妖怪ウンガイキョウ

「やっぱり地球は青かったぁー!」

【名前】 妖怪ウンガイキョウ
【読み方】 ようかいうんがいきょう
【声】 チョー
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
【登場話】 忍びの5「宇宙忍者UFOマル!」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 妖怪/合成妖怪
【好きな物】 風船
【好きな場所】 ベランダ
【攻撃力】 星1
【不思議な技】 星4
【めいえんぎ】 星5
【恐れの収集法】 恐怖の映像を見せる
【妖怪モチーフ】 ウンガイキョウ(雲外鏡)
【器物モチーフ】 パラボラアンテナ
【他のモチーフ】 不明

【詳細】

邪悪な妖気の宿った手裏剣の影響で 「パラボラアンテナ」 が変化した妖怪。
アンテナ剣テカガミから「マリオネット攻撃」を行う。

何処かのビルの屋上に設置されていたパラボラアンテナから誕生。
作戦を欺くのに、駆け付けたニンニンジャーの前で善良な妖怪を演じて無実を主張、人々に何食わぬ顔で風船をプレゼントする。
ニンニンジャーが交代で監視している最中、妖怪を信用しきった天晴も風船の配布を手伝っていたが、「牙鬼幻月」の幻影を大量に出現させて破壊活動を開始。空を飛んで何処かへ逃走しようとするとシノビマル、ドラゴマルに追跡されかけるも、アンテナ剣から発する怪電波で行動不能にし、まんまと逃げる。

大騒ぎしていた街の混乱を何とかしようとアカが「木」の術で作り出した凧で空中から巨大幻月を攻撃すると、幻影の幻月を透過して偶然にも風船に命中、能力の正体が露呈。
実は妖怪を監視中に既に能力や計画を看破していた霞が、妖怪の電波を妨害する「カラクリ忍アンテナ」を大学の研究室で自作しており、至近距離で装置を連打された事で自分の電波発信能力が乱され、街中の風船が暴発して幻影の幻月達が消滅してしまう。

作戦が失敗すると逆上し、揃ったニンニンジャーを「マリオネット」にしようとアンテナ剣から怪電波を発するが、アオの「水」の術を応用した水鏡「鏡花水月」に電波が反射されて自身が「マリオネット」になってしまい、無防備なところを5人全員の「奥義・ニンレツザン」により倒される。
忍タリティの向上で、封印の手裏剣から新たなオトモ忍シュリケンが誕生、更に「蛾眉雷蔵」が姿を現すが、アカに「勝負は後で」と言われてしまう。

その直後、小槌が放つ邪気の力によって「肥大蕃息」し、巨大化する。
オトモ忍を前に宇宙へと飛んで逃走、シュリンケンジンドラゴで追跡するが、最中に召喚から遅れて参上したUFOマルと合流、「シュリケンジンUFO」に合体、逃走先の月面で激突するもなす術もなく、最期はUFOマルランチャーから放つ「シュリケンジン・UFOビッグバン」を受け爆散した(上記の台詞はその際のもの。)。

伊賀崎天晴がすっかり忘れていたので、「蛾眉雷蔵」はその場に座り込み待ち続けていた。

【余談】

デザイナーのK-SuKe氏によると「『パラボラアンテナと妖怪の雲外鏡を融合させる』というオーダーだったため、雲外鏡の鏡の部分とパラボラアンテナを素直に変換した」らしく、他にも「同話で『良い妖怪のふりをし、風船を配る』というシーンがあり、あまり悪い奴に見えないようにピエロの服を身体のデザインに取り入れ、腹部がタンスのようになっているのは昔の鏡台をイメージしている」とコメントしている(DVDの映像特典の「忍者秘伝ノ書」より)。
声を演じるチョー氏は前々作の『獣電戦隊キョウリュウジャー』でも「人々にプレゼントを配布」、「それを引き金に巨大な首領の分身を大量に生み出す」といった能力を有する怪人(デーボ・ヤナサンタ)の声を担当。

最終更新:2016年08月30日 06:12