カザリ

「もう少しで手が届く 全部、僕の」

【名前】 カザリ
【読み方】 かざり
【声/俳優】 橋本汰斗
【スーツ】 渡辺淳
【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO
【初登場話】 第1話「メダルとパンツと謎の腕」
【分類】 グリード/猫系グリード
【コアM(復活時)】 ライオン×2・トラ×2・チーター×3
【モチーフ】 ライオン、トラ、チーター
【カラー】 黄色
【名前の由来】 飾る

【自身のコアメダルの枚数と形態の変化】

下半身が不完全で復活(7枚)(第1話)
オーズ(タカキリバ)と相打ちになり、コアメダルをトラ×1・チーター×2の3枚奪われ上半身も不完全になる(4枚)(第4話)
ウヴァアンクからメダルを奪還し、その内のチーター・コアをもらったことにより上半身が復活(5枚)(第8話)
シャムネコヤミーとのタッグによりオーズ(タカトラーター)からトラとチーターのコアメダルを取り戻す(7枚)(第14話)
オーズ(ラトラゾ)の攻撃を受けチーター・コアを1枚排出(6枚)(第15話)
真木清人からクジャク・コアを手に入れ、巨大グリード暴走態から排出されたコアメダルを8枚(サイ×1・ゴリラ×1・ゾウ×1・シャチ×2・ウナギ×2・タコ×1)入手(第16話)
ライオンクラゲヤミーとのタッグでオーズからライオンとチーターのコアメダルを取り戻し、ヤスから受け取ったメダルを合わせて完全体まであと1枚だったが未遂(8枚)(第19、20話)
クジャク・コアをアンクに奪われる(第20話)シャチ・コアをオーズに奪われる(第24話)
オーズ(サウバ)との戦闘の末にウナギ・コアを手に入れるが、オーズ(プトティラコンボ)の攻撃でチーター・コアを奪われる(7枚)(第34話)
ウヴァにウナギ・コアを奪われる?(ウヴァが第35話の時点でウナギ・コアを持っている。)(おそらく第31話~第35話の間)
ウヴァの攻撃でコアメダルを4枚(シャチ×1・ウナギ×1・ゴリラ×1・ゾウ×1)排出し、内3枚(シャチ×1・ゴリラ×1・ゾウ×1)をウヴァに奪われ、ウナギ・コアをアンクに奪われる第(
(35話)
メズール達との一斉攻撃でウヴァを爆散させ、残ったウヴァのコアメダルを全て回収したと思われる(第36話)
後藤が変身したバース・デイの攻撃によりライオン・コアとウナギ・コアとバッタ・コアを奪われる(6枚)(第38話)
ガメルを炊きつけてオーズからライオン・トラ・チーターのコアを奪取しついに完全体になり、更にアンク、ウヴァ、ガメル、メズールからもコア(タカ、クジャク、クワガタ、ゴリラ、シャチ、ウナギ、タコの一枚づつ)を奪い取るも、プトティラコンボとの激しい戦いの末に意識の宿ったライオン・コアに致命的な損傷を受ける。その後、グリードとなった真木によって集めた無傷のコアを全て奪われ最期を迎える(第44話)

【詳細】

猫系グリード。

猫科動物のような素早い動きの他、両手の爪を伸ばした格闘戦、風を操る力を持ち両手を打ち合わせる事で強力な竜巻を作り出す能力がある。
また、完全体となると頭部の髪を触手のように操って相手を拘束、弾丸を発射して広範囲を制圧する事も可能。また、完全体の時は黄色いの8枚の翼のようなエネルギーが展開される。
核となるコアメダルが足りないので下半身が不完全な状態で復活。

獰猛な外見だが、意外にも喋り方や声は少年のものに近い。
アンクがコアメダルを盗んだと真っ先に言って他のグリードにアンク討伐の方針を決めさせておきながら、自身はアンクに接触して協力を持ちかける食えない性格。

人間体は銀髪の青年。帽子をかぶっている事が多い。

自分の誘いに対し答えを保留したアンクを「オーズと影で示し合わせて裏をかくのでは」と疑い、密かに追跡して監視していたがグリード体のままで行動して目立ち、多数の人間に目撃されネット掲示板で実況されてしまう。
アンクは「iPhone」で閲覧することで行動を把握され、結局疑いが不興を買ってしまい、交渉は決裂することになる。

アンクに誘いを蹴られた事で直接コアメダル奪還に動きオーズと交戦。
オーズを圧倒し、胸部にダメージを与えベルトから弾きだされたカマキリ・コアを奪うが、その隙に自身はトラ・コア1枚とチーター・コア2枚の合計3枚もコアメダルを奪われてしまい、上半身までが不完全体になってしまう。逃走するが、得たカマキリ・コアをウヴァに渡さず隠し持つ。
アンクは見抜きウヴァに伝えているが、カザリ本人はしらばっくれた上にアンクが嘘つきだと伝えごまかす事に成功する。

ウヴァは信用していなかったようで、アンクからメダルを奪ったあとに詰問されメズールの仲介もありカマキリ・コア、チーター・コアをしぶしぶ交換。
その後、自分のコアメダルの一つ、行方不明となっていたライオン・コアを何故かオーズが持っていたことで何かがおかしいと感じ始め、何者かが自分達に介入している事を察知。 負けるとして独自行動を開始する。

果てに「鴻上ファウンデーション」にオーズが得たメダルが集まることを知り、真木博士に接触を持って協力を持ちかける。
研究されることを条件にセルメダルを大量入手する事ができるようになり、第14話にてオーズからトラ、チーターのコアメダルを奪った事であと2枚のコアメダルを入手すれば「完全体」になれることが判明する。

ある実験で、ガメルの体にコアメダルを集中させ、メズールからコアメダルをほとんど奪い、ウヴァのコアメダルも奪おうとするが、察知され失敗。
現在の大半のメダルは所持していることとなったが、巨大グリード暴走態の爆散の際にシャチ×2・ウナギ×2・タコ×2・サイ×1・ゴリラ×1・ゾウ×1のメダルを入手。
クジャク・コアは「報酬」としてカザリが入手していたが第20話でアンクに奪われる。

その後、メズールのコアメダル(シャチ・ウナギ・タコを1枚ずつ、第23話ではシャチとウナギをもう1枚ずつ吸収していた。)を吸収した事により、作り出すヤミーの性質にも変化が生じる事となり、ライオンクラゲヤミーやエイサイヤミーといった異なる属性同士の合成系ヤミーを作り出す能力を獲得。
オーズを苦しめ、ライオンとチーターのメダルを吸収した上、事前に脅してアンク達に接触させておいた「ヤス」が奪ったメダルホルダーからトラ・コアを吸収しようとしたが、最後のトラ・コアはアンクの用心深い性格で入手失敗。さらにクジャク・コアも奪われてしまい完全体になる事は叶わなかったものの、完全体に一番近い存在になる。

第31話以後は鴻上ファウンデーションの離反した真木清人と同盟を結び、真木邸を拠点にしており、真木が離反する際に得た紫のメダル5枚を指示で投入。
第35話でウヴァがメズールとガメルを復活させようとしているのに感づき、自分の仲間に勧誘しようとウヴァにわざとシャチとゴリラとゾウのコアメダルを奪わせる。
第36話でウヴァ達をアンク(ロスト)と共に襲い、まんまとメズールとガメルを自分側に付かせる事に成功、ウヴァを爆散させる。

第43話でアンク(ロスト)に成り代わって不完全とはいえ復活したアンクがウヴァを連れ自分達の陣営に入り込んだ事で、自分が作ったグリードのグループを乗っ取られることを恐れ、アンクに戦いを挑む。ウヴァも参戦し、戦いを繰り広げるもメズールに文字通り水をさされて戦いを中断。

だが、やはりアンクのことを信用しておらず、ガメルを炊きつけてアンク達を攻撃させその隙にオーズから自分のコア3枚を奪取し、吸収してついに完全体となり、ついでに他のグリードからもコアを強奪してしまう。
圧倒的な力でバースに激しい損傷を加え、フルパワーのブレストキャノンシュートを受けても数枚のセルメダルが飛び散る程度のダメージしか受けなかったが、プトティラコンボとなったオーズと激しい戦いを繰り広げた末、意識を宿すライオン・コアにひびが入る。
逃走するも、グリードとしての姿を見せた真木清人の攻撃で無傷のコアメダルを全て奪われ、人間態の状態で雑踏をセルメダルをばら撒きながらふらふらと歩きまわり、崩壊。意識が宿るライオン・コアが砕け散り、最期を迎えた。

【余談】

演じる橋本汰斗氏は監督からカザリ死滅の一件を聞かされた際かなりショックだったのか、他の共演者達に伝えて回り、ウヴァ役の山田氏には深夜に電話までしたという。
作り出したヤミーは人間に寄生させ、欲望のままに動かす事で直接ヤミーに欲望を供給させ成長する。他のグリードのコアメダルを取り込んだ後に作るようになった合成系成長ヤミーは特徴を全く持たないものも多くなっていた。回想シーンおよび44話では完全体が登場。

最終更新:2018年11月12日 17:48