ガメル

「あれ?お菓子ない お菓子どこ?」

【名前】 ガメル
【読み方】 がめる
【声/俳優】 松本博之
【スーツ】 高田将司
【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO
【初登場話】 第1話「メダルとパンツと謎の腕」
【分類】 グリード/重量系グリード
【コアメダル(復活時)】 サイ×3・ゴリラ×2・ゾウ×2
【モチーフ】 サイ、ゴリラ、ゾウ
【カラー】
【名前の由来】 がめる(人の目を盗んで物を盗むこと)

【自身のコアメダルの枚数と形態の変化】

上半身が不完全で復活(7枚)(第1話)
カウンターでコアメダル3種を1枚ずつ奪われ、下半身も不完全に(4枚)(第12話)
カザリが奪ったコアメダルを全て吸収し、メズールに求められるままに融合するが(7枚)(第15、16話)
ウヴァの手によって、再び上半身が不完全な状態で復活するが、後にメズールと共にカザリ側に付き、ウヴァを爆散させ、中から飛び散ったゾウ・コアを手に入れる。残ったウヴァのコアメダルを回収したと思われる(5枚)(第36話)
カザリ完全体の無差別攻撃によりゴリラ・コアをカザリに奪われる(4枚)(第44話)
オーズ組から奪ったものとアンクが確保していたものを含む全てのコアメダルを取り戻し、完全復活を遂げる(9枚)(第45話)
恐竜グリードに変貌した真木清人によってゴリラ・コア1枚と意識の宿るサイ・コア1枚にヒビが入り、Wバースのブレストキャノンシュートが致命傷となってコアメダルが砕け崩壊(第46話)

【詳細】

重量系グリード。

完全体はサイとゾウを組み合わせた頭部に、ゴリラのような屈強な上半身、ゾウのように巨大な下半身を有する。
武器は顔にある伸縮自在のゾウの鼻と頑強な肉体、生み出されるとてつもない怪力。核となるコアメダルが少なく、上半身が不完全な状態で復活した。

不完全態で姿はOPや回想に登場する完全体に比べかなり貧相なものになっている。
だが、状態であってもライドベンダー隊のグレネードやロケット弾が直撃してもびくともしない耐久力と強大なパワーを有し、戦闘力は非常に高い。
動きが鈍重で喋りも片言、あまり知能は高くないようだが、純粋で自分の欲望に忠実。
パワーが強大故に他のグリードよりもセルメダルの消耗が早いが、特に可愛がっているメズールから施しを受ける事が多い。

ヤミーは自分自身にセルメダルを挿入し、自身の欲望を具現化する事で作り出す(投入の際は人間態だが、生み出す際は怪人態に変身する。)。
セルメダルの生成を目的とする他のグリードとは違い、自身が「面白い」と思った事を「やりたい」事により生み出し、作り出されたヤミーはセルメダルを集めるよりもガメルの欲望を実行するだけに動く。
グリードとしての体から直接作り出すためか「白ヤミー」を通り越して成体で出現するのが特徴。
最初から大量のメダルを有して生まれてくるが、体を構成するセルメダルを消費し強大なパワーを得る事で倒しても得られるメダルは多くない。
実際、バイソンヤミーを倒した後に得られたセルメダルはたったの一枚。

自身を可愛がってくれるメズールには非常に懐いており、オーズにコアメダルを奪われて疲弊している様子を見て、自分のコアメダルを譲渡しようとしたほど。
第11話ではメズールのコアメダルを奪還するためにオーズに戦いを挑み、タコ・コア2枚を奪還した。
第12話では逆にオーズ タトバコンボの強烈なパンチを受け、自身のコアメダル3種類を1枚ずつ奪われ、即座にオーズサゴーゾコンボとして利用されてしまった。

その後、第15話にてカザリの言葉に乗せられる形で「ひとつの器にコアメダルを集中させるとどうなるか」の実験台として使われる。
カザリが奪ったコアメダルを吸収(14枚のコアメダルを吸収したことになる)し、「亜種完全体」へと変貌を遂げる。
吸収したメダルの種類からすると、最初に所持していた自身のコアメダルは7枚で、行方不明のコアメダルは「ゴリラ」と「ゾウ」それぞれ1枚ずつだと判明する。
姿を消したメズールを探しあちこちをさまよった結果、メズールと合流。
求めるままにメズールと融合し巨大な怪物へと変貌、ガタキリバコンボとなったオーズに倒される。
飛び散ったコアメダルはバラバラに回収され、肉体は復活しなかった。

第36話でウヴァの手によってメズールと共に復活を果たし、共にアンクからメダルを奪おうとするが、オーズプトティラコンボには歯がたたず、撤退。

その後、カザリ、アンク(ロスト)に襲われるも、メズールがカザリ側に付き、自身もカザリ側に付き、ウヴァを爆散させる。

人間体は長身の男性。小脇に駄菓子の容器を抱えてよく食べているが、グリードの特性上味を感じる事は出来ないため、駄菓子の味がおいしいと感じてる訳ではなく、「食べればおいしい」と思っている(現に駄菓子の中にあったけん玉を食べている。)。

『ネット版仮面ライダーオーズ』では推定年齢806歳と判明。グリードが封印された800年を差し引いたら、精神年齢は園児並の6歳という事になる。

回想シーンでは完全体の姿で登場。
完全体では不完全だった屈強な胴体に加え、左腕に二連装の砲身が確認できる。

【亜種完全体】

ガメルが真木博士とカザリの実験台としてメズールのコアメダルを投入して変貌した状態。

不完全だった上半身が復活し、完全体と同じ姿をしているが、自分のコアメダルが9枚揃っているわけではないので、真の意味での「完全体」ではなく呼称が用いられている。
14枚(サイ×3、ゴリラ×2、ゾウ×2、シャチ×2、ウナギ×3、タコ×2)ものコアメダルを吸収、周囲に強烈なエネルギー波を放出するなど凄まじいパワーを発揮したが、アンクには「この程度か」と言われている。

メズールを求めて街中を彷徨い、偶然にもクスクシエに侵入。客人と思い込んだ映司(というより人間態のガメルをガメルだと気づいていない)にもてなされ、差し出されたチキンを堪能する(やはり食べればいいと思っているのだろうか。)。

メズールがいない虚無感からヒステリーを起こして暴走、咆哮でクスクシエの電源をショ-トさせ逃亡する。
行きついた先でさらに暴走を強めたと思いきや、望んでいたメズールが現れ、メズールの懇願で自身を取り込まれ、巨大グリード暴走態となる。

最終更新:2018年11月12日 17:48