邪悪竜ナーガ

「お前達水の民は永遠に地を這いつくばってろ!」

【名前】 邪悪竜ナーガ
【読み方】 じゃあくりゅうなーが
【声】 梁田清之
【登場作品】 轟轟戦隊ボウケンジャー
【登場話】 Task.15「水の都」
Task.16「水のクリスタル」
【所属】 ジャリュウ一族
【分類】 邪悪竜
【関連物】 アクアクリスタル(略奪対象)
【モチーフ】 ナーガ
【デザインモチーフ】 ブルタウラス

【詳細】

数多くのジャリュウに殺し合いをさせ、勝ち残った1体に「創造王リュウオーン」が自らのパワーを分け与える事で誕生する最強の進化形態。

巨大な角や刺股を武器とし、火炎弾を生み出す能力があり、頭部の角で相手に突進する。
更に角を震動させる事で全身を超高熱化し、火炎弾を口から吐き出す他、刺股から放つ事もできる。

水の民・ラギと共にプレシャス「アクアクリスタル」を入手するのに行動するが、真の目的はアクアクリスタルの独占にある。
ラギがクリスタル文書を解読した直後に始末する予定だったが、ラギがクリスタル文書を失い、リュウオーンに見限られた彼に襲い掛かる。

アクアクリスタルが眠る霞谷の火山を目指す明石達6人とラギの前に出現する。
非常に高い戦闘力でラギを圧倒するが、止めを刺そうとしたところをマギ長老に阻止され、レッドとラギの連携に怯み、大邪竜ゾラドにアクアクリスタルの回収に向かわせ、自身はレッド以外のボウケンジャーと交戦するが、デュアルクラッシャー・ドリルヘッドにより敗北。

その直後、生命エネルギーを注入されて巨大化する。
スーパーダイボウケンの必殺技を破る程の戦闘力やパワーを発揮するが、レッドの操縦するゴーゴージェットが駆け付け、更にスーパーダイボウケンがゴーゴージェットと究極轟轟合体したアルティメットダイボウケンになす術もなく、最期はアルティメットブラスターを受け爆散した。

【ラギ】

水の民の青年・ラギが「創造王リュウオーン」の改造手術を受けた個体。

水の民は人間と同様の姿を持ち、水の恩恵がないままに長い間生活する事ができない。
プレシャス「アクアクリスタル」を探す長い旅にも耐えうる強靱な肉体を望み、肉体のお陰でマグマの高熱にも耐えられる。

水の都を復活させるのにアクアクリスタルを求めるも命を落とした父親の望みを叶える事を目的として、アクアクリスタルを探す旅に出る。
水がないと満足に活動できず、リュウオーンにジャリュウ一族の技術による改造手術で今の姿となる。

当のリュウオーンはアクアクリスタルの在り処を知るのに利用していたに過ぎない。
犠牲者を出さないように水の都の復活に反対するマギ長老にクリスタル文書を消されてしまい、怒るリュウオーンに見限られ、「邪悪竜ナーガ」に攻撃されたところを明石に救われて、文書の内容を覚えていたラギと共に霞谷の火山にあるアクアクリスタルを入手。

アクアクリスタルによって水の都は復活、入るのに水の証を改造手術の際に失っていたが、後悔はしていなかった。
形見として持っていた父親の水の証を明石が「マギ」から託され、サージェスによって再生された水の証によって生まれて初めて水の都に足を踏み入れ、父親の望みを改めて叶える事ができた。

デザインモチーフは『爆竜戦隊アバレンジャー』の「爆竜バキケロナグルス」。

【余談】

デザインモチーフは『星獣戦隊ギンガマン』の「ブルタウラス」となっている。
ウシをモチーフにしているが、頭部に生えた角の形状の意匠を受け継いでおり、当初は重騎士をモチーフにするつもりだった。

武器の刺股は『仮面ライダー555』のスタッグビートルオルフェノクの刺股をリペイント。

同Taskで『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオブルー/鮫津海役の柴木丈瑠氏がラギ役、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の巽モンド博士役のマイク真木氏が水の民の長老・マギ役としてゲスト出演。

最終更新:2016年03月11日 16:56