エイサイヤミー

「お前、美しくなりたくないか?」

【名前】 エイサイヤミー
【読み方】 えいさいやみー
【声】 鳥海浩輔
【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO など
【登場話】 第23話「キレイと卵と眠る欲望」
第24話「思い出と恋と海のコンボ」
【分類】 ヤミー/合成系成長ヤミー
【親】 カザリ
【宿主】 佐倉優美
【モチーフ】 エイとサイ
【欲望の種類】 嫉妬+強欲
(妹の麗のように美しくなりたい)

【仮面ライダーオーズ/OOO】

カザリがメズールのコアメダルの他に、ガメルのコアメダルを吸収し創りだした水棲系と重量系の合成系成長ヤミー。

サイのような硬い皮膚を有し、防御力に優れている。

ヤミーは上記の通りカザリのヤミーなのだが、猫系の特徴が合成されていない、カザリ曰く「更なる実験」に生み出したヤミー。
「メズール」のヤミーの特性として宿主の近くに卵を作って密かに成長するが、宿主に対して「美しくなりたくないか?」と問いかけるも本人が自分の欲望を自覚していなかったので声は届かなかった。
かつての友人「伊達明」と再会した佐倉優美は徐々に欲望に目覚めていき、「キレイになりたい」と自覚するようになっていく。

宿主はまさに「何かに取り憑かれた」かのように卵を抱えて放浪を始め、ヤミーの気配を察知したアンクと火野映司に見つかるも卵から大量の「エイヤミー」を放出して逃亡。
佐倉優美は服や宝石を買い求めて身につけ、驚くほど美しくなる。周囲に居る男性はもちろん、女性さえも魅了して、美しさは恋愛関係に鈍感を自称する映司でさえも魅了し、映司を恋愛感情で支配して戦意喪失にまで陥れてしまう。

どうやらアクシデントは親のカザリですら把握していなかったらしく、妨害に映司達の前に姿を現しても、映司を正気に戻そうと必死のアンク達に全く相手にされず困惑(「ちょっと待ってろ!」というアンクの指示に従うカザリもカザリだが、症状を「ヤミーの毒素」と判断したアンクの指示により映司を強引にオーズに変身させて元に戻った。)。

その後、水族館内に姉を拉致させ、臨界に達した欲望によりついに孵化。

色気は何故か本命の伊達明には効果がなく(曰く「今は昔に酔っていて、以前の方が美しく感じたから」)、伊達明に説得を迫られ、「欲望を止めるな」と妨害行動に出る。
修理されたドリルアームの凄まじいパワーによって大量のセルメダルを削り取られ「サイヤミー」の部分が消滅、残った「エイヤミー」の部分が巨大化しイトマキエイヤミーとなった。

【エイヤミー】

「エイサイヤミー」の卵から生まれた水棲系成長ヤミー。

美容サロン「ビューティーマリンラボ」の研究主任の佐倉優美の「表舞台に立つ妹・麗のように美しくなりたい」という欲望を糧に成長する。
空中を超高速で泳ぐ事ができ、個々の戦闘力は高くないが、卵から次々に孵化しての物量戦で「オーズ」や「アンク」を苦戦させる。

上から見ると人間の手の意匠、下から見るとヤミーの顔が確認できる(非人間型のヤミーとしての特徴。)。
宿主が女性の所為か、赤色のマニキュアを塗ったような長い爪が特徴となる。

突撃戦法しかできないようだが、「ライオンクラゲヤミー」から分離した「クラゲヤミー」のように倒されると水と化して消滅。

【MOVIE大戦アルティメイタム】

無限モンスタープラントから生成される怪人の1体として登場。

【余談】

ヤミーはメズールの生み出す水棲系ヤミーの特徴の卵で誕生したが、最初から意思を持つかのように宿主を唆して欲望を解放させるなどこれまでにないタイプ(本来、ガメルとメズールの生み出すヤミーは明確な意思を持たず欲望に応じた破壊活動しか行わず、ウヴァのヤミーに似た特徴がある。)。
また、複数の個体が生まれるのではなく、巨大な一つの卵しか存在しないのが特徴。

最終更新:2016年02月22日 16:00