デーボ・カントック

「ちょっ!? それマル秘事項なのに!?」

【名前】 デーボ・カントック
【読み方】 でーぼ・かんとっく
【声】 高木渉
【登場作品】 獣電戦隊キョウリュウジャー
【登場話】 ブレイブ40「グッとくーる!オッサンはつらいよ」
【所属】 デーボス軍
【分類】 デーボモンスター
【創造者】 喜びの戦騎 キャンデリラ
【考え】 「映画のような恋愛に人間は喜ぶ」
【集める感情】 喜び
【成分】 映画監督、キャメラ、フィルム、メガホン、など
【配合】 ガチンコカチンコ、ムービービーム
【特記事項】 大根嫌い
【名前の由来】 監督

【詳細】

「グッとくーる画」という特殊能力で、まるで映画のようなシチュエーションを人間に体感させる事ができるデーボモンスター。
実体化するシチュエーションは術中にかかった本人が心に描いた願望が基準となっている模様。
能力で生みの親のキャンデリラをヒロインに仕立て見合いを行わせ、見合い相手の男達が恋物語の虜になるとハートを回収、残った抜け殻を胸のフィルムに集めて隔離していた。

偶然にも次なるターゲットがノブハルになってしまい、「梅園喜美子」と言う偽名を用いたキャンデリラにお見合いをさせる事になってしまう。
楽しみの密偵 ラッキューロ」と共に物陰に隠れて監視していたが、他のキョウリュウジャーに発見され、自分の能力で昨夜アミィがスピリットベースで見ていたDVDを元に「恐竜警察」という刑事ドラマの世界を作り上げる。
映画の世界に取り込まれたキョウリュウジャーを一時期は混乱させるが、エキストラ役のゾーリ魔達が次々と倒されて劣勢になると、キャンデリラと一緒に撤退。

ノブハルに呼び出されたキャンデリラが土下座とともに彼から人質を解放するように説得されかけると、妨害しようと襲撃。
ガブリボルバーが手元から離れたノブハルを容赦無く襲うが、「喜びを司るなら人間とも直接分かり合えるはず」というノブハルの説得に心を動かされたキャンデリラが近くに落ちてたリボルバーを蹴り上げてブルーへの変身に助太刀し、更に去り際のキャンデリラに「攫った人間達が自分の体内にいる」という肝心な情報を暴露される。
知ったブルーに胸のフィルムをもぎ取られると、直後に他のキョウリュウジャーにトペランダで体内に侵入、人質を解放されてしまう。
再びアミィが見ていたDVDから、今度は「荒れるぜ!恐竜学園」という学園ドラマを作り出すが、またしてもキョウリュウジャーに翻弄されて能力を解除、ブルーの必殺技「ノブハルわっしょいスパイカー」により倒される。

その直後、ラッキューロのスクスクジョイロで巨大化。
巨大ゾーリ魔達を用意、三度アミィ(が放置していたDVDを見ていたトリン)が原因で今度は「怪獣大決戦」という特撮映画を作り出す。
ギガントキョウリュウジンの出陣で映画の内容を「凄く強い戦隊が怪獣を倒す」という大作『獣電戦隊キョウリュウジャー』に塗り替えられ、最期は「超獣電ギガントフルブレスター」の受け爆散した。

【余談】

34話以後、6話ぶりに登場した新規のデーボモンスター。
本編においてキャンデリラ配下の最後の怪人で、ラッキューロが最後に巨大化させた怪人となった。
特記事項はおそらく「大根役者(演義が下手な三流役者の意)」を掛けたもの。本人も足を引っ張ってばかりのラッキューロを「大根」と罵っていた。
今回のエピソードではラッキューロも初めて人間態(キャンデリラの母親役)に変身していたが、キャンデリラのような本人の能力とは違い、モンスターの力で姿を変えられたものだと思われる(変身解除時にフィルムのようなエフェクトがかかっている。)。

アミィが見た怪獣映画のパッケージにはよく見ると過去作に登場する怪人が流用。
『エターナルブレイブ』によると、ジオラマテーマは「撮影現場」。
声を演じる高木渉氏はスーパー戦隊シリーズで多くの怪人を演じている。

最終更新:2019年03月04日 19:08