「そっちの数字の方が、よっぽど根拠ないだろ!?」
【名前】 |
デーボ・ヤナサンタ |
【読み方】 |
でーぼ・やなさんた |
【声】 |
チョー |
【登場作品】 |
獣電戦隊キョウリュウジャー |
【登場話】 |
ブレイブ41「ヤナサンタ!デーボスせかいけっせん」 ブレイブ42「ワンダホー!せいぎのクリスマス」 |
【所属】 |
デーボス軍 |
【分類】 |
デーボモンスター |
【創造者】 |
怒りの戦騎 ドゴルド(実際は怨みの戦騎 エンドルフ) |
【考え】 |
「いんちきなプレゼントを渡された子供達は怒る」 「及び戦力を分散させてキョウリュウレッドを陥れる」 「更にドゴルドを利用して怨みのエネルギーを蓄積し、復活させる」 |
【集める感情】 |
怒り(と見せかけて怨み) |
【成分】 |
サンタクロース、煙突、クリスマス飾り、靴下、など |
【配合】 |
ロケットブースターキー、メリークリスマッシャー、キャンドルビーム |
【特記事項】 |
自称、最強合体は「×12345倍」 |
【名前の由来】 |
嫌なサンタ |
【詳細】
5体1組で活動する兄弟型デーボモンスター。
ドゴルドの配下で「怒り」の感情を集めると同時に、エネルギーとデーボスの「超増殖細胞」を掛け合わせてクローンを培養する能力がある。
また、兄弟同士での合体が可能で、単なる倍々ではなくそれぞれの数値の組み合わせによって換算され、正しく「桁違い」の強さにパワーアップする。
ブレイブ41で登場、クリスマスの時期に人間の子供達に一方的に出鱈目なプレゼントを送りつけ、お目当てのものではなかったという理不尽さから「怒り」を収集、複数のクローンデーボスを生み出す。
真の目的は陽動で世界各地にキョウリュウジャーの獣電巨人(獣電竜)を総動員させ、キョウリュウレッドのカーニバル化を封じること。
日本でスピノダイオーに搭乗していたレッドがクローンの1体を倒すと、長男が故意に見つかって逃亡、潜伏先にレッドを誘き寄せ、伏兵の次男と合体した「×12倍」のヤナサンタに変身して拘束。
その後、捕えたレッドを確認するのにどこかの野外会場でドゴルドと合流するが、ロンドンから次元の裂け目を伝って追跡してきた空蝉丸(ウッチー)が出現。
さらに、ウッチーがドゴルドの「ある異変」に気付いた事で、意表をついた攻撃でレッドの救出を許してしまう。
自棄になってレッドとゴールドのコンビと戦うが、2人のコンビネーションに歯が立たず、ブレイブフィニッシュの同時攻撃で敗北。
死ぬ間際に兄弟に分裂すると、「12倍よりも21倍の方がよかったのでは?」と哀しい誤算を悔やみながら2人仲良く倒される。
ブレイブ42では世界に散ってクローンデーボスを操っていた残り3兄弟がドゴルドの招集命令でダイゴ達の前に出現。
3体が「×345倍」のヤナサンタに合体すると、ウッチーのガブリチェンジャーを凍結させて変身を封じ、ダンテツを狙うドゴルドのサポートとして加勢にきたアイガロンと協力して空蝉丸を追い詰める。
戦いを終えていたスピノダイオー(アンキドン、ブンパッキー、トバスピノ)の助太刀で各地のクローンデーボス達を撃破した他のキョウリュウジャーも合流してしまう。
10人揃ったキョウリュウジャーに狼狽えるが、必殺技の「十獣電ビクトリーマキシマムフィニッシュ」が発射されると、あろうことかドゴルドを捕えて道連れに敗北。
実は彼らの正体はドゴルドではなく、体内から密かに行動を操っていたエンドルフによって生み出されたモンスター。
自分を盾にしたという強い憎悪にドゴルドが捕らわれた事でエンドルフが復活すると、シンボルの仮面が「怒り」から「怨み」に変化、自身の体内にある超増殖細胞と蓄積された「怨み」のエネルギーで復元水無しで巨大化する。
だが、十大獣電竜が合体したプレズオー・ブンパッキー、ギガントキョウリュウジン、プテライデンオー・アンキドンの3体のフォーメーションの必殺技により瞬く間に倒されてしまった。
【余談】
兄弟は外見が似ているが、額の部分にナンバーが刻んである。合体すると「×○○」と何倍強くなったのか表示される。
表記されている倍数分パワーアップしているかどうかの真偽の程は不明だが、必殺アタック・メリークリスマッシャーの威力は強化されており、実際の数値が正しいかは置いておいて、パワーアップに関してはあながち嘘でもない。
「上記の台詞」は対戦相手のレッド&ゴールドコンビが、1番(ガブティラ)と6番(プテラゴードン)の電池を掲げて、ならこっちは16倍だ」と張り合った事に対する返答。自分達兄弟の「組み合わせで強さが増減する能力」についてもとくに根拠が無いので、理屈としては五十歩百歩(その上、長男と次男の敗因の教訓を考えると、特記事項は「12345倍」ではなく「54321倍」の方がまかり通ってしまう。)。
モチーフに蝋燭や火が使われている事からエンドルフが関わっている事を暗示している部分が見られる。
本編においてドゴルド、エンドルフ配下の最後の怪人、作中では一番最後に出現したデーボモンスター。
『エターナルブレイブ』によればジオラマテーマは「煙突から落下したおっちょこちょいのサンタクロース」。また、本来はタナバンタを改造した「兄弟怪人」で、同じく「プレゼントを受け取った人間がクリスマスの翌日に死ぬ」という能力だったという。
最終更新:2019年03月07日 17:37