創造王リュウオーン

「さらばだ明石暁、どこぞの馬の骨と共に死すがいい!」

【名前】 創造王リュウオーン
【読み方】 そうぞうおうりゅうおーん
【声/俳優】 森田順平
【登場作品】 轟轟戦隊ボウケンジャー など
【登場話(轟轟戦隊)】 Task.1「魔神の心臓」~
Task.47「絶望の函(はこ)」
【登場話(海賊戦隊)】 第21話「冒険者の心」
【所属】 ジャリュウ一族
【デザインモチーフ】 大獣神
【関連物】 リュウオーンの兜(装備)
【名前の由来】 龍王(りゅうおう)

【轟轟戦隊ボウケンジャー】

ジャリュウ一族の長、正体は200年前の冒険者。

「幻獣を生み出した」というレムリア文明の探究に没頭、冒険の中で宝に目が眩んだ部下の裏切りで孤島に置き去りにされ、竜への憧れと人間への恨みが渦巻くまま、レムリアのテクノロジーのいくつかを解明し、自身を改造して現在の姿となった。

恐竜遺伝子とかけ合わされた自分達こそが世界を支配すべきであるという考えで、恐竜をサイボーグ化した巨大な「大邪竜」、自らの遺伝子を与えた「竜人兵ジャリュウ」、勝ち残ったジャリュウに更に凶悪な改造を施した「邪悪竜」などを造り、長い年月を研究に捧げてきた。
全てプレシャスを入手する事を目的とし、全ての部下を簡単に犠牲にする事ができる非情な性格の持ち主。

比較的他のネガティブシンジケートと連携をとる事が多く、序盤では「ゴードム文明」、中盤では「クエスター」と協力している。

終盤で肉体の限界を感じ、最強の悪竜ダガーギンを作り出し、プレシャス「闇の三つ首竜」の入手を目論むが、同じくプレシャスを狙っていた「闇のヤイバ」に奪われてしまい、更にはダガーギンもボウケンジャーに倒される。

長きに渡っての遺伝子操作と受け続けた傷により肉体に限界を迎え、加速度的に弱体化していき、竜人兵ジャリュウでさえまともに作れない状態になる。
力を求め、プレシャス「禁断の箱」に手を出そうとするが、三つの「ゴードムエンジン」を体内に埋め込んで強大な力を会得した「大神官ガジャ」に奪われてしまう。

「ガジャ」の覚悟を見るとレッドに敗北、剣で身体を貫いて自害。
その後、レムリア文明のプレシャスを改造した兜が残されており、プレシャスバンクに運び込まれるが、兜に残されていた細胞から復活。

リュウオーンの不審な行動に疑問を抱いていたレッドはプレシャスバンクに残っており、一騎打ちの末に敗北。
力を使い果たして元の人間の姿に戻ってしまう事を拒否し、プレシャス「レムリアの卵」に自身の身体を投じる事で「幻獣」そのものになろうと目論む。

サージェスのプレシャスバンクに潜り込むのに決死の秘技・邪竜転生を実行するが、直前でレッドに阻止されてしまう。
レッドと冒険者としてぶつかり合うが、プレシャスバンクの爆破装置を作動させてしまい、最期は明石暁と共にプレシャスバンクと運命を共にする。

【海賊戦隊ゴーカイジャー】

死者を蘇らせる能力を持つプレシャス「黄泉の心臓」をジャリュウに与えられた事で復活を果たす。

『ボウケンジャー』と同一人物だが、胸部に黄泉の心臓を埋め込み、原典での最期を反映してか左半身の角や腕などが燃え残ったかのように黒く焼け焦げた状態となっているという外見上の違いがある。

「黄泉の心臓」のエネルギーを吸収する事であらゆる能力が以前よりも著しくパワーアップ、ゴーカイジャーのゴーカイスクランブルを跳ね返す強さを発揮し、ボウケンジャーに豪快チェンジしたゴーカイジャーと交戦。

デュアルクラッシャー・ミキサーヘッドで両足を封じられ、レッドに「黄泉の心臓」を奪われてしまい、体内に残った生命エネルギーで活動するが、ゴーカイシルバー・ゴールドモードの「ゴーカイレジェンドリーム」に敗退。

その直後、蓄えられていた「黄泉の心臓」の再生能力だけが暴走した事で巨大化する。
デカゴーカイオーのゴーカイフルブラストを剣で弾くが、豪獣レックスの攻撃に怯み、マジゴーカイオーのゴーカイマジバインドを無効化。

ゴーカイオー、豪獣レックスを剣からの電撃で苦戦させるが、ボウケンジャーの大いなる力により召喚されたダイボウケンの幻影の攻撃に怯み、最期はゴーカイオーが轟轟剣を用いた必殺技「ゴーカイアドベンチャードライブ」を受け爆散した。

【余談】

デザインモチーフは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の「大獣神」となっている。
赤の基調に加え、頭部の両側に生えた角と胸部の赤いギザギザ模様があり、モチーフにしたよりもむしろ戦隊ロボを怪人化させたようなデザイン。

演じる森田順平氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となる。『ボウケンジャー』以来、『ゴーカイジャー』で4年振りに同じ役を担当。

最終更新:2016年08月23日 07:21