「こざかしい女狐めが、地獄へゆけ!」
【詳細】
バラノイアが開発したマシン獣。
街中で暴れている最中に駆け付けた星野吾郎達の前に、頭にリンゴを乗せた3体の
バーロ兵を呼び出し、頭部のサソリの尻尾を模した部分からの「ポイズンダーツ」でウィリアム・テルのように見事に撃ち抜く。
次はレッド、ブルー、イエローが描かれた3つの扇子を那須与一のように撃ち抜くふりをしてレッド、ブルー、グリーンにダーツを刺す。
ダーツには刺さった生物を錆び付かせる力があり、地球の生物を錆び付かせようと目論む。
駆け付けた桃達の前に解毒剤のカプセルを見せびらかし、手に入れようとされて戦闘するも追い詰められ、イエローに腰のチューブ付きの針を刺し電撃を浴びせる。
変身解除した樹里は何とバラダーツの仲間に成ると言い出し、忠誠の証としてピンクの首を差し出すと言い桃と戦闘、樹里は桃を羽交い絞めし、ダーツを刺すように言われる。
言われるがままに発射するが、桃が逃れて樹里に刺さってしまい、急いで解毒剤を投げ渡すが忠誠云々は全て芝居で、まんまと解毒剤は奪われる。
元々、樹里を信用しておらず偽物だったが、「既に解毒剤は完成した」と嘘を言われると、回復した男性陣の立体映像のトリックもあって悔しさから本物を投げ捨ててしまい、回収されてしまう。
全員揃ったオーレンジャーにはなす術もなく、レッドの秘剣・超力ライザーにより敗北。
その直後、
巨大化エネルギーを注入されて巨大化する。
オーレンジャーロボを頭突きや腰の針からの電撃で苦しめるが、超力ドグバルカン、ドグスカイキック、超力モアキャノンの連続攻撃に翻弄され、最期はクラウンファイナルクラッシュを受け爆散した。
【余談】
頭部はサソリそのもので、「ダーツを発射する」というのはサソリの針からきている。同話は同じ井上敏樹氏の執筆する『高速戦隊ターボレンジャー』第20話の換骨奪胎となっており、サソリがモチーフのモードクボーマがブルーターボ/浜洋平に毒を打ち込み、救うのにピンクターボ/森川はるなが暴魔に味方する芝居を行う。バラダーツは幹部陣と会っていないが、作戦経過を聞いた
皇帝バッカスフンドが「女は裏切る」と言って
皇妃ヒステリアを怒らせる一幕がある。
声を演じる小林清志氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は初となる。
最終更新:2016年02月17日 16:26