ドリルバンキ

「何じゃこりゃー!ドリトル先生不思議な旅~!」

【名前】 ドリルバンキ
【読み方】 どりるばんき
【声】 鈴木千尋
【登場作品】 炎神戦隊ゴーオンジャー
【登場話】 GP-32「秘宝ヲサガセ」
GP-33「原始エンジン」
【所属】 蛮機族ガイアーク
【分類】 蛮機獣/害地目蛮機獣
【作製者】 害地大臣ヨゴシュタイン
【作製モデル】 ドリル
(硬い物に穴を開ける道具)
【口癖】 「ドリドリー」
「~ドリ」
【注1)】 害気大臣と互角に戦う実力を持つ
最強の害地目蛮機獣
【注2)】 あまり叱咤するとイライラのドリドリに、
不貞腐れてしまうために注意しなければならない

【詳細】

ヨゴシュタインが「ドリル」をモデルとして製作した害地目蛮機獣。ヨゴシュタイン曰く「害地目の新たなる星」。

スピードル曰く「口癖が被っている」(スピードルの口癖は「ドルドルー」)。
従来の蛮機獣は「かしこまり~」と返事をするが、同個体の場合は「かしこまドリ姉妹」という独特な返事をしている。

頭部ドリルで岩盤を破壊、ボディの円盤式ドリルで地中を猛スピードで掘り進む事ができる。
ドリルやボディの全てがダイヤモンド製で、どんなに頑丈な岩石も粉砕し、相手のあらゆる攻撃を弾き返す事も可能となる。

ヨゴシュタインの命により山奥で宝探しをする黒岩六郎から地図を奪い、手掛かりに蛮機族ホロンデルタールの復活を目論む。
六郎と共に宝探しをする走輔と範人の前に地中から姿を現し、変身したレッド、グリーンの攻撃をダイヤモンド製のボディで無効化して回転する頭部のドリルから渦巻状のエネルギーを飛ばして攻撃する「ドリカム攻撃」で苦戦させ、六郎から地図を奪うと発掘場所の洞窟の中を一気に掘り進む。

発掘地点の地底空洞に辿り着くが、ゴーオンジャーやゴーオンウイングスも到着。
スーパーハイウェイバスター、ブースターフライトをボディで無効化、その際に弾き返ったエネルギーが岩壁に命中すると謎の物体が姿を現す。

その直後、ビックリウムエナジーによって産業革命を起こして巨大化する。
右腕からの無数の丸ノコとドリカム攻撃でエンジンオーG9を苦戦させ、ゴローダーGTに苦戦し、地底空洞から復活した謎の物体(古代炎神)の体当たりでエンジンオーG9は倒れ、スピードルは本来の姿に戻れない程の大ダメージを負い、止めを刺そうとするも古代炎神に阻止されて撤退。

等身大に戻るとヘルガイユ宮殿に帰還し、ヨゴシュタインにホロンデルタールを連れてくるように命じられる。
イライラのドリドリしながら古代炎神を探索中に鉢合わせしたレッドと交戦し、出現した古代炎神に襲い掛かろうとするも吹き飛ばされてしまう。

その後、古代炎神を誘き寄せるのに戦闘するガンバルオー、セイクウオーを発見し、ビックリウムエナジーによって再度巨大化する。
限界を迎えている2体を合体解除に追い込み、バスオンとベアールVを一蹴し、単独で挑むレッドを容赦なく攻撃するが、レッドを「相棒」と認めた古代炎神の参戦で形勢が逆転し、3体が炎神合体したキョウレツオーに頭部のドリルを破壊されてしまい、最期は「キョウレツエクスプレス」を受け爆散した(上記の台詞はその際のもの。)。

【余談】

返事と上記の台詞の他に以下の特徴的な台詞を言っている。
「よりドリみドリ、うつみ宮土理はキンキンの奥さんドリ~!」
「嘘をつくと命取り。頭がオードリー・ヘップバーン!」
「先取り、まるドリ、ドリー・ファンク!」
「どわぁ~!マンドリル~!」
「よりドリみドリ、どれから潰してコインランドリー!」
「これでお前も、一巻ドリシノブの終わりドリ」

ホロンデルタールが倒された次GPでヨゴシュタイン自身も倒され、本編において最後の害地目蛮機獣となった。

デザイナーの酉澤安施氏によると「『相当にパワーがある蛮機獣』という想定から怪獣らしくし、『掘るためにドリルが全面に付き、進むために削岩機が身体に必要』と考えた」らしく、他にも「ハンディタイプのドリルをパロって、胸部に引き金を付けている」とコメントしている(DVDの映像特典の「ゴーオンギャラリー」より)。

最終更新:2017年07月22日 16:38