き者を――――救うために。 <ハクタカ、ポイント100524を確認> <こっちでも確認したわ。重力制御システムの使用を許可する。存分に暴れなさい> 白き影の存在に気付きだす、獰猛な野獣を彷彿とさせる「敵」。だが、白き影は臆さない。 白き影は手元の銃を地上に向け、引き金を引く。銃...
  • ヴィルティック・わっふる! Epilogue:Are you ready?
     デストラウが水面に落ちる。カメラアイから光が消えて、四肢は力なくだらりと垂れる。 「はぁ、はぁ……シャッフルシステム、CASの停止を確認。デストラウ、完全に沈黙しました……」  メルフィーが粋を切らしながら、額の汗を拭って言った。だが、遥は操縦桿から手を離さない。 「でも……まだ、油断は……できないよ……」  リペアの件もある。もしかすると、まだ隠し玉があるかもしれない。 「……はい!」  メルフィーもそれは承知していたようだ。  身構える。ヴィルティックはボロボロだが、まだ戦えないわけじゃない。  その時、通信が入った。 「聞こえるか、メルフィー、一条 遥」  ……オルトロックからだ。 「デストラウには自爆装置が内蔵されている。搭載されている爆弾は強力だ……街ひとつ吹き飛ばせるくらいにね」  やっぱり、隠し玉があったようだ。だが、オルトロ...
  • ◆1m8GVnU0JM氏
    SS パラベラム! パラベラム! 狼さんの子育て パラベラム! 烈火と疾風 ―TUERNxPBM!― ねぇお兄ちゃん、よく目玉焼きにソースだ醤油だで争いが起こるけど塩胡椒はなんで候補に上がらないの? (仮) パラベラム! てのひらをたいように ヴィルティック・わっふる! 肉体系! 魔法少女 フィジカルはるか! あるメカニックの日誌 赤ずきんちゃん 廻るセカイ 躍動装甲ヒトガタ ロボスレ学園 ロボスレディオ ロボスレ版全選手入場 替え歌 インタビュー 豪華剣乱ダイソード Recorder 超変紳! 仮面戦士ヴァイス イラスト パラベラム! パラベラム! 01~ 一条 遥 1~10,11~20,21~ リヒト・エンフィールド リタ・ベレッタ ヴァイス・ヘーシェン リヒター・ペネトレイター まどか・ブラウニング 1,2 玉藻・ヴァルパイン 一条 彼方 01~10,11~20,21~30,31...
  • 作者別・作品一覧
    ...57スレ目818氏 ヴィルティック・GEARS 58スレ目853氏 その背に乗り、私は宙を飛ぶ ◆t91mRMpHOU氏 Fact in Fable
  • ロボスレ学園プレゼンツ ヴィルティック・ラジオ 第一回
    「と……言う訳で。メルフィー!」 「スネイル!」 「……ん? あ、あぁ、隆昭の」 「「「ロボスレ学園プレゼンツ! ヴィルティック・ラジオ!!」」」 メルフィ―「と、言う訳で始まりましたヴィルティック・ラジオ略してヴィルラジ! パーソナリティは私、メルフィー・ストレインと」 スネイル「正式名称は時間の都合により省略。マチコ・スネイル。そして」 鈴木「何だかよく分かんないけど、鈴木隆昭の三人でお送りします。……で、何なんだ、この良く分からない企画は。てか何かテンションおかしくないか、メルフィー」 メルフィ―「繋ぎです!」 鈴木「へっ?」 メルフィ―「裏事情を話す事はあまり望ましくないのですが、件のアレがよりによってタイトルの時点で止まっていて、それも1字も書けずに止まっているらしいのです。       ので、あまり停滞していても申し訳ないだろうと急遽! 今回のラ...
  • 完結作品紹介
    完結作品紹介 ロボット物SS総合スレにて連載し、既に完結したの作品の紹介です(注:「第一部完結」等を含む)。 【幸せな終末 ─ 「意味」◆jj8wkTPAaY氏】 アンドロイドの「私」はある日、全てが破棄されたはずのロボットに出会う。 これは、忽然と人が消え、アンドロイドだけが残った世界での、「私」の物語。 【Tueun◆n41r8f8dTs】 全てを無くしたこの世界で――青年と人形は明日を咲かす 荒廃の大地に安住の地を求めるショウイチ。彼と旅する巨大トラクター・タウエルンには、とんでもない秘密が隠されていた!? 「家業継ぐわ…」「農業ロボ!?」 そんなスレ内の小さな種(ネタ)から◆n41r8f8dTsが丹精こめて育てた、痛快娯楽開墾劇! 【ROST GORL◆n41r8f8dTs】 小雨の降る夜、ロボット修理士マキ・シゲルはひとりの少女と出会った。 彼女の名...
  • GEARS
    GEARS 第零.五話前編・後編・終 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 第九話 第十話 第十.五話 第十一話 第十二話 第十三話 第十四話 第十五話 第十六話 第十六.五話 第十七話 第十八話 第十九話 最終話前編 最終話後編序・終 最終話後編.5話 EPILOGUE GEARS in X mas GEARS in X mas 2010 GEARS in Halloween 設定
  • 第6話 ヴァイタル
    デストラウによって無残な傷痕を刻んだ遥ノ川高校の一階で、少女は気を失っているのか静かに横たわっている。 少女の特徴である黒ブチの眼鏡は、周辺に散らばる瓦礫の破片によって潰されており、少女が持っていたノートも、既にボロボロで使い物にならなそうだ。 何分ほど経ったであろうか、少女は強く目を瞑り、やがてゆっくりと目を開け、少しずつ体を起こした。そしてあろう事か、呑気に欠伸をした。 今の少女には、どこか妙な雰囲気が漂う。いつものか弱く、生真面目でかつ、どこにでもいる様なそんな平凡さが――――全く見えない。 少女は薄汚れた黒髪を手で整えながら、正面の玄関口まで歩く。玄関の外、校庭での凄惨な光景など見向きもせず、空を見上げ、少女は呟いた。 「相変わらず趣味が悪いんだから……オルトロック」 パニックにより教職員でさえ居なくなった学校で、少女は廊下を歩く。その足取りは何処か軽く、少...
  • ロボスレ用語集
    ロボスレ用語集 初心者の方ではわからないであろうロボスレの用語を集めてみました。 「何を言っているんだこいつら……!?」という時にご利用ください。 並び順はアルファベット~五十音順です。 BW 【作品】 TロG◆n41r8f8dTs氏の作品、ビューティフル・ワールド the gun with the knight and the rabbitの略称。パラベラム!とヴィルティック・シャッフルのクロスオーバー作品である。 DS 【作品】 DSの人◆a5iBSiEsUFpN氏の作品、Diver s shellの略称。Diver s shellⅡも基本的にDSと呼ばれる。決して任天堂から発売された携帯ゲーム機の事ではない。 DSオマージュ 【作品】 ◆wHsYL8cZCc氏の作品、Diver s shell another 『primal Diver s』の略称。Diver ...
  • ヴィルティック・わっふる! Episode 02:Shout!
     嫌な夢を見た。  目の前で大切な人が死んでいくのに、自分は何もできない――――そんな夢を。  泣き叫ぶだけで何もできなくて、悔しくて、腹が立って。誰にも負けないように頑張ってきたのに、結局私はこんなもんなのかって、そう思った。  それにしても変な夢だった。黒い怪獣が、街を破壊して――――駄目だ、朧げでしっかりと思い出す事ができない。  上半身を起こして掛け布団代わりのタオルケットをめくると、敷布団はまるでおねしょをしたみたいに湿っていた。  まさか本当にやっちゃったんじゃないかと臭いを嗅ぐが、どうやら違うようでほっと胸を撫で下ろす。とりあえず着替えてからカナを起こしに行こう。  パジャマのゴムに手を掛けて、下ろす。パンツまでベタベタだ。早く脱 <おはようございます> 「きゃっ!?」  突然頭に昨日会った女の子――――メルフィーの声が響いて、脱ぎかけのパ...
  • ポリゴン氏
    イラスト パラベラム! ヴァイス・ヘーシェン リヒター・ペネトレイター 1,2 ヴィルティック・シャッフル ヴィルティック 1,2(着色),3 ルヴァイアル Diver s shellⅡ クラドセラケ 1,2,3  ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前
  • 第9話 スピリッツ 後
    ――――戻って、来たのか。さっきまで見えていた白い景色が閉じていく。両手の感覚がハッキリと分かる。電流による痛みは感じない。 体……いや、正確には頭にぼんやりとした奇妙な違和感を感じる。だけど不快ではない。欠けていた物が埋まった様な、そんな充足感を感じる。 電流の痛みに耐えきれず離れていた両手を、再び球体に乗せる。すると俺の脳内に、膨大な情報が流れ込んできた。 ヴィルティックに関する操作方法、戦闘方法、武器の特性、シャッフルシステムetc……。全ての情報が、俺の中で知識として流れ込んで来る。 良く分かったよ、アルフレッド。俺に足りなかった物が。俺に足りなかったのは力じゃない。俺は理解していなかったんだ。 力の意味――――ヴィルティックで戦う意味を。闇雲に感情に任せて、ヴィルティックを振り回していた。メルフィーに頼りきりで。 だけどやっと理解出来た。アルフレッドが俺にした質...
  • 第7話 デストラウ
    隆昭とオルトロック――――ヴィルティックとデストラウの激闘を、「魔女」は遥ノ市より幾分離れた、高層ビルの屋上の一角から眺めている。 「魔女」は笑みを浮かべているものの、激闘を映す目には笑みが見られず、戦況を見極めようとする静謐さが伺える。 「感情に任せて戦っているわね……やっぱり無理かも知れない、オルトロックに勝つのは」 そう言って「魔女」はため息を吐くと、赤いカードを大きな拳銃へと変化させる。無機質的なメルフィーとオルトロックの拳銃に比べて、装飾が派手なデザインだ。 銃身に金色のラインが複数入っており、銃口周りに不死鳥を思わせる模様が細かく施されている。「魔女」は拳銃をくるりと回して、トリガーを引く。 すると「魔女」の上空に、巨大な金色の魔方陣が現れた。続けて2発目を放つと、対外からは見えないが、魔方陣の中から何かがゆっくりと下りてくる。 「久しぶりね、ルヴ...
  • 第5話 シャッフル
    生徒達が妙に騒がしい事に、氷室は妙な胸騒ぎを感じていた。どこか不吉な予感がするのだ。言葉に言いしれない、ぼんやりとした物が。 何か騒動があったなら、野次馬が何処かで沸く。しかしその野次馬はいなく、何故だか皆して宙を見上げているのだ。 さっきから鈴木とメルフィーも、そして木原の姿も見えない。気付けば氷室は学校を出て校庭へと来ていた。 「何……あれ……」 氷室に目に映るのは、校門を破壊しながら巨大な何か――――デストラウが学校に悠然と歩いてくる光景だった。 甲虫を思わせるような頭に巨大な両肩。その両方に反するような細身の体型に禍々しさと威圧感を思わせる黒色――――全ての要素が不気味でかつ、異端。 デストラウの目は真紅の様に光り輝いており、絶え間無く左右に動いている。と、目の動きと同時に、歩くのをピタリと止める。その目の先には……。 氷室は何故皆の動きが止まっているのか...
  • ◆n41r8f8dTs氏 歌詞
    メカアフロ刑事主題歌 熱き鉄 (~イントロ) 暗き、影が覆い尽くす 希望も明日も見えぬ世界で 君の哀しんだ横顔に、俺は何を出来るのか (サビ) 何故何故人は 何故何故立ち上がる 答えの無い、疑問を抱き俺は行くのさ 絶望と虚無と戦う、終わりの無い旅路を~ WHY to the JustiS? (大サビ) Oh、BRAKE! 越えてゆけ! 自らを縛りつける恐怖と恐れの二重螺旋を~! Oh、BRAKE! 信じぬけ! 自らの中に眠る熱く、燃えたぎる正義と真実を~! もし全てが、まやかしと欺瞞だとしても 俺は只、君を・・・君を・・・君を~・・・ アフロPolice!(i.am.a.Justis) アフロPolice!(i.am.a.Justis) アフロPolice!(i.am.a.Justis) 俺はアーフロPolice! 燃えろアーフロPolice! バーニング! (間奏~) ...
  • 第8話 ブレイカー
    ―――――――大いなる力には、大いなる代償が伴う。それを受け居られらぬ者に、力を得る資格は無い―――――――――― 未だに凄惨な現場である校庭と学校周辺で、救急隊員達が必死に救援活動を行う。重傷者や軽傷者含め、怪我人は大体収容した。 デストラウによって命を奪われた、学生や教職員達の死体を隠すブルーシートがそこらじゅうに引かれている光景は異様であると共に悲痛感を感じさせる。 氷室も草川も軽傷ではあるが怪我をしている為、現在救急車に乗り病院へと向かっている。 「雨……降ってきそうだ」 何気なく窓を覗いた草川が、空を見上げてポツリと呟いた。氷室はじっと目を閉じて、祈るように両手を合わせる。 あれから幾度か救急隊員に聞いたが、結局木原の安否を知る事は出来なかった。そして隆昭とメルフィーの安否も。 ポツポツと雨が一粒、二粒と降り出し始め――――やがてバケツをひっくり返した...
  • 高木鈴秋×ベイトロック・オルトン
    ――――――それでは今日、初公開を迎える映画、ヴィルティック・シャッフルを記念して、主人公である鈴木隆昭を演じられた、高木鈴秋さんと       その鈴木隆昭と敵対する悪役、オルトロック・ベイスンを演じられたベイトロック・オルトンさんのインタビューを開始します 高木「あぁ、何? カメラ、カメラ回ってんの? あ、ちょりーす、鈴木隆昭役の、高木鈴秋でーす」 ベイトロック「オルトロック・ベイスンを演じさせて貰いました、ベイトロック・オルトンです。今回のインタビューを受ける事が出来て、光栄です」 ――――――作中のキャラクターを演じてみて、どんな印象を抱きましたか? 高木「どんな印象ね―。よええなコイツって思ったよマジで。メルフィーだっけ? 女とまともに話せない奴が戦えんのかよって。      けど脚本を読んでくと意外と魂が熱いな奴だって分かったから、演じ...
  • 未来系!魔法少女 ヴィ・ヴィっと!メルちゃん
    注意 ※この作品は二次創作であり、本編のヴィルティック・シャッフル、もといビューティフルワールドとも深い関連性はありません。多分 ※それゆえ、一部というか殆どのキャラの立ち位置、もとい性格が本編のキャラとは違っております。予めご了承ください ※なお、この作品を読む時は、部屋を明るくしてモニターから5㎝ほど離れてご覧ください ※それとこの作品を読んで気分が悪くなった、天気が悪くなった、ウチのTVが故障した、  ヘルメットを被ってなかったから即死した等の苦情は受け付けません。予めご了承ください                      それでは本編をお楽しみください 未来系!魔法少女 ヴィ・ヴィっと!メルちゃん 起 未来系!魔法少女 ヴィ・ヴィっと!メルちゃん 承 未来系!魔法少女 ヴィ・ヴィっと!メルちゃん 転 未来系!魔法少女 ヴィ・ヴィっと!メルちゃん 結 第一部前・...
  • 未来系!魔法少女 ヴィ・ヴィっと!メルちゃん 結 第一部後
    「インテンツシャフト!」 『トランスインポート・インテンツシャフト』 左手に、インテンツシャフトが召喚される。ぐるりと一回転させて感覚を覚える。 『残り3』 『2』 オルトロックが大剣を突き刺そうと腕を引く。そして―――――――来る。 『1』 『解除』 「オラァァァァァァァァァァァ!」 ――――――――遅い。 シャフトを逆手に持ち、オルトロックの手首目掛け、思いっきり振り上げる。シャフトによって手首ごと弾かれて、大剣が、宙を舞った。 体を左方向へと回転させながら、シャフトを両手持ちする。オルトロックの目は私を見ておらず、落ちていく大剣へと向いている。 「今までの……お返し!」 回転しながら遠心力を利用して、オルトロックの頭部へとシャフトを叩き込む。それも1撃じゃない。頭部と腹部を交互に攻撃を加える。 大...
  • ロボスレ学園 第三話
    ――――ブリーフィング―――― 清水「操作とルールは覚えたか、一条」 遥「えと、まあ大体は」 清水「よし、なら後は実際に動かして覚えろ」 遥「わかった、やってみる!」 清水「一条は格闘のカットさえしてくれればいい。二人の相手は俺がする」  ♪  ♪  ♪ ヘーシェン「さて、ヘーシェンとヴィルティックというよーわからんコンビになったわけですが」 隆昭「遠距離戦に不安があるな」 ヘーシェン「冗談抜きで清水さんのブルショルがやっかいですね」 隆昭「弾幕がな……。でもヘーシェンは回避力に定評あるだろ?」 ヘーシェン「ええ、もちろんです。装甲は紙ですが」 隆昭「じゃあしばらく清水の相手を頼む」 ヘーシェン「……なるほど。 ヴァーストでかちゅ、それれいんれしょ」 隆昭「ああ、 バ ビ ...
  • 投下順・作品一覧・2
    番号リスト ◇見出し page1 投下順・作品一覧1(1~50)各号機ジャンプ 1号機作品名:白銀の騎士 作品名:厨二病万歳 作品名:へなちょこロボット 作品名:幸せな終末 ─ 「意味」 作品名:SRWOG out runner 作品名:堕天雷人 星海王 作品名:マクロスF ランカ 作品名:荒野に生きる(仮) 作品名:パラベラム! 作品名:電光石火ゼノライファー 2号機作品名:瞬転のスプリガン 作品名:CR ―Code Revegeon― 作品名:『ロボットのロマン』 作品名:ザ・シスターズ 作品名:ノリと勢いだけで書いたモノ 作品名:ハルとデイブ 作品名:海上都市姫路守備隊戦記 作品名:tueun 作品名:最強無敵ロボ・ネクソンクロガネ 作品名:劇場版ネクソンクロガネ 異世界からの来訪者 作品名:シャドウミラージュ 3号機作品名:少女機甲録(仮) 作品名:スーパー創作ロボ...
  • 第9話 スピリッツ 前
    未だに止まぬ豪雨の中で、その機体――――ルヴァイアルは自らの姿を隠し、戦況を見つめる。 透明と化している為か、それとも上空で高みの見物をしている為かヴィルティックはともかく、デストラウもルヴァイアルの存在に気付く様子は無い。 コックピット内で妖美な両足を組み、木原町子もとい、「魔女」は戦況を見据える。と、モニターの中でヴィルティックが動きを封じられる様子が映る。 「あら、バインド……どこで手に入れたのかしら。私でさえ持ってないのに」 空中に浮かぶ、巨大な魔方陣に動きを封じられるヴィルティックを見、「魔女」は小さく驚きの声を上げた。 低速で回転する魔方陣は激しい電撃が幾多にも伝っており、ヴィルティックを破壊せんとするほどに各部へと流れている。 デストラウはその場を動く事なく、グランファーを肩に担ぎ悠然と仁王立ちしている。そこには、はっきりと勝者の余裕が見て取れる。 ...
  • ハルタカラジオ
    チッ、チッ、チッ、ポーン ロロロロボスレベイFM 隆昭「隆昭!」 遥「遥の!」 隆昭・遥「ビューティフル・ワールド特別企画! ハ・ル・タ・カ・ラジオー!」 「この番組は、紳士よ大志を抱け、ロボット物SS総合スレと オートマタの未来を見据える エンダ―ズステイの提供でお送りします」 隆昭「と、言う訳で始まりましたハルタカラジオ。パーソナリティはヴィルティック・シャッフルで主人公を務めさせていただいております。    どこにでもいる平凡な高校生、鈴木隆昭と」 遥「パラべラム! の主人公を務めております、ロボスレの看板娘こと、一条遥がお送りいたします! 早速だけど隆昭君、説明宜しく!」 隆昭「はいはい。この番組は、様々なコーナーで、ビューティフル・ワールドを通して    ヴィルシャとパラべラムの魅力を伝えながら、ロボスレを盛り上げていこう! とい...
  • ◆qwqSiWgzPU氏
    SS 廻るセカイ-Die andere Zukunft- ロボスレディオ イラスト 廻るセカイ-Die andere Znkunft- シュタムファータァ 1 2 シュタムファータァ(ロボ) 1 2 イェーガー(ロボ)) 1 2 安田俊明 1 守屋千尋 1 2 シュヴァルツ 1 パラベラム! まどか・ブラウニング 1 2 ヴィルティック・シャッフル メルフィー・ストレイン 漫画 漫画版 「血のバレンタイン」おまけ 1 2 3 4 動画 ROST GORL CM Ver 0.1 URL=http //www.youtube.com/watch?v=BLoPhIuKhIw パラベラム! CM Ver 01 URL=http //www.youtube.com/watch?v=jO23fXHCehc Diver s shell OP URL=http /...
  • SPORTS・GEAR・EPISODE
    ※この作品はGEARSを元に作った二次創作であり登場する人物、団体、その他諸々は一切関係ありません。  各作品の権利は作者様のものであり、無断使用を深くお詫びいたします。   スポーツ・ギア 規則要綱 十七番 二十三章  チームバトルにおいて、ギア同士の合体を禁止する。  この文章が作られたのはおおよそ五年前。統合暦でいうと365年頃です。  ギア・バトルを見ないでこの文章読んでも疑問に思う人は絶対にいないでしょう。  もちろんこれとは別にバトル中の換装や装備の交換など、そういった部分に関することも当然書かれています。  しかし、何故私がこの一文を抜き出したのか。それが今回のお話のメインです。  それでは参りましょう。  SPORTS・GEAR・EPISODE  事の起こりはビッグボンバーズ対ブロンズイーグルズのマルチバトルから始まった。  マ...
  • ロボスレディオ
    ロボスレディオ 古時計屋◆klsLRI0upQ氏の作品のオマケの没ネタから始まった企画。本編では見られないあのキャラのあんな一面が見れちゃうかも!? 兎死すれば狐これを悲しむ  作者名:PBM! の人◆1m8GVnU0JM氏 犬も歩けば棒に当たる  作者名:PBM! の人◆1m8GVnU0JM氏 ラジヲDSの人  作者名:◆a5iBSiEsUFpN氏 ロボスレ学園プレゼンツ ヴィルティック・ラジオ  作者名:TロG◆n41r8f8dTs氏 ハルタカラジオ  作者名:TロG◆n41r8f8dTs氏 突発ラジオ企画『休日過疎』  作者名:◆YHSi90Gnr2氏 ざいふりラジオ  作者名:◆gU7PBImT6Y氏 ざいふりラジオ  作者名:◆gU7PBImT6Y氏 廻セカ座談会  作者名:◆qwqSiWgzPU氏
  • ◆a5iBSiEsUFpN氏
    SS DS world. Diver s shell Diver s shellⅡ Robochemist! Diver s shell spinoff. 海賊は海賊か? ZERO パラベラム! イエス、マイディアレスト タイトルは未定だよ! ARMORED CORE 5 嘘予告 Overture. 続かないぞ、コイツ! PBM世界の“何か”を妄想してみた ヤンデロボ スーパーロボスレ大戦α ~終焉のセカイへ~ スーパーロボスレ大戦:R ~終焉のセカイへ~ 「エゼキエルさん風に書いたロボット戦」 ロボスレ学園 ロボスレディオ クリスマス短編 人稲ちゃん奮闘記 きっと誰も来ない? イラスト Diver s Shell メリッサ=ファルシオン 1,2,3 ウィスティリア=クロイツェル 1,2,3,4,5 エリアーヌ 1,2 フローラ=ファルシオン 1,2 ポンピリウス 1,2 ジ...
  • お祭り会場
    人気投票などの企画はこちらでどうぞ! ヴィルティック・シャッフル 人気投票会場  投票は新年をもって締めきりました。多くの投票、およびコメント、有難うございました! DSシリーズ投票企画場 投票は終了しました。 コメント欄 投票は終了しました。たくさんの投票ありがとうございました! - DS世界観の人 2010-11-08 01 34 19 一先ず作者が主人公に一票 - TロG 2010-12-25 23 38 46 俺が入れぬわけにはいかなかろう。 - 882 2010-12-25 23 59 00 悩みぬいた末にメルフィーたん - 歯車 2010-12-26 00 01 15 全部のキャラがホントに良すぎて悩みすぎました。でもやっぱり会長に…… - 硬質 2010-12-26 00 02 48 マチコさん...
  • EXSEED
                     メルフィーが、消えた。 あの日、未来を救うと、護りたいと誓った夜、彼女の姿が、ホテルから消えていた。そして、導いてくれる筈の、スネイルさんの姿も。 俺は死人の様な足付きで、町に出た。全てが胡蝶の夢だったんじゃないかと思いたいが、俺の意識はしっかりと目覚めていて、尚且つ生きている実感もある。 空は晴れず、光も差し込まない灰色の雲が覆っている。飛び交う人の流れが、今の俺にはただただ、苦痛だ。歩く度に当たる肩。嫌だ。一切合切、全てが、嫌だ。 全て夢であれば、全てまやかしであれば、俺は今すぐ楽になれるのに。誰か救いだしてくれ、俺を、この世界から、この夢から。 だが、俺のその願いは、すぐさま打ち砕かれる。 ジャンパーのポケットを探ると、俺は気づく。否、無理やりにでも気付かされてしまう。                       ...
  • GEARS in X'mas
    「ギリギリだけど何とか間に合ったね。」 「聖誕祭に孤児院へプレゼントを届ける。霧坂にしては珍しく良いアイデアだと思う。 確かに俺に出来る事があるなら何でも協力するとは言ったが…この格好は何なんだ?」 「あ、やっぱり知らないか。旧暦時代、聖誕祭はクリスマスって呼ばれていたらしいんだけど サンタクロースっていう紅白の衣装を纏った集団が子供の所にプレゼントを運んでいたらしいの。」 「成る程。それで俺は赤の着ぐるみで、お前は白い衣装ってわけか。」 「そう言う事!」 「それは良いが、この気味の悪い着ぐるみは何なんだ?」 「トナカイよ。」 「トナカイ?」 「うん。旧暦の大崩壊時代に絶滅した伝説の聖獣で、一説によると天を駆ける能力があったんだって。 地球上の子供達へプレゼントを贈るという役目を果たす為の交通手段として必要不可欠だったみ...
  • ◆n41r8f8dTs氏
    小説 白銀の騎士 幸せな終末 ─ 「意味」 tueun ハルとデイブ ROST GORL ヴィルティック・シャッフル 座談会 ビューティフル・ワールド the gun with the knight and the rabbit 未来系!魔法少女 ヴィ・ヴィっと!メルちゃん 6スレ目882◆MVh6W.SAZtbu氏のイラストへの短編 Holy ghost ? M A R Y ―少女は死んだ。電子の中で― When They Cry ダウナー系天才少女的な科学者!アインちゃーん! 影を、掴んで これからの人生、もといメルフィーとどう付き合っていくか インタビュー 歌詞 侵略!メカ娘! バタフライ summer brow R×R×R 上・下 終わる世界と翼を生やした少女 WORK ING? Ghost of Machine Beginning the Strange dream 天上天下鋼神...
  • ビューティフル・ワールド 第二期予告
    パラべラム!×ヴィルティック・シャッフル 氷よりもずっと冷たい――――――――凍えそうな雨が、私の身体に降り注ぐ。身体が、心が叫んでる。 痛い。痛いと、感情を抑え込めない赤ん坊みたいに、今までに無い叫び声を上げている。それでも、私は。 私は嗚咽しそうになるのを堪えて、雨水で滲む両目をキッと上げて、声を出す。呼び、掛ける。 「リシェル!」 どうして貴方と――――――――戦わなきゃ、いけないのと、心が叫ぶ。                               beautifulworld                            gun with the knight and the rabbit 『連続オートマタ強奪事件』 ぶつかり合い軋む、鉄と鉄。互いの熱をそのまま力へと転換するが如く、リヒターと神威はぶつかり合う。力強く神威を抑え込まんと踏み...
  • 投下順・作品一覧
    投下順・作品一覧1(1~50) 51~100はこちら 各号機ジャンプ ■1~10号機 +... ロボット物SS総合スレ 1号機 ロボット物SS総合スレ 2号機 ロボット物SS総合スレ 3号機 ロボット物SS総合スレ 4号機 ロボット物SS総合スレ 5号機 ロボット物SS総合スレ 6号機 ロボット物SS総合スレ 7号機 ロボット物SS総合スレ 8号機 ロボット物SS総合スレ 9号機 ロボット物SS総合スレ 10号機 ■11~20号機 +... ロボット物SS総合スレ 11号機 ロボット物SS総合スレ 12号機 ロボット物SS総合スレ 13号機 ロボット物SS総合スレ 14号機 ロボット物SS総合スレ 15号機 ロボット物SS総合スレ 16号機 ロボット物SS総合スレ 17号機 ロボット物SS総合スレ 18号機 ロボッ...
  • エピローグ 嘘
    積み上がった瓦礫の山が錯乱する町を、黒装束のフードに身を包んだ一人の男が闊歩する。フードの中で、男の両眼は、人工的な紅く鈍い光を放っている。 その視線が見据えるは前の一点。否、見据えるよりは凝視。男の顔は無表情だが、代弁する様に両眼の紅き光は輝きを増す。その目は無機質ながらはっきりとした何かが――――。 憤弩、という感情が浮かんでいる様だ。ふと、男は立ち止まり、フードを上げて視線を正面から上へと向けた。淡い月明かりに照らされ、男の姿が淡く浮かび上がる。 足元や背中には、乾ききった赤が、鮮やかに、そして禍々しく男の黒装束を彩どる。男の顔は端正ではあるが、その目のせいか人間味を全く感じない。 その目に映るのは、転倒して無残に横たわった鉄柱に座り、両足を組んでにこやかに男を眺める欲情を煽る刺激的なドレスを着た女。 女はにこやかなまま、男に対して神経を逆撫でするような甘い声で言った...
  • 最終話 グッドバイ 前
    ……何も、見えない。周囲を見渡せど、真っ暗闇だ。右を向いても左を向いても何も見えない。俺、死んでないよな……多分。 平衡感覚はある。妙に体が重いけど。取りあえず一歩踏み出す。しっかりと地に足が付いてる。 歩ける……みたいだな。それにしても何だ? この肩に圧し掛かる不快な感じは……。体が沈んでいきそうなほど、重い。 歩いている内に、次第に目が慣れてきたのだろう。ぼんやりと何かが浮かんでいるのに気付く。真っ白くぼんやりと浮かんだ影だ。 俺が近づくと、だんだん白い影が明確な形に見えてきた。……人、か? 誰かが、俺に背を向けている。どこか見覚えがある。俺は、その人に話しかけた。 「……メルフィー?」 「どうして……私を助けてくれなかったのですか?」 そう言いながら振り向いたメルフィーには――――顔が、無かった。一瞬息が詰まる。 恐怖のせいか、足が自然に後ろに下がる...
  • GEARS 第十三話
    統合歴329年10月10日 「…どうしてこうなった?」 沈む夕日、茜色に染まる空の下、愛機アイリス・ジョーカーの足元で、学校指定のジャージで身を包んだ守屋一刀は ブロンドアッシュの長い髪をなびかせながら足早に去っていくクラスメイトを見送り、ぽつりと呟いた。 ―事の始まりは今から2時間程前に遡る。 霧坂茜華の尽力で守屋一刀はクラスメイトと遅まきながらの邂逅を果たしてから物事はあれよあれよと言うままに進み 恙無く、体育祭を迎える事となり、守屋一刀はクラスメイトの期待に応えるべく獅子奮迅の活躍を見せ付けた。 「どーよ?」 「流石!!って言うか、宣言通りぶっちぎりとは恐れ入るわ。」 何故か、八坂高校の体育祭の種目に俵競争というドマイナーな倭国特有の種目が当然のように存在している。 米俵60kgを両の手で持ち上げ、50...
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