怒りの戦騎 ドゴルド

「ありがとよ、俺のわがままに付き合ってくれて」

【名前】 怒りの戦騎 ドゴルド
【読み方】 いかりのせんき どごるど
【声】 鶴岡聡
【登場作品】 獣電戦隊キョウリュウジャー
【登場話】 ブレイブ1「でたァーッ!まっかなキング」
【所属】 デーボス軍
【分類】 戦騎、怒の幹部
【集める感情】 怒り
【成分】 怒り、番長のガクラン、
雷神の毛皮、など
【配合】 喧嘩上刀
【特記事項】 怒りのライオン戦騎は、
ブレイブを宿して誇りを取り戻す
【他のモチーフ】 ライオン
【名前の由来】 怒ったゴールド
(怒(音:ド)ゴールド)

【詳細】

怒りの感情を司るデーボス軍の戦騎。怒りの感情を源として、怒髪天を衝くまま出現、怒れば怒るほど強さを増す八つ当たりバトルスタイルで相手を乱暴に追いつめる憤怒のクラッシャー。

百面神官カオスが行動を行う際には右腕役を担っており、戦国時代から「カオス」と共に活動を続けていた描写が見られる。

氷結したデーボスの復活に必要な人間の「怒り」の感情を集めるのに、「カオス」の手によって誕生した。
常に怒りっぱなしのブチギレ思考で、「腹立たしいぜ!」と何事にもイラついてばかりの短気な性格、左胸には「血管をあらわにして激怒する表情」のシンボルを持つのが特徴。
自身は身体を持たない鎧そのもののような生命体、「カンブリ魔」など他の生き物を乗っ取って本体としなければ活動する事ができない。
およそ400年前、ゴールド/空蝉丸を取りこんで冬眠状態にあったが、「カオス」の手で現代に復活すると、専用の喧嘩上刀で空蝉丸の必殺奥義「雷電残光」を繰り出し、カオスの手によって奪ったプテラゴードンの力でキョウリュウジャーを苦しめたが、ブレイブ10でトリンやキョウリュウジャーのブレイブで空蝉丸がドゴルドの支配から抜けだし、以後はカンブリ魔の体を利用する。

ブレイブ15で「G-BO」を新たな器にしようと目論むが失敗に終わり、護衛のカンブリ魔の1体を新たな器にすると、更にもう1体を復元水で巨大化させてそのまま退却。
カンブリ魔の体を利用するが、ドゴルド自身は空蝉丸と同等の器を求めるようになる。

ブレイブ26で「怨みの戦騎 エンドルフ」と共に出現するが、エンドルフが自身を狙って攻撃された事や「鎧」と呼ばれる事に怒り仲間割れを起こすが、エンドルフがカオスに重用されている事で止められてしまい、苛立ち始める。
その後、エンドルフの軍門に下った一方でキョウリュウジャーにエンドルフの目的を告げたりラッキューロに物を渡して足止めするなど、エンドルフの作戦を妨害すると、エンドルフがキョウリュウレッドカーニバルに敗北した際に体を乗っ取り、強靭な体を手に入れエンドルフの武器「ローソクラッシャー」を用いた二刀流で戦うようになり、他の幹部と協力し2つの感情を同時に集めるようになる。
更にエンドルフを乗っ取る直前に「後悔するぞ、鎧」と「エンドルフ」から忠告されたように、自身の行動に変化が見られ、キャンデリラからはエンドルフのようだと言われ、当初は気にしていなかったが、徐々に影響が出始める。

ブレイブ37でカオスに異変が発生、デーボス軍の指揮権を渡されていたが、『大地の闇』にエンドルフがいなかった事を怪しまれ泳がされる事になり、ブレイブ41でデーボ・ヤナサンタとクローン・デーボスを用いた作戦を行うが、「ヤナサンタ×345」が倒される直前に道ずれにされたことへの怨みが満ちた時、肉体が崩壊しエンドルフが復活してしまう。
エンドルフに本体の仮面を壊されそうになるが、キャンデリラ達に止められ、氷結城へ帰還後にカンブリ魔の体に戻ったが、カオスによりデーボス細胞を使った制御装置を取り付けられてしまい、心配する他の幹部に対しては「他人の身体がないと強くなれない自分の腹立たしい」と語り立ち去ってしまう。

ブレイブ43でエンドルフの命令に従う事になってしまうが、空蝉丸との戦いの最中、空蝉丸の言葉で、エンドルフの軍門に下る決意をして、エンドルフを庇った行動から信頼を買われて、制御装置の超増殖細胞で巨大化してライデンキョウリュウジンと戦闘するが、鎧から器のカンブリ魔を切り離し、そのまま退却。

密かに気持ちを吹っ切って反撃を決意、ブレイブ47でエンドルフと共に空蝉丸と戦い、最中にエンドルフに怨みの力で空蝉丸を拘束する事を提案。空蝉丸にせまるが無防備になったエンドルフに喧嘩上刀で反逆し制御装置を破壊。
更に空蝉丸と協力しエンドルフと戦い、エンドルフの反撃で本体の顔ごと鎧が崩壊する中、一時的に空蝉丸の体を借り、(意識は奪わず空蝉丸が鎧を纏った状態になる。)2人で合わせた2重の雷電残光でエンドルフを倒す。

その後、致命傷を受け体の崩壊が始まるが、武人として戦いの中で死ぬ事を選び、器のカンブリ魔と再び合体すると空蝉丸と一騎打ちを行う。
空蝉丸の斬撃を受けた後、「戦いの中で死ぬ」という決断に対する空蝉丸の皮肉を込めた「腹立たしい」の言葉を聞いて満足そうに笑いながら消滅した。
更に空蝉丸も力つきてしまうが、ファイナルブレイブにてノブハル達によってスピリットベースに運ばれた後、真の地球のメロディの光によって蘇生。

【余談】

声を演じる鶴岡聡氏はスーパー戦隊シリーズの怪人の声を担当するのは初となる。

最終更新:2021年01月18日 16:18